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暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#549

2022-08-23 09:34:05 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュースをもとに、今後の相場を予想するブログです。


〈今日の私的材料〉

  • 今週、習がサウジ訪問予定?(5月にサウジが招請していた)

…8/18ストックボイス:エミンユルマズ。

エミンは「習は戦争に対する準備か」と言っていたが。

          • 直近で、イスラエル(中東を牛耳りたい?)とトルコの首脳が電話会議を行っている。パレスチナ問題etc. で外交関係が悪化・対立していたが、「外交関係を完全に回復させる」「4年ぶりに大使を復帰させる」「経済・貿易・文化の拡大の安定強化」とイスラエル首相府。→トルコ、突然の利下げへと(ロシアよりNATOを選んだトルコ?(資金調達できた?))。 ~8/11英ガーディアン紙・東亜日報
          • 日経オンライン「米国がサウジにミサイル売却承認、4000億円、防空支援(サウジはイエメンのフーシ派対策で)」→この時の訪問で、バイデンはサウジに原油増産を要請していた。→も、7/15バイデン訪問時には塩対応だったサウジ。打って変わって習を歓迎する準備が盛大に行われている、と8/11英ガーディアン紙。

…中国人民銀行は8/22に、実質的な政策金利となる1年物(金融機関が企業に融資をするときの利率)の最優遇貸出金利を0.05%利下げし、3.65%とした(中国政府は、不動産ディベロッパーの売却済み&未着工分譲マンションetc. も救済するとした。290億$貸付模索)(住宅ローン適応の5年物も0.15%利下げして4.3%に)

→「QEはコロナ禍での景気後退懸念へのテコ入れと見られているも、効果があるかどうかは不透明な状況」と8/22NHKニュース(中国も少子化な今、その救済の財源が疑問視されつつあり、習に不利)

→∴8/22中国上海外為市場の人民元は、対ドルで下落。通常取引の終値(日本時間17:30)が、前週末比0.43%安の1ドル=6.8384元。2020年9月以来の約1年11ヵ月ぶり安値水準(8/22朝に、人民銀行が対ドル相場の基準値を1ドル=6.8198元にした。前週末比0.2%の元安)

  • 「弱気になるのは尚早か」~日経ヴェリタスP16:SMBC日興証券:吉野豊氏

…米SP500やナスダックetc. 米の主要株価指数は今年初までにつけた高値で中勢天井を打ち、中期的には調整局面へ入っている可能性が高い。だが、年初からの金利上昇と米株価指数の下げは6月半ばまでで一巡した。その後、10年米国債利回りは2020年3月(コロナパンデミックショック)の大底打ち以降で最大幅の反落が生じ、米株価指数では年初来で最大幅の反発が生じており、反騰局面へ移行したと見られる。

一般に、長期間の景気拡大と株価上昇が続いた後で迎える本格的な調整局面は、まず金利上昇に伴う株価下落局面があり、金利上昇と株価の調整が一巡した後、中間反騰を経て景気や企業業績の悪化に伴って株価が再度下落する、というように”2段下げ構成”となることが多い。金利上昇に伴う株価の最初の下げ局面は「逆金融相場」、景気・業績悪化に伴う株価の二段目の下げ局面は「逆業績相場」と称される。

主要株価指数の6月半ばにかけての下げは「逆金融相場」、6月半ば以降の反発は「中間反騰」と考えられる。米国の利上げが続く中、株式の先行きに弱気の見方が多いが、年内の利上げの織り込みが進んで米国株も年内は意外と強い反騰が生じる可能性があるだろう。ただ、高値を抜けずに二番天井を打った後、来年には「逆業績相場」へ移行し、再び下げが拡大すると見られる。

日本では緩和的な金融政策が続き、日経平均株価は昨秋の高値¥30,670からの調整も限定的なもので収まり、2009年からの中勢上昇波動は継続していると考える(2003.4/7:¥7,807・2012.11/23:¥8,661)。日経平均は3月の安値¥24,717で下げ止まり、底割れせずに下値固めを終え、3月末の戻り高値¥28,252を上抜いて上昇基調へ転換したことが確認された。¥29,280辺りが当面の上値抵抗となるが、いずれ昨秋(2021.11/22らへん?ナスダック史上最高値)の高値を上抜いて年内に¥32,000前後まで上昇する可能性がある。

