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小松駅~小松空港間の自動運転バスに乗車

関連ブログ記事・・・2024/3/18付「小松駅~小松空港間の自動運転バス&それ以外の路線バスのタッチ決済対応の様子

2024/6/16に、実際にこの自動運転バスに乗車しました。

小松市公式サイトの案内にもあるように、安全面から立席乗車はできません(座席定員は15人)。したがって、吊革は使用停止になっています。私の乗車した便は満席で積み残しが出ました。時間帯によっては、次の自動運転ではないバス便では目的の航空便に間に合わなくなるケースがあるので注意が必要です。

運転席の後ろには、3つのモニターが設置されています。上から順に「手動運転か自動運転かの情報提供」「現在位置(レーダーモード)」「現在位置(地図モード)」となっています。このバスでは全国相互利用対象交通系ICカードが使えますが、JR西日本子会社が開発したハンディタイプのICカード処理機による対応で、その本体は運賃箱に固定されています。

したがってシステム的にはICOCAであり、前方の運賃表示用モニターでは「ICOCA」が最も目立つように表示されます。後日JR西日本の駅でICカードの履歴確認をしたところ、事業者名は「小松市」となっていました(小松市が北鉄加賀バスに委託して運行)。

発車後しばらくは手動運転モード(運転席に座った係員が運転)でしたが、ようやく自動運転モードに切り替わったようです。ただ、最上部のモニターには「自動運転中」の文字ではなく行き先案内が表示されるようになっており、マスメディア的には「絵にならない」状況です。

走行する道路幅が広く、小松空港へのアプローチ部分も広々としているため、自動運転バス向きの走行環境です。不自然なブレーキングもなく、スムーズに小松空港に到着しました。

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