goo blog サービス終了のお知らせ 

暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#554

2022-08-29 09:32:13 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュースをもとに、今後の相場を予想するブログです。


〈今日の私的材料〉

  • 〈NK Radioさん〉~8/28.AM1:20

…「米国配信スペース:マイケル・ベルキン氏(日本のバブル崩壊を当てた元ソロモントレーダー)独自のモデルで算出した結果、ナスダック指数は向こう12~18ヵ月以内に現価格の6割程下落する、とヘッジファンド向けに警鐘を鳴らす」

  • 〈NHK NEWS WEB〉~8/28.AM0:50

…「真夏の夜の夢?なぜ海外マネーが日本に」

海外勢の日本国債買い越しが直近で過去最大に。何故?

→”消去法で日本国債”みたいな内容でした。

”日本の成長に期待して”と記事にはありましたが、成熟産業の頭打ちや、中国政府による知財囲い込みなど、内需も外需も全て弱い日本。アニメとゲームくらい?

  • 〈久保田博幸さん〉~8/26.AM8:50

「日本の長期国債先物の利率が6%なのは何故か。利子は無い物ではなく、物価に応じてあって当然の物」

…日本の債券市場のベンチマークと呼べるものは、大阪取引所に上場している長期国債先物、通称「債券先物」である。

”デリバティブ”と呼ばれる先物の詳細を簡単に説明することは難しい。

日本の長期国債先物は額面100円(つまり償還時には100円で帰ってくる)。そして、利率が6%の”標準物”と呼ばれる「仮想の国債」を取引しているのである。

長期国債先物は「現引き」「現渡し」が可能で、その受け渡し適格銘柄(入札毎に番号で管理されている)の最安値銘柄(いわゆるチーペスト)に理論上は価格が連動する。そのチーペストに狙いを定めて、日銀が今年6月に指値オペを実施したのは、長期国債先物を売り仕掛けた英ヘッジファンドに対抗するものであった(この辺りの説明は専門的になるので省略)

ここで気にしてもらいたいのが、長期国債先物の標準物の利率が何故6%なのか?という点である。

現在の黒田日銀は長期国債の利回りを無理やり0.25%に押さえつけており、先物の6%とは乖離がありすぎる。実際に8/2に入札された10年利付国債の利回りは0.2%であった。

長期国債先物の標準物の利率が6%なのは、東京証券取引所(のちに大阪取引所に移る)に長期国債先物が上場された1985年当時の長期国債の発行条件などを踏まえて決定されたものである。つまり、それが実勢の利回りとなっているのである。

これまで、標準物の利率を引き下げようとする動きはあった。しかし、価格の連動性などの問題により変更されずに現在に至っている。

注目してほしいのは、6%という長期国債の利率である。「そんな利率が今の時代にあるのか」と疑問に思うだろう。

1985年当時(米とのプラザ合意の年)の長期国債の利回りについて、財務省のサイトにある「国債金利情報」で確認してみた。長期国債先物が上場した1985年10/19は残存が9年までの表示しかなかった為、9年で見ても5.7%とほぼ6%であった。参考までに当時の日銀の政策金利である公定歩合は、年率5.0%であった。

ちなみに1985年の消費者物価指数を今度は内閣府のサイトで確認した所、前年比でプラス2%であった。

現在、足元の消費者物価は、世界的インフレ圧で前年比プラス2%を超えている。にもかかわらず長期金利(10年物国債)は2%どころか、ほぼ0%でしかない。これはおかしくないか?

もちろん、1985年当時と現在の金利を取り巻く環境に違いはある。しかし、それでも物価に応じた金利が形成されることは然るべきではないか(インフレ圧⇑による物価高の昨今)

それを無理やりゼロに押さえつけ、言い換えれば我々が本来、物価に応じて受け取れるはずの金利を無くすことで、一体日銀は何をしようとしているのか(その浮いた分はどこへ流れて、何に使われているのか)。利子は無い物ではなく、物価に応じてあって当然のものなのである。

  • 〈Pro煽リストさん〉~8/28

…”バリエーション高い”で終わらせずに、何故高いのかを考える。”モメンタムの強さ”という理由で終わらせず、何故強いのかを考える。と、考えることが重要だと感じたここ数年の相場。