※日経平均直近安値。2022.3/9:¥24,717・2020.11/6:¥24,325

  • 昨夜MX:WORLDMARKETZのブーケ・ド・フルーレットまぶちさん。

「米ISMが50を割っていないので年内は上昇すると見ているが、来年はやはりどこかで底を付けると見ている」

  • 〈小菅努さん〉~8/23.8:00

…「原油は中国需要不安で売られ。OPECプラスの政策対応警戒で買われ(”減産するぞ”と脅してきた昨日)。中国の(猛暑による電力ひっ迫による計画)停電は”火力発電需要期待”ではなく”景気減速懸念リスク”として消化され」

          • OPECプラスはどう動くのか
          • イラン核協議はどうなるのか(バイデンが支持率欲しさにフェイク的な材料を発信してる(多分無理なのに))

→強弱入り混じり錯そうするマーケット。「今夜も乱高下は継続すると見られている」

※GOLDは、ユーロドルのパリティを見ながらの⇓。→∴”有事の買い”<パリティ($インデックス見ながらのGOLDな今)

  • 〈zerohedge.jpn〉~8/23.9:40

…「ロシア、火曜の国連緊急会合で、ドゥギナ暗殺事件を提訴へ」(ドゥギナ…プーチンの”頭脳”と言われているディーガン氏の娘。ディーガンの車に仕掛けられていたと見られる爆発物。→娘が父の車を借りた時に事件が起こった)

…〈滝澤伯文さん〉

「ディーガン氏の娘の暗殺でのロシア当局の発表と氏の声明。日本には関係ないと思っているのは間違い。ロシア次第で戦火は世界に広がる」

&「露は敵対する欧州へはルーブル決済を強要しながら、G.S.とのエネルギー取引ではルーブル以外の(G.S.の)通貨での決済をプロモート」

「一方、中国はアフリカ諸国への債務を軽減し、欧米の”植民地経営と米国ドルの強制”というやり方の真逆へ。G.S.を西欧呪縛から解放する戦略の中露」


よろしくお願いいたします。


株価予想日記#548

2022-08-22 08:55:54 | 日記

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〈今日の私的材料〉

  • 〈恐慌のカナリアさん〉~8/21.5:38

…「米国のホーム価格、リーマンショック並みの下落を引き起こす予兆あり、との話(zerohedge.com "Why Home Price Haven't Crashed Yet")。もしそうなったら、株式やクレジット市場はかなりシュリンクするだろう。足元の株やクレジット相場がそれほど下がらなかったのは、不動産、特に土地の価格が落ちなかったことによる資産効果が大きい」

「米国株はRSIもMACDも高温警戒感からの調整局面を示唆している。クオンツ的にはどう見ても売り局面」

&中国:北京での預金引き出し騒動について(北京市民が金融危機に敏感になっており、銀行に行列ができている)、「今までは一部の地方発の騒ぎに留まっていたものが、徐々に都心に波及していく様子は、あまりよろしくない。早々に当局がサポートを検討すると思うが(8/22:中国人民銀行.最優遇金利発表)、この現象は、ひいては習政権に対する(国民の)信頼感の低下の表れでもあるという見方もできる」

〈ISJさん〉「中国政治を読む上で重要な北戴河会議(今年は5年に一度の党大会が秋にあるので特に大事)が一昨日終了したとの事で、入ってきているこぼれ話によると案の定、核心が長老陣(江沢民・朱鎔基は恒例のため欠席。胡錦涛・温家宝が中心)。+李克強(北京派閥)陣営からかなり糾弾された様子の習」

