裏甘×辛 ドラマ、映画の感想

最近は映画の感想が多いです。
あとYouTubeの宣伝とか。

スケボー。1日目。16:30〜17:30

2017-06-28 19:34:50 | つぶやき
午前中の時点で、身体はバッキバキ。
プロテクターには助けられたが、腰や肩や指なんかのむき出しの部分は打ち身や捻挫。
46歳になってこんな怪我をすることなど、逆にそうないのだ。
そして使っていない筋肉が多かったのか、想像もしなかったところが痛む。
一度家に帰って、動画をおさらいする。
出来ない理由を一生懸命探す。

そうなんだ。見つからない。

コツなんかじゃないんだ。
いきなり自転車に乗ることは出来ない。
いきなり一輪車に乗ることは出来ない。
それと一緒なんだ。
と、そこで初めて気がついた。

遅いよねー。甘いよねー。

そして、心が折れるかと思いきや、沸々と闘志が湧いてきたのだ。
人に出来て、自分に出来ないことを認めたくはないのだ。
若い時は、認めたくないから挑戦しないこともあった。
しかし人生は思ったほど長くない。
突然終わることもある。
そう知ってから、挑戦することを諦めないことにしたのだ。
たとえスケボーに乗れるようになっても、何が変わることはないかもしれない。
でもさ、気持ち良さそうなのよ、スケボー。
楽しそうなのよ、滑れたら。

とにかく慣れるしかない。
一度自転車に乗れるようになれば、いつでも何度でも乗れる。そう、大昔に全然乗れなかったことなど覚えてないくらいに。普通に。
だからさ、何度もトライするしかないのさ。
たとえつかまり立ちでも、ヨロヨロでもかまわない。
最初なんだ、胸を張れ。
必ず滑れるようになる。そうしたら、そんな時のことなど笑っていられるさ。

そう思ったら居ても立ってもいられない。
急いで仕入れに仕込み。
なんとか開店前に時間を作って、今度は耐震岸壁にある「パーク」へ。
そう、釧路にはスケボー用の専用パークがあるのだ!



誰もいないパーク。
手首のプロテクターだけつけて再開。
またギッコンバッタンする。
ターンをする。
プッシュして転ぶ。
30分もしないうちに、ボードを持った若者が2人。
多分、子供。
「こんちはー」
と挨拶してくれたので、「こんちはー」と返す。
今日からボードを始めたこと、プッシュも出来ないことを伝える。
「そのボード乗ってみていいすか?」
いいよーと乗ってもらう。
シャー。
「あー、これ乗りにくいなー」
「Amazonで4千円くらいかな?」
「俺たちのは3万くらいかかってます」
「乗れるようになるまでこれでいいかと」
「形から入った方がいいすよ?」
「俺の乗ってみます?」
もう1人が板を貸してくれた。
ん。なんか軽くすべる。でも…
「なんか怖い」
「マジスカw」
「ネットとかでいろいろ調べていいの買った方がいいですよ」
と真面目にアドバイスをもらう。
結構細かくパーツのことを教えてくれた。
とてもいい子達だ。
そのあと少しだけ練習して、もう店を開ける時間になりそうだったので挨拶して帰ることにした。
「長く続けてください。大人も何人かいますけど、みんな1年くらいで辞めちゃうんで」
「わかった。頑張るわ」
さて、これでしばらく続けることは決まった。
1年で辞めたら、いやここで辞めたら他の大人と一緒だ。
ボードを愛する彼の気持ちに応えたい。

だからまず、俺はプッシュ出来るようにならねば。

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