”フェアなバリュー”に留まる瞬間の方がレアで(適正価格)、そこから外れる時期が理解できれば、リスクを減らしながら儲けのチャンスを増やせる。

…”PER高いorPSR高い”だと、絶好の投資対象に手を出せずに儲けを損なう。かと言って、それが許容される理由に踏み込まないとトレンド転換点で逃げられないし。

今だとCHLH ENPHなどが一つの課題。

…一つ思うのは、適切な明るい投資対象が無くなれば無くなるほど、その環境で明るい対象があれば、そこには金が集まる。

→∴その対象のバリュエーションの高い低いだけを見ても、足りないことがあるのかも。周りが大概死んでるとか。

  • Googleトレンドでの「米国株・中国株・日本株:2004年~現在」の人気度の動向。2010年代後半の米国株ブーム(2016年トランプ就任らへんから)は、2000年代(2004年頃ピーク)の中国株ブームと同じくらい(→∴米株に8年位の停滞来る予感?)

よろしくお願いいたします。


株価予想日記#553

2022-08-26 19:16:41 | 日記

こんばんは。


〈気になる材料〉

  • 中国国債に割高感、元安さらに進む可能性。 ~PIMCOアジア(ブルームバーグ8/26.10:54)

…「中国国債がこれ以上大きく値上がりする公算は小さい」

「リアルマネーの投資家には中国のドル建て高利回り債の見通しは厳しい」

…「世界的な投資家は今年、中国の資産に対して否定的な見方を強めており、米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)も例外ではない」

PIMCOアジアのマネジングディレクターでポートフォリオマネージャーのスティーブン・チャン氏は、バリュエーションモデルに基づくと中国国債は割高に見えると指摘。金利がすでにかなり低いことを踏まえると、追加緩和には限界があり、中国国債がこれ以上大きく値上がりする可能性は低いと述べた。

人民元が値下がりを続ける余地があると分析結果が示唆している、とも話した。

香港を拠点とするチャン氏は先週のインタビューで「中国の金利を巡りディフェンシブ姿勢を強め、ポジションを中立からややアンダーウェイトにしている」と明らかにした。

「先進国・エマージングマーケットと比較して中国がどのような立ち位置なのかを確認するいくつかの異なるモデルがあり、他市場のバリュエーションに基づくと、中国は割高のように見える」とも語った。

PIMCOは以前、中国国債に前向きな見方をしていたが、今年に入って米中金融政策の相違(米:利上げ・引き締め。中国:利下げ・緩和)を理由に、投資判断を「オーバーウェイト」から「中立」に引き下げた。

…「中国国債の投資判断を引き下げ、利回りの優位性低下」 ~PIMCO

中国人民銀行の金融緩和と米金融当局の利上げ継続という対比を背景に、中国10年国債は現在、米10年国債よりも約42bps(0.42%)低い利回り水準で推移している。

チャン氏によると、リアルマネーの投資家にとって中国のドル建て高利回り債の見通しも引き続き厳しい。

同氏は「苦境に陥っている中国不動産セクターはまだ転換点に達していない」という認識を維持。これまでに発表された政策支援はかなり「迫力に欠け、バラバラ」で、多くの措置が都市部向けに偏り過ぎている、としている。

…中国不動産開発の旭輝、国有企業保障の元建て債を発行へ。 ~関係者

日本のバブルの時も”第三セクター(地方公共事業企業)”に政府保証をつけて買わせたが、破綻した(賠償されず)


よろしくお願いいたします。


株価予想日記#552

2022-08-26 09:58:16 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュースをもとに、今後の相場を予想するブログです。


〈今日の私的材料〉

  • 滝澤伯文さん。

…「英は、第一次世界大戦からスエズまでに米から受けた、溺れる犬が棒で叩かれるような仕打ちを絶対に忘れないと思う。長年忠犬のフリをして米に従っているが、ヘッドレス民主主義になった米の特別主義者を諭して、中露との勝てない戦争へと誘い込む。そして米が撤退すれば$の覇権が終わる。混乱の時代、英は得意でしょ」