=「中国政治はソースの無い場合が殆どなので、複数の識者解説を参考にしていくしかない」~8/21.石平さん

※来月中旬の上海協力機構の会合(ウズベキスタンで開催)で、習とプーチンの対面会談が予定されている。

=「6月と一緒で、悪いニュースが出てももこれ以上反応せず(”Bad news is goodnews”だった6月7月の相場)、下に伸びないなと思った時が買い時」

→「バフェットは”リセッションは来ない、もしくはソフトランディング”と確信しているのだろうか。そうでなくてはこの一手は考えつかない」

→「バークシャー、オキシデンタルの株式最大50%の取得目指す」~ブルームバーグ

8/19NY:

              • ショートカバーの限界?全面安。
              • 金利急騰→債券売りで流動性がさらに悪化。

→OPEX(option expire date)でオプションの動きもあり(裁定取引で波乱のマーケットに)

〈恐慌のカナリア〉さんがNick Reeceをリツイート。「SP500投機筋のネットショートポジションは、過去1週間(火曜まで)に増加。過去10年間で最大のネットショートポジション」

〈Masaさん〉「色々な投資家調査があるが、様々な理由から調査結果が実際のポジショニングと一致しているとは限らない。7月のBofA(バンカメ)/FMSでの記録的な物国弱気アロケーションが話題となり、そこから上昇相場に勢いがついたことは記憶に新しいが、今回の上昇過程でどれだけ実際のポジションが変更されたかは分からない。ダマシも(ヘッジファンドのアロケーション回答とインフローには大きなギャップがある)

「ジャクソン・パウエルで、SP500:4079の最重要サポートまで下げてくれれば、ショートカバーの好機」とも。

+欧州金利高(天然ガス再急騰高値などなど。⇓)の影響で、米国債も売られてしまった(英CPIショックの様相を引きずっているし)。∴OPEXに大きな動きがあったことで、バフェットが動いた。

〈Yuto Hagaさん〉「英:電力価格、”一部専門家の間で、来年4月にも年間600ユーロを超える予想”。”(9/5英保守党新党首承認)実現なら、現在の1971ユーロから3倍に”」

「英は経済の冬を迎える」と米メディア・投資銀行。

→〈コブラさん〉「世界各地で天然ガス価格が高騰。欧州の天然ガス価格を原油換算すると、なんと410$相当。独の電力料金はMWhあたり500ユーロ以上に跳ね上がり、新記録を達成」

→〈恐慌のカナリアさん〉「欧州はしばらくダメだ。エクスポージャーはしばらく控えよう」「ドイツが欧州の景気後退の引き金を引いた」


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株価予想日記#547

2022-08-18 09:17:02 | 日記

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〈今日の私的材料〉

  • 中国政府:「ロシアに軍隊派遣へ。現地で共同軍事演習予定」 ~8/17.PM7:00

…印・ベラルーシ・タジキスタンも参加。

…昨日の英のインフレ率⇑10%の影響で米2年金利が急騰、∴米20年国債入札もHYも弱すぎた昨夜NY(20年国債入札は過去最大の下げ幅を記録した。TSYカーブのねじれ収縮せず(2.5.7.10.20.30年国債のうち3%に行ってないのは10年国債のみとなった))

7月FOMC議事録は、そんなハトでもなかったし(『利上げペースはデータ次第』と明確な手がかりを示さなかった)、”来年前半のQE(利下げ)織り込み”も退治したFRBだが。

「深くは考えず」$円を拾っていくスタイルの人が多い今(プロは『どうでもいい存在』、プロ以外の人は『議事録をも大事に見ている』ような昨夜NYの議事録だった)

…中国、北載河会議が終了したと見られる(長老たちと習らの会議)

習主席以下、中国共産党最高指導部を構成する政治局常務委員の7名が、7/31~8/15の約15日間姿を見せなかったのだそう。この期間に北戴河会議に出席していたと見られている。

この期間中に⇓

            • 共産党政治局員:国務院副総理の孫春蘭氏が必ず使っていた「ゼロコロナ政策の堅持」というワードが消えた(『ゼロコロナ政策』は習の死守すべき看板政策であり、この政策に対する態度は習に対する忠誠の度合いでもあった)。→∴北戴河会議で何らかの変更等があったのではないか、と見られている。
            • 人民日報が1面トップで改革開放の重要性を説いた(習の推し進める国内/対外政策はむしろ改革開放と逆行的で、改革開放は過去のものとなりつつある)。→∴このタイミングでの人民日報の記事は、北戴河会議の結果を表したものではないか、と見られている。
            • 北戴河会議が終わったと見られる8/16、李克強首相が深圳(改革開放の聖地)に現れた。→∴北戴河会議で”改革開放路線”が優位に立ったことを示しているのではないか、と(∴習の挫折)

