木彫りの鳥の独り言

ちょい悪爺の懺悔録

相田みつお

2021年12月25日 | 独善偏見音楽鑑賞記
"冬木の芽見上げて和む老いたるか

当ブログをごらんの善男善女の皆さんいかがお過ごしでしょうか、令和3年もあとわずかであります
しかし歳を重ねると月日のたつのが早くなっていくもので。
今年も12月に入ってから会社の移転等があり、ばたばたと雑用に追われ続け気が付けば年の暮れ、、、
「もういくつ寝ればお正月」であります、やっぱり根っからの貧乏性なんでしょうな。

さて去る11月17日、某氏2名と某所で酒盛りして機嫌よく帰途につきホームタウンのJRの駅の
階段で足を踏み外して顔から着地、救急車まで出動の(乗るのは拒否)お粗末な事故は痛恨の極みでした
左眉あたりを5針縫い手に打撲傷、10日間ほどはオペラ座の怪人みたいな風貌になってました、近頃は
傷も小さくなってきて旗本退屈男みたい、もともと悪相だったのに困ったもんであります。
  「つまずいたっていいじゃないか にんげんだもの」 相田みつお先生のお言葉です、、、へへ。

さて本年最後の音楽の話です
 ヴィルヘルム・ステーンハンマル(1871~1927)をご存じでしょうか、スウェーデンの作曲家です
H・プロムシュテット指揮 エーテボリ交響楽団の演奏で交響曲第2番、セレナードへ長調が収録された
アルバムを聴いたんだけど、これが実にいい感じ。
私、シベリウスを通して北欧の音楽に惹かれてきたんだけど、このステーンハンマルも北欧の風土的な情感
あふれた作風で、同時代のシベリウスも影響されたのかなと思う次第、セレナードなんかシベリウスの
作曲と言われてもおかしくないような感じ、しばらくこの人の音楽を追っかけてみたいなと思ってます。
それでは、皆さん来年も宜しくお付き合いのほどお願いいたします。

"さざんかのひとひら散りて年暮れん