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2023/1時点の清滝生駒道路未開通区間の現況(その4)

その1はこちら その2はこちら その3はこちら 下田原ランプ~下田原東ランプ予定地のGoogleMapはこちら

さて、清滝生駒道路の整備は近畿地方整備局の浪速国道事務所が担当しており、同事務所の公式サイトに詳細情報が掲載されています。

https://www.kkr.mlit.go.jp/naniwa/prj/05/index.html

https://stream.kkr.mlit.go.jp/naniwa/kiyotakiikomadouro2021.mp4 (事業説明動画)

https://www.kkr.mlit.go.jp/naniwa/prj/05/l5rvdn0000000cix-att/a1636679445364.pdf (情報誌の最新版<Vol.5>・・・2021年11月制作)

 

情報誌の最新版<Vol.5>によれば、当連載のその3で現況を紹介した下田原東ランプ~国道168号の区間は「2020年度までに盛土、擁壁、排水の整備を行い本線とランプの工事を行いました。今後は奈良県域と同時に開通出来るよう、国道168号や天野川を越える本線とランプの橋梁工事や舗装工事を進めてまいります。」(カギカッコ内引用)とあります。

つまり、下田原ランプ~下田原東ランプのみの部分開通は考えておらず、あくまでも別線バイパス区間全体(下田原ランプ~高山西ランプ間)を一括して開通させる計画になっているわけです。確かに、下手に部分開通させると、通過交通が下田原東ランプ~国道163号現道の北田原大橋交差点間の約500m区間で国道168号を走行することになり、北田原大橋交差点を先頭とする渋滞が南行・西行で発生するリスクが高まるでしょうからね・・・

このブログを書いている時点では事業進捗のページは2022年8月時点の情報になっていますが、連載その2その3で現況を紹介したA工区については、「現在、実施中の工事はありません。」と明記されています。これから現況を紹介するB工区の半分程度は「用地を買収して建物を取り壊しただけ」「ただの荒れ地」状態なので、こちらに全力を注ぐため、2021年度・2022年度に続き2023年度も予算が配分されず次のステップには進まないかもしれませんね。

(つづく)今度こそ天野川を渡ります。

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