●フレームの製作 7Aまで貼り合わせ。ベベルつけ終了。
3,4番フレームの不具合のため、接合部が紙ほどの厚みしかないのを除けば、他は大きな問題は出ていない。11番までで、ベベルのつくエリアが終了するが、それに達する前に艦首の貼り合わせは中断し、船底部分の処理に入る予定。一方、並行して、艦尾のベベルつけと貼り合わせを開始する。艦尾を先に加工する予定だったが、船底の処理とかかわる部分も出てくるので、 . . . 本文を読む
木目
重合して直線、やや波打つ
特徴
マホガニーに似ているが黄色。色は、褪めたレモン・イエローからゴールデン・イエロー
木質
均質で表面はなめらかだが、細かい細工には粗すぎる。
性質
ハンドツールでもパワーツールでも切りやすく、加工しやすい。重さに比して強靭。安定していて狂いは少ない。サテン仕上げのような表面。
用途
デッキや船体条板、船体部材やフレーム。マストや円材に向く
以上は . . . 本文を読む
木目
真直ぐで、ところどころ波打つ
用途
精密彫刻、デリケートな艤装品、旋盤加工品。また、フレームや船体部品にも向く。外側の板はプランキングに向く。
木質
非常に滑らかで均等
性質
彫刻、旋盤加工、ミーリングに向く。あらゆる方向に鋭い角を作れる。磨きだすと美しい。黒く染めると黒檀の代用品になる。柔軟で曲げに向く
特徴
外周部は、黄色がかった赤。芯材は、灰赤からレッド・ブラウンまで色々
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●フレームの製作 5Aまで完了。
あと2本で、艦首部が終了。うまくすれば、作り直しなしで、なんとか艦首部を使用できるかもしれない。
艦首が完了したら、次は艦尾に取り掛かる。全体がそろったら、船体中央部の艦底部分の仕上げ方を決めて中央部に取り掛かる予定。フレーム一本当たりの作業量が多いので、一日一本前後しか出来ないので、この夏一杯は、かかってしまうかもしれない。
●Fubbs解説本 P531ま . . . 本文を読む
木目 まっすぐで、ところどころ波打つ
木質 柔らかく均質
特徴 基本的にピアと同じだが、色はローズピンク。スチームされている。
性質 磨くと美しい。彫刻、旋盤加工、ミーリングに最適。黒く染めると黒檀の代用に使える。
用途 精密彫刻、デリケートな艤装品、旋盤加工品。フレーミング。船体部材。周辺部から切り出したものは、美しい条板になる。
以上は、ランバーヤードのカタログページに記載され . . . 本文を読む
今回ランバーヤードから購入した木を、整理してアップしてゆこうと思います。まずはじめに、順番に購入した木とその写真、一般的に言われているその木の性質をアップしてゆき、作業が、その材料を使う局面に差し掛かれば、使用感や、仕上げの状態などを加えて、アップデートしようと思います。
はじめは、木の性質について考えたこともなく、帆船模型用に売られている木も、色やサイズだけで選んで使用していました。木の種類 . . . 本文を読む
●フレームの製作 2~8Aべべルつけ終了。1~3A接着。
艦首部分のフレームにベベルをつけ、高さを合わせてみたところ、3~4Aフレームが、かなり大幅にサイズが合わないことが判明した。フロアティンバーの高さもかなり低い。
新たに作り直す前に、一旦、艦首付近を仕上げて接着し、製作してみることにした。船体中央付近は、ベベルもなく、多少狂っていても補正できるが、艦首や艦尾付近は、ベベルが大きいので、少 . . . 本文を読む
●フレームの製作 フロアティンバー端のマーキング終了
●フレーム1、1Aの接着終了
下側は、ケルソンが入ってしっかりしたが、フレーム上端は、ウナギに気をつけをさせるような感じで、クネクネ微妙にすれるので、端のフレームの1と1Aを磨いて接着した。2番以降は、木釘を入れてゆく予定。その際、フロアティンバー端の整形もすることにする。
1と1Aを接着した。以前、仮組のために概ねつけていたベ . . . 本文を読む
●材木到着
Fubbs解説本のリストに従い、ランバーヤードに発注した材木が届いた。リストの木で販売していないものは、類似用途の別の木を発注。またいくらかリストにない木も発注。注文が6/1(日本時間)、インボイスによると発送が6/15(アメリカ)なので、発注から切り出しに二週間、輸送に四週間強かかっている。リストに黒檀がなかったので発注していないが、解説本の後半には、黒檀の使用を指定しているところが . . . 本文を読む
●フレームの製作 全フレームの内側のケルソン接合部のベベルつけ完了。
表題写真は、ケルソンにフレームを取り付けたところ。艦尾30番フレームから後ろは、デッドウッドの関係で、前方とは接合方法が異なるため、つけられていない。
ケルソンにノッチ(溝)を切りフロアティンバーを差し込み、全通フレームで、左右からケルソンを挟んで固定する。
艦首と艦尾の本来ケルソンが達していない部分のケルソンは、フレー . . . 本文を読む
●ケルソンの製作 フロアティンバーとのかみ合わせ部分の切り出し終了。
●フレームの製作 フロアティンバーとケルソンのかみ合わせ部分の整形作業全体の2/3終了。
ようやく次の段階に進んだ。ケルソンのかみ合わせ部分を糸のこで切断し、フロアティンバーを差し込んでゆく作業を開始した。ケルソンは、合板にしたかったのだが、手頃な厚みのものがなく、メープルを使用した。そのため、木目の関係で、慎重に作業しないと . . . 本文を読む
●フレーム製作 全フレームの厚み調整終了。
全てのフレームの厚み調整が終了したので、表題写真のようにフレームを両面テープで貼りあわせてみた。一応、船っぽい姿になってきた。見てわかるとおり、フレームの開口部からかなり中が見える。この状態で、最下層の船内を再現しないというのは、ちょっと考えづらい。
船体前半の全通フレームの接合部はかなり大幅に隙間が違う。これは型紙の基準に出来る限り合わせた . . . 本文を読む
●フレームの製作 2~3Aベベルつけ終了
写真のように艦首部でベベルのきついあたりの1~3.A番フレームにベベルをつけてみた。
1番フレームは、写真の通り、中心部にキールの幅隙間があいている。これが本来意図した形状。12番以降は、この位置にすると、平面図と全く合わなくなる。また、艦首部でも2番フレームも同様に合わなくなってしまう。5~11番は、厚み調整がまだなので未確認。軽くてでもて確認した . . . 本文を読む
●Fubbs解説本 P483まで。第二十三章に入る。全体の77.7パーセント終了
いよいよ艦尾像の作成に入った。タフレールと艦尾像を合わせる作業が、型紙を介して行うのが、うまくゆくとは思えない。複雑な曲線が接合線になる場合、通常なら、型紙を介するのではなく、二つの木を貼りあわせて一度に切断するのが常套手法だと思うのだが。
特に艦尾像の上端のアウトラインなので、ひどく入り組んでいて、年季の入っ . . . 本文を読む
●フレームの厚み調整 30~37A番まで厚み調整終了。
表題写真は、12番フレームから37Aフレームまでを仮に貼り合わせたところ。船体の6割強フレームが並んだので、船らしい感じになってきた。こうしてみると、船尾側の下部にデッドウッドが入っていないので、見慣れた帆船とはかなり印象が違う。フレームが並ぶのは、艦尾ではここまでで、この後ろには、いわゆるカウンターから先のオーバーハングになった構造が続く . . . 本文を読む