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2024年の大阪ネモフィラ祭りのバスアクセスについて

2024年春も、大阪市湾岸部の舞洲で「ネモフィラ祭り」が開催されています。会期は4/6~5/6となっており、4/12時点でかなり咲きそろっているようです。

さて、公式サイトの「アクセス」のページを見ると、目立つところに「【大阪シティバス】西九条からのバスについてのお知らせ」のリンクバナーが配置されています。

こちらをクリックすると、大阪シティバス公式サイト内のページが開きます。

https://citybus-osaka.co.jp/notice/Nemophilaocb/

「同社が運行する81号系統(西九条~舞洲スポーツアイランド)はあくまでも地域住民や沿線事業所のために運行しているものであり、ネモフィラ祭りの来場者はこちらを利用せず、桜島駅やコスモスクエア駅からの北港観光バス便を利用して下さい」というお願いです。

2022年はネット上で告知しない臨時バスの増発により対応していましたが(2022/4/30付ブログ記事参照)、同社の人的資源にも限界があり臨時バスを出す余裕が乏しくなったことから2023年は「ネモフィラ祭り公式サイトでこの路線の存在自体を案内しない(2023/4/17付ブログ記事「2023年の大阪ネモフィラ祭りの臨時バス(その1)」参照)ことにしました。しかし、それでも利用しようとする来場者が後を絶たないことから(同日付「2023年の大阪ネモフィラ祭りの臨時バス(その2)」参照)、2024年はついにこのようなお願いを出すに至ったわけですね・・・ 2023年のピーク時には西九条停留所でバスを待つ方々の列が数百人に及び危険な状態になったとあっては致し方ないですね。

ただ、北港観光バスも乗務員不足なのは同じで、2024/2/2付ブログ記事「万博会場の夢洲に停車する路線バスは2024/7限り廃止へ」で書いたように、コスモスクエア駅~舞洲の路線バスは2024/3/2から土日祝はネモフィラ祭り期間を除き全便運休となっており、2024/7/31限りでの全面廃止も決定済みです。ネモフィラ祭り期間については、平日は「定期便の合間に会場に近いバス停にしか停車しない急行便を臨時運行」、土日祝は「急行便のみを25分間隔で臨時運行」となっています。そして、同社が毎日運行する桜島駅~舞洲の路線バスについては、このブログ記事を書いている時点では臨時便の案内はありません

実態については後日報告予定ですので、お楽しみに・・・

 

ちなみに、1年後の2025/4/13は大阪・関西万博の開幕日です。舞洲のネモフィラは2025年春もきっと綺麗な花を咲かせるでしょうが、万博の来場客を運ぶシャトルバスと完全にバッティングするため(桜島駅がJR利用の来場客のシャトルバスへの乗り継ぎ地点となる)、バスによるネモフィラ祭り来場客輸送はまず不可能で、2025年のネモフィラ祭りはおそらく開催されないものと思われます。

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