放言随記

凡人の独り言です。人の役には立ちません。悪しからず。

混乱は避けられないでしょう。

2012年06月02日 22時12分49秒 | どうしたものか

ギリシャのユーロ離脱の観測が高まっている。英国では既に離脱後の通貨ドラクマの印刷準備が出来ているとききます。

記事では、ギリシャのユーロ離脱のシナリオについて、旧チェコ・スロバキア解体が参考になるとしている。このとき分離したチェコとスロバキア(現通貨はユーロ)はそれぞれ、旧通貨「コルナ」から、新通貨「チェコ・コルナ」と、「スロバキア・コルナ」に切り替えた。新紙幣はないため、旧紙幣に識別用の券を張って新紙幣として使えるようにし、現金両替には上限を設けた。識別用の券は、通貨切り替えの情報が漏れないように、英国で印刷。「電光石火」の作業の結果、大きな混乱には至らなかった。

『英国で印刷』と英国つながりなところが面白い。

チェコ・スロバキア式のシナリオはこのように既にバレバレなので、同じやり方なら混乱は避けられないでしょう。