→∴秋の党大会までどう動くか。

…昨夜WORLD MARKETZ:近藤さん。

「来週のジャクソン・PCEデフレデータ・9/2の雇用統計などなど目白押しなので、9月末FOMCまでに”緊急利上げ”がされないかに注意。早めに降りた方が良い」

米モーゲージ債の危険率(支払い不能となるリスクが高い人率)が、リーマンショック前の高水準となった。

トランプのフロリダ州別荘の機密文書の件。FBIの操作。

            • 2024年選挙の為の「カード」
            • 自身に対する訴追対策の「カード」

として退任時に持ち出したのではないか、とWORLD MARKETZ:産経:塩原さん。

→トランプの弾劾側に回った下院共和党員10名のうち、今回の予備選挙で8人が議会に戻ってこれなかった。

→米議会乱入事件並みに大きな問題となる可能性アリ。

→「共和党内でトランプの力が再び大きくなってくれば、困るのはストラテジスト」と。

  • NYホリコさん。

…「NY、流石に一服だったか?」という質問に⇓

「今年の大幅⇓は、金利⇑が因(投資家心理にダメージを与えた)。∴直近の金利⇓での投資家の”リスクプレミアム”による上昇だったので、一方向に行きやすい今」

…SP500が半値戻したが。

↓1280だったのが、4227まで戻ってきた(大底3850らへん)。久しぶりの大幅下落だったも、”トレンドが変わったかどうか”のクリアすべき関門は⇓⇓

            • 年末(決算。ヘッジファンドの決算は11月末に集中)に向けての”節税対策での売り”。含み損が無ければ売る必要はないが。どこまで売ってくるか(1-6月は皆負けてるはずなので。10月に集中すると見られる)。→∴11.12月はもう一段の上昇があると見ている。
            • 自社株買いのラッシュ(INFLATION REDUCTION ACTで)があるかもだが、その分マーケット(市中)の株数が減るわけで。減った分の”反動があると見ているので、そこも留意しておくこと。

…「今回の⇑を『1つのボトム』と見ても良いか?」

→「十分OK」。”悪性インフレ”かどうかがポイントであって(新興国通貨のような、通貨価値がどんどん下がっていくタイプは”悪性インフレ”。通貨と等価価値の物を買う傾向となっていく(GOLDとか))

→も、今回は$が強く買われたので(米$が一番パフォーマンスが良い投資商品だった今年)。&モノに走る流れも無かったし。

→FRBの言う”長い一時的なインフレ”は本当だと思っているので、「底堅さは続く」と見ている。

…8/25-27のジャクソンホールで”何か新しいサプライズ(新政策)”が出るとは思わないが。

しかし、2年前のジャクソンでのサプライズ(事前に言っていた事とは違う発表となり、サプライズ相場となった)の例があるので、注意は必要。

も、昨夜議事録を見ても今回はサプライズは無いと見ている。

…ガソリン⇓:4$台で落ち着いてきた。原油も問題なし。

欧では天然ガス再急騰だった昨日だが。米では10年債利回りが3.5%で常態化すると見ている。

「株は40年ぶりの⇓。債券は長期に渡る投げ」で史上初な様相のパニックに陥った今年だが。

→もう”踊るモノ”が無くなったので。&水準に問題も無いし。


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株価予想日記#546

2022-08-17 09:03:03 | 日記

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〈今日の私的材料〉

  • 米軍が16日午前に西部カリフォルニアの基地から大陸間弾道ミサイル(ICBM”ミニットマン3”)の発射実験を行った。~8/16.PM10:50.共同通信

…〈恐慌のカナリアさん(経済危機)~8/17.AM2:00

住宅着工もアトランタ連銀GDPも下げてるのに、株式市場はソフトランディング期待・Fed利下げ期待で動いている。

1つ言えることは、ファンダメンタルはまだこの先も確実に悪化し、例えるなら、抜けきったジェンガの上で相撲を取るような不安定な状態になってきているのに誰も目を向けてない事。

