おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。
<今日の私的材料>
- 「マーケットの”段差”に注意!6月は下に振れても、7・8月は盛り返すと見る向き多数」(今週の米CPIで一気にインフレ圧力が上昇方向になると。米金利には注意!①米$の信認低下(米$余りな今での、米$安⇒∴物価上昇(輸入品価格上昇、コモディティマーケットのインフレ懸念⇑)=悪い金利上昇)。②人手不足で賃金上昇)
…「Mind the gaps!」と、今朝のモーサテで楽天経済研究所の田中さん(「段差・足元に注意」の意から、英ロンドンのシティではよく使われる)。
”インフレ懸念”がマーケットを振り回しているも、”年央が今年のピーク”とは複数のストラテジストの方が仰っています。(「7月の雇用統計は最も強いものになる。⇒∴)9月にはテーパリング開始言及もある。インフレ圧力はFRBの予想を超えており(特に半導体が強い)、来年もこれは続く」とウェルズ・ファーゴ)
&”米$の下落リスク”がチラホラ聞こえてきたマーケット(米$の信認低下)。(JPモルガン・チェース銀行佐々木さん:米$名目実効レートが4月に入り再び低下傾向(BELも頭を打った後は⇓方向)。今の米は、2007年時の「貿易赤字・経常赤字での、$安からのコモディティマーケット⇑」という構造に似ている、と佐々木さん。⇒∴これからは、米の物価上昇圧力は強まり(”価格転嫁で物価上昇での信認低下での米$下落”と)、更に輸入価格⇑。名目金利の実効レート据え置きな今での、実質金利が低迷傾向で(BEIは頭打ちな今)、更に$安を強めてしまうだろう、と)
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- ソニーG 尾河さん:「来週のFOMCを前に、レンジ相場が続くと見られる」
- クレディ・アグリコル証券 森田さん:「8月の雇用統計次第。強ければ、9月FOMCで”マーケットとの対話”を始めると見られている」(”テーパリング議論の開始”に言及。利上げは「来1-3月」と見る向き多勢)
- たけぞうさん:「今週英で開かれるG7。”中国への対応”がメイン議題なので、世界から孤立することを避けると見られる中国はレアアースでの揺さぶりを和らげてくると見るマーケット。⇒∴日本株(半導体)上昇すると見られている(⇐世界の株が上昇か)。
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&中国当局も金融引き締めへと転換、正常化へと向かうと見ているので、中国経済回復も今後は緩やかに。
5月のCPIショックの影響で、10日のCPIも警戒ムードが強まっている今。&米の貿易収支にも注意(財政赤字拡大かどうか)。米ハイテクの強さが日本半導体株にも波及すると見られ、⇒∴外国人ファンドの資産が増えたことによる日本株への振り向けが来ると。
…米リバースレポで、大量の米$がFRBに戻ってきている今(銀行の資金(上限がある)を吸収するために、FRBが”財務省短期証券”を担保として提供し、銀行がFRBに資金を貸す形)。
⇒∴「前代未聞のFRBオペの、”終わりの始まり”が始まった」と日経FTの豊嶋さん。
…日本は、16日の国会会期末前の、野党による不信任案提出に注意(今週、党首討論)。
…7日から中国重慶で、中国&ASEAN外相会議。
…仏ロスチャイルドのTopグループLVMHの株10%を保有したトッズグループ(3%⇒10%。15年前からLVMHの取締役)。
家族経営のトッズ、「方針は変えないが、ベルナール氏のような信頼のある人と組むことは価値がある」と。去年末にはティファニーもLVMHの傘下に入っていた。日本株を買っている外国人は、EU人が8割。
…G7財務省会議で、法人最低税率を「15%下限」で合意した先週末(これで、米国内での法人税増税を取りやめる、としているバイデン(も、キャピタルゲイン増税論は続行中))。
企業は法人税率の低い国に拠点を置きがちだったも、バイデン政権の一存での合意。IT課税ではEUが独自に課税し始めてきたので、米とEUの思惑と妥協の産物。
…日生や第一生命が、日本の地銀株を売却。削減が目的。「収益力や、生保商品売上額で決める(窓口販売)」、とも。売却額は数百億との事。
よろしくお願いいたします。
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