46歳になって思うことは、もう想像以上に身体が動かない。
それはもう、数年前でさえ思いもよらなかった。
しかし、好奇心だけは衰えない。
そして、身体が動かないことを忘れてしまう。
スケートボード。
所謂「スケボー」
最近、とても気になっていた。
シャーっと颯爽と滑ってみたい。
エイヤッと、トリックを決めてみたい。
まだやれる、やれるはず。
youtubeを見ながらそう思った。
検索すると「30代からの初心者のための〜」という動画が沢山ある。
確かに下手くそだ。
いやいや、彼等なりに頑張ってる。
そうかそうか、中年のオッサンでも頑張ってるなら、俺もやってみるか。そう思った。(完全な勘違い)
彼等の見た目、頑張ってるオッサン。
脳内の俺。まだ若々しい。
彼等よりも10歳は軽く違うこと、脳内の俺と実際の俺にかなりのギャップがあること。
そんなことにも気がつかない。呆れた話だ。
いろんな動画を見、ホームページを見、Amazonでボードとプロテクターを購入。
プロテクターは最初いらないなーと思ったが、コロンコロン転がってるオッさん(30代)を見て、まあ俺は転ばないけどあった方が安心だ。すぐに無駄になるがな!
と決心して買うことにした。1000円くらいだ、安いもんだ。
ボードと合わせて5000円。
バイクだ楽器だという趣味とは違い、まあ安いもんだ。(大きな勘違い)
Amazonさんは優秀なので即日出荷、で、今日届いた。
開封の儀。新品のボードとプロテクター。うむ。
プロテクターは恥ずかしいので服の中に付けた。
なんか初心者っぽいからね。
ボードを置いて、動画で勉強した通りに…
ドン! シャー!
空が青い。
ボードは?
シャーと走って行く。
イテテ、腰が、肩が、手が。
そう、当然転びました。
プロテクターを付けたのが良かった。
付けてなかったらこの時点で終了していたことでしょう。
バイクのグローブは、わりと拳の方にプロテクターを付けてることが多いんだが、スケボーのプロテクターは掌にがっちりとついていた。これが良かった。
転んだらここを打つのだ。
いいかい? プロテクターをケチってはダメだ。
掌と手首をガードしてくれる奴は絶対に必要だ!
必ず買うように! おじさんとの約束だ!
これは場所を変えないとダメだ。
家の前では近所の人が寄って来る。
と、言うことで美原の運動公園へ。
ここの駐車場なら大丈夫。
今度は動画で言っていたことをちゃんと思い出し、恐る恐る乗ってみる。
これがね、立っていられない。
タイヤが付いてて前後に動く。
しかも左右にも揺れるように出来てる。
片足乗せるだろ? もう片足は?
だってさ、40代の諸君。
平らなところで片足で立っていられるかい?
靴下を片足でゆっくりと履けるかい?
そんなオッさんが、動く(それも軽く)板の上に片足で立てるかい?
立てるはずもない。
もうここからだ。
試練は始まったのだ。
想像していたような、「シャー」っと颯爽に走る(プッシュというらしい)のは無理だ。もう無理なのは理解した。まずは諦めよう。
俺は立つことから始めた。
それはもう、数年前でさえ思いもよらなかった。
しかし、好奇心だけは衰えない。
そして、身体が動かないことを忘れてしまう。
スケートボード。
所謂「スケボー」
最近、とても気になっていた。
シャーっと颯爽と滑ってみたい。
エイヤッと、トリックを決めてみたい。
まだやれる、やれるはず。
youtubeを見ながらそう思った。
検索すると「30代からの初心者のための〜」という動画が沢山ある。
確かに下手くそだ。
いやいや、彼等なりに頑張ってる。
そうかそうか、中年のオッサンでも頑張ってるなら、俺もやってみるか。そう思った。(完全な勘違い)
彼等の見た目、頑張ってるオッサン。
脳内の俺。まだ若々しい。
彼等よりも10歳は軽く違うこと、脳内の俺と実際の俺にかなりのギャップがあること。
そんなことにも気がつかない。呆れた話だ。
いろんな動画を見、ホームページを見、Amazonでボードとプロテクターを購入。
プロテクターは最初いらないなーと思ったが、コロンコロン転がってるオッさん(30代)を見て、まあ俺は転ばないけどあった方が安心だ。すぐに無駄になるがな!
と決心して買うことにした。1000円くらいだ、安いもんだ。
ボードと合わせて5000円。
バイクだ楽器だという趣味とは違い、まあ安いもんだ。(大きな勘違い)
Amazonさんは優秀なので即日出荷、で、今日届いた。
開封の儀。新品のボードとプロテクター。うむ。
プロテクターは恥ずかしいので服の中に付けた。
なんか初心者っぽいからね。
ボードを置いて、動画で勉強した通りに…
ドン! シャー!
空が青い。
ボードは?
シャーと走って行く。
イテテ、腰が、肩が、手が。
そう、当然転びました。
プロテクターを付けたのが良かった。
付けてなかったらこの時点で終了していたことでしょう。
バイクのグローブは、わりと拳の方にプロテクターを付けてることが多いんだが、スケボーのプロテクターは掌にがっちりとついていた。これが良かった。
転んだらここを打つのだ。
いいかい? プロテクターをケチってはダメだ。
掌と手首をガードしてくれる奴は絶対に必要だ!
必ず買うように! おじさんとの約束だ!
これは場所を変えないとダメだ。
家の前では近所の人が寄って来る。
と、言うことで美原の運動公園へ。
ここの駐車場なら大丈夫。
今度は動画で言っていたことをちゃんと思い出し、恐る恐る乗ってみる。
これがね、立っていられない。
タイヤが付いてて前後に動く。
しかも左右にも揺れるように出来てる。
片足乗せるだろ? もう片足は?
だってさ、40代の諸君。
平らなところで片足で立っていられるかい?
靴下を片足でゆっくりと履けるかい?
そんなオッさんが、動く(それも軽く)板の上に片足で立てるかい?
立てるはずもない。
もうここからだ。
試練は始まったのだ。
想像していたような、「シャー」っと颯爽に走る(プッシュというらしい)のは無理だ。もう無理なのは理解した。まずは諦めよう。
俺は立つことから始めた。