…〈りゆうさん〉~8/16.AM5:00

ダウ1000$下がっててもおかしくない指標なのに。この発表を受けて上がっている状況はちょっと普通じゃないので、それなりにダウンサイドへの警戒も持っておいた方がよさそう。

NY連銀製造業景況指数、8月はマイナス31.3(予想はプラス5)

…〈zerohedge.jpn〉~8/17.AM3:00

バイデンのインフレ法案(INFLATION REDUCTION ACT):7500$の電気自動車税額控除。∴フォードは電気自動車を8500$値上。

コールのラリーは今週(金)で期限切れか。

…今週判明する米ワイオミング州の予備選の結果に要警戒。

米共和党・保守チェイニー(2001年ブッシュ政権時の副大統領)の娘 vs トランプが送り込んだ刺客(ヘイグマン)。ヘイグマンがリードしている。

ヘイグマンが勝てば共和党内でのトランプ支持率が上がることになる。

…BS1ニュース ~8/17.AM8:50

中国:記録的な猛暑で電力制限(西都・中国東部などで)。日系企業の操業停止。

  • 滝澤さん。~8/16.WORLDMARKETZ

…「なぜ株高?」

→まだQTを始めていないFRB。∴ヘッジファンドの手元に運用資金がまだあるので。

今年1月からの下げ→→米1Q酷かった→→6月底打ち→→インフレ上昇を始めて経験した→→イールドカーブぐちゃぐちゃに→→「でもFRBが何とかしてくれるよね?」なマーケット→→∴買い場を探している今。

…「もっとインフレ⇑となるのならば、1Qで負けた分を取り戻したい」←今ココ

これから「そろそろ売りたい」と考えるトレーダーが出てくる。

相次ぐFed高官タカ派発言や、カリスマトレーダー大御所の「Fedの金融緩和(QEなど)は無い」発言etc. で。

…「スタグフだ」と言って、マーケットはスローダウン(ポジティブ派と綱引きだが)

→∴インフレ鎮静化へと。→もう1回上昇(今。”世界のバリュー株”で?転がしてる?)

→スローダウンしても「Fedが・FRBが助けてくれる」と思い込んでいるマーケット。

→しかしFRBは「助けるなんて言ってないよ」と立場を明確にしている(今年1月にFRBが『今のマーケット(の受け止め方)は間違っているよ』と言ってから、大幅下落へと。酷い相場の幕開けとなった。今、再びFRBは『間違っているよ』と言ってくれている。それをどう受け止めるか)

→∴相場はスタグフを織り込み始めてくると見ておいた方が良い。

…QT:まだ始まっていない。→パウエル議長は「QTは9月から本格的に始める」と言っていたが、果たして本当にやるのかどうか。わからない。(QT:予定では6月~450億$、9月~950億$)

QT(バランスシート縮小)で「発行額を減らす(再投資無しで&売却で)

→長期の債券がショート&短期債券にシフト(逆イールドが形成されてしまった?)&11/8の中間選挙。

→∴QTやったらどうなってしまうか(普通ならやらない。できない)

※昔は”覇権国家意識”が強い共和党・保守がQTをやるなら、ちゃんと思惑通りに動いていたが。今のバイデン政権は皆考えが(思惑が)バラバラな”弱い政権”なので、アフガンやウクライナetc. による支持率・支出のパワーバランスを気にしてQTは出来ないと見られている。(オバマならやっていたはず、とも)

…インフレなのにマネーを刷りまくっている今の米。ごまかしている(マネープリントでインフレの痛みを和らげ、ウクライナ支出etc. を賄っている)

→マネープリントに疑問を持っていない米。”甘い方向”にどんどん進んでいる。

→基軸通貨の米$が危うい。

…通貨覇権の勝者だった米。中国が台頭する以前は”世界の工場”だった(第2次世界大戦後~)。”物資調達”の力があった(軍産複合企業・エネルギーetc. )

