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2022/11/23~27は六甲・摩耶でどうウゴク?・・・交通社会実験

2022年11月23日~27日の間、神戸市が主導する形で「六甲山・摩耶山をスムーズで快適に移動する交通社会実験~六甲・摩耶でどうウゴク?~」が実施されます。

https://www.city.kobe.lg.jp/a80014/693712135057.html

https://www.city.kobe.lg.jp/a80014/rokkomayajittuken.html

2021年度に神戸市が関係機関とともに立ち上げた「六甲山・摩耶山の交通のあり方検討会」での議論を踏まえ、市民や観光客が市街地から山上へスムーズにアクセスでき、山上でも快適で自由に行き来できる交通環境の整備を目的とした社会実験です。

交通に直接関係するポイントは以下の通りです。

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1.摩耶ロープウェー山上駅~六甲山牧場間で、無料のグリーンスローモビリティ(略してグリスロ、小型の電気自動車やゴルフ場のカートなど)を運行

  →この区間の路線バスは、六甲摩耶スカイシャトルバス・西六甲もみじバス(2022/11/4付ブログ記事参照)とも運休

2.六甲摩耶スカイシャトルバスを1時間あたり2便から3便に増便し、記念碑台バス停で六甲山上バスとの乗り継ぎを容易化

3.摩耶山上での電動自転車のレンタサイクル「マヤチャリ」の拡充

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1と2は実はリンクしています(六甲摩耶スカイシャトルバスの区間短縮により浮いた分を、増発に振り向け)。検討会では六甲山牧場~摩耶ロープウェイ山上駅間の利用者数が少ないことが問題視されており(第3回検討会のパワポ配布資料の15ページ目参照)、今回の実験がうまくいけば2023年の春~秋の観光シーズンから恒久化するかも・・・

また、六甲摩耶スカイシャトルバスと六甲山上バスの記念碑台バス停は同名ながらやや離れています。

https://www.city.kobe.lg.jp/documents/56531/00kinenhidai_1.pdf

かつて阪急バスが六甲登山バスを盛んに運行していた頃は、主な運行区間は「阪急六甲~記念碑台」でした。阪急バスの記念碑台バス停は記念碑台の北側にある広場(バスの待機場所兼用)にあり、ここが使えれば乗り継ぎが楽になったはずですが、現在は有料駐車場のゲートの中になっており、休止のカバーが掛けられたバス停の標柱が虚しく残るのみです。

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