木彫りの鳥の独り言

ちょい悪爺の懺悔録

5/12 クラシック音楽館

2019年05月16日 | 独善偏見音楽鑑賞記
さて独善的鑑賞記です、5/2 WowWowで録画した映画を見ようかと思ってスイッチオンしたら、懐かしや「ゴッドファーザー」
長男ソニーが対立組織に銃撃されてズダボロになるシーンが流れていて、そのまま最後まで見た次第。
しかしこの映画は脚本、演出、出演者のどれをとっても完璧やね、私はマイケルがシチリアに逃れた部分が印象的です、
ギリシャ風美人の新妻アポロニアが爆死するシーンが一番衝撃的でした、公開時見たとき隣席に座っていた初老の男性が
オーッと奇声を上げたのを覚えてます、それとこのシチリアのシーンは民族的、歴史的な背景についても考えさせられます。
余談ですがアポロニア役のシモネータ・ステファニーという人はその後女優として名前が出てきませんね、こんな大作だから
そのあとも活躍したんだろうと思うけどね、だれか知っている人いたら教えて!

音楽の方ですが
5/12EテレのアンスネスのモーツアルトP協21番。
ちょっと硬い感じがしたけど、彼は昨年12月に右ひじを故障したせいで今回のプログラムもこの曲に変更したそうで、その影響なのか?

それでも第2楽章のあの人智を超えた美しいフレーズを深い精神性を持って聞かせてくれた、まさに酒で言えば響の30年、ちょうど会場は
サントリーホール、録音も優秀 ブラボーでした。
メインプロのベルリン放響のベートヴェンの7番(マーラー編曲版)は木管 増強で骨太サウンドだったけどオリジナルの軽やかさが薄まって
しまってたなぁ.

"春盛りカルボナーラの浅利かな"