→それが”グローバリゼーション”という名の下で「Made in USA」は減っていった(コスト削減。システムだけ考え、OEMで作らせるなど)

→”モノを消費する側”となってしまった米。

→”モノを作っているロシア(中国も)”が強くなってきた。

↑QTをやらない(できない)理由。

…〈通貨覇権の終了時〉

$債務放棄の可能性(米国債を大量に買わせている国への)。→”決済機能”からの離脱。

          • 共和党が作った$のリザーブを、自分(民主党)で壊している米。
          • &中国ロシアも壊している。
          • トルコ(VISAを使えなくした米。中国がトルコに決済向けカードを配ろうとしている)・イラン・サウジ・BRICS等、中国ロシア側の通貨覇権に入った。→米$覇権から出ていく国が続出している今。

※滝澤さんtweet「冷戦後に”米の次の目標”を見抜けなかった日本」「米は日本の事を”中国にぶつける駒”としか見ていない」


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株価予想日記#545

2022-08-16 10:48:58 | 日記

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〈今日の私的材料〉

  • 〈ISJさん〉~8/15.PM8:00

…中国人民銀行は本日(8/15)想定外の1年物MLFと7日物リバースレポの利下げ(↓10bps)を実施。突然の利下げの背景は、

            • カンフル剤が足りずに伸び悩む経済指標に対して”やってる感”を出す為。
            • 低迷する市場金利と政策金利の乖離が広がりすぎたので、そのサヤ寄せの為。

→も、現況の不動産問題解決とはならないと見られている。

…ローン不支払いデモ多発な今(工事遅延に対するデモ)

→ディベロッパーが工賃を捻出できない。

→マンション建築工事が遅延。(庶民のローン返済金が→民間銀行へ→ディベロッパーへ→毎月の工事資金に。自転車操業の様相)

→遅延によるデモ。以下ループ。

これに対し、中国人民銀行が利下げへ(不動産を買いやすくするために)

※この不動産購入の資金で、止まっていたマンション建築を再開させようとしている当局。

…⇑この人民銀行の利下げと同時に、コモ(oil・Gold)が急落。も、ダウ・ナスダックは終値で戻った。コモは全滅。

…今朝ワールドニュース:CCTVでは「国内半導体生産は前月比⇑12%の伸び。&サービスも⇑5%」「国内の実体経済は強い。好調」と。

  • 〈ロイター〉~8/15.PM3:40

…「サウジ王子所有の投資会社が、ロシアのエネルギー会社に投資」

サウジのアルクリード王子が経営する投資会社”キングダム・ホールディング”は14日、2/22-3/22にロシアのエネルギー会社(ガスプロム・ロスネフチ・ルクオイル)に投資したことをTwitterで明らかにした。

多くの西側諸国は2/24のロシアによるウクライナ侵攻をうけて、ロシアのエネルギー会社に制裁を科している。

              • 侵攻直前に投資している(サウジは情報を持っていたと見られている。~8/16.BS1ニュース)
              • 国王の次に権力を持っているムハンマド皇太子の投資会社ではない(昨日ロイター「oil価格⇑によりサウジアラムコからの利益が⇑」と)
              • バフェットは米石油企業株を、ソロスはテスラ・フォードらへんの米グロース株を大量買いした。
  • 8/15.ストックボイス・KOYO証券:二本柳さん。

…FRBは来年も利上げを継続すると見ている。

→Fed高官のタカ派発言が相次いでいるので(『FFの中立3.5%まで行く』とか)

…ハト派のカシュカリ氏まで「中立4.4%」を言い出している。

→∴来週後半のジャクソンホールで、パウエル議長までがカシュカリ氏と同様の”匂わせ”をすれば、マーケットは急落か(マーケットはまだ4.4%を織り込んでいないので)

…中国の安い製品(半導体など)が入ってこなくなると見ている。

→∴日本・米etc. 世界はインフレ高止まり(物価⇑)が継続し続けると見ている(も、マーケットはまだ織り込んでいない)


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