木彫りの鳥の独り言

ちょい悪爺の懺悔録

オリンピック

2021年07月24日 | 独善偏見音楽鑑賞記
"夜更けて聖火の点火五輪夏

「苦しさに負けた~、いいえコロナに負けた~、、、」令和枯れススキ。
お久しぶりです、元気でお過ごしでしょうか。
コロナ禍で、ささやかな楽しみも制限されまさに閉塞感に満ちた日々が続きましたね。
幸いワクチンの接種が進み状況は少しずつよくなってきているようです、かくいう私も
2回目の接種を7月12日に終え、孫を誘って久々に近所のうまい焼肉屋に行ってきました。
8月9日の同窓生参加のいずみホールでのアンサンブルエヴォリュエ演奏会にも行くつもり
そのあと盆過ぎにはワクチン接種を見越して妻と予約していた国内旅行のツアーに参加と
ようやく楽しみも戻ってくるような気がしています、いずれにせよワクチン接種が進むこと
がいかに大事なのかがこのところ発表される医療状況のデータに読み取れると思います。

さて、オリンピック開幕、、、すったもんだの末始まった開会式を見た感想であります。
まずは、なぜわざわざこの寝苦しい日本の真夏の夜を選んでこんなスポーツの大イベントを
やらなければならないのかと言うごく自然な疑問が頭から離れません、それに紅白歌合戦じゃ
あるまいに、水増ししまくったショーの中身はいかにも日本の映画的、我々が今生きている
この時代の感覚が全く伝わってこなかった、井の中の蛙と言ったら言い過ぎかもしれないけど
もっとハリウッド的なけれん味があったらよかったのにとつくづく思った次第、決して関係者の
奮闘を否定するわけじゃないけど。

前回の東京オリンピックは国を挙げての高揚感に後押しされた感動の共有と一体感、そして
明日に向かってなにがしかの希望が見えるような気がしました。
今回はコロナ禍に加えてIOCの拝金主義や事大主義そこから生じた競技の肥大化、利権化
また組織委員会の信じがたいほどの前近代的な体質の露呈など、汚リンピックになってしまいました。
願わくばこれを機会にオリンピックのあり方を世界中で問い直して真にスポーツの祭典として
人類全体で感動できるものにしてほしいなと切に思います。

 "為金と蝉の時雨や五輪かな

まぁひねくれてばかりいないで、ニッポン頑張れ! といきましょうか。