「大陸欧州と英は、斜陽の米の”自分探し”に迎合しているフリをしているが、ちゃんとその先を考えているはずで、”米の駒”として使い切られる路線の日本とは違う。まあ戦後の全てが米の掌の上(お金を払って保護してもらっていた、何も考えない他力本願)にいたのだから仕方がない。起きることが起きて、そこからの再スタート」

「水を支配したものが下界を制する。中国がチベットを取りに行ったのはこの動機なのだろうが、いずれ日本の水を支配しようとするのは必然として、水を取られるだけでなく土地まで取られたら日本人は住むところが無くなる」

(パワーバランス戦が)意外と面白い理由は、あまりにも弱くなったプレデターと強いインディアンの戦いが娯楽として丁度良いこと。英よりも早く北米を支配したのに『毛皮だけが目的』だった仏は、最終的に覚悟して移民してきた英国勢に北米支配で負けた、という史実が忠実に今描かれているから」


よろしくお願いいたします。


株価予想日記#551

2022-08-25 10:06:28 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュースをもとに、今後の相場を予想するブログです。


〈今日の私的材料〉

  • NYホリコさん。

…米マーケットも日本同様、ジャクソンホール一色(日本時間明日23時パウエル会見)。タカ発言ハト発言どちらもありえるし、両方言ってくると見られているので、∴マーケットはどう反応すれば良いかわからない、何とも言えない位置にいる今。

→ジャクソン前(22:30?)に米PCE(個人消費支出)(色々な思惑がある)があるし、ジャクソン通過後にはCPIや9月FOMC等、諸々の経済指標も控えているので。

→∴ヘッジファンドの11月決算前の節税対策の売り(&利益出た分を配当に回さなければならないので、それを避ける為にも実益を出さない)、&投資信託etc. の決算も近いので。=マイナスの材料に反応しやすい今のマーケット。

※配当対策での”実益を出さない”動き(売り)は例年9月頃から始まっていたのだが、周知の事実として皆に知られてしまったので、ここ10年位は8月から売り始めが出ている。

…ホリコさん「(『間違えた』とか)色々言われているが、歴代FRB議長の中で最も評価している」

→自らがヘッジファンドCEOだったので、マーケットをよく理解している/一番知っている。「こうやらなければ大変なことになる」すべて考えの上のパウエル議長。

→CPIなど遅効性指標ではインフレピークは未だ出てきていないが、先行指標はピークアウトを示しているので、∴「いくら引き締めをやってもインフレ圧力は下がらない、という事が分かったので、ジャクソン辺りからガーっと(引き締め)をやってくると見ている」

…「今のマーケットは数か月前の遅行指標で動いているので、∴まだ”実数”が高い状況にある、というだけ(追いつくのに9か月くらいを要するので)。も、その”9か月間”でマーケットは耐えられなくなると見ている」

…バイデンが学生ローンの返済救済案を出しているが(1万$の減額案。2000万人に対し丸々返済額をゼロに、という案)

「極めて不公平。ちゃんと支払いを終えた人が激怒している。この法案がもし通るようであれば、もはや『米』ではないので。米の今後は危ういのではないか」

「中間選挙対策にしても、これはいくら何でも…感。”怒りを買う”という所まで頭が回らなかった民主党、ということ(=余裕が無いと見て取れる)

→も、現況では支持率を巻き返してきているバイデン政権:民主党。(米国連邦控訴裁判所は6月に、女性の妊娠中絶権を認めた判例(1973)を破棄→7/20にジョージア州で妊娠中絶禁止法が施行された。これで支持率UPしたバイデン)

→「米マーケットにも変化を与えている。民意も更に変わりそう」ともホリコさん。

→も、銃保有支持派のトランプのおかげで、中間選挙はやはり共和党が強いと見られている(米人は銃を奪われることに猛烈なアレルギーがあるので)。

→やはりトランプは強い、と(=オッズ通り共和党の圧勝となるか?(民主・バイデンの支持率⇑ムードが11月まで持つかどうか))

…8月・9月FOMCを乗り越えれば、年末(11月中間選挙以降)は安心して良い時期となる。来1/4から課税も始まるので、必ずどこかで1回大幅下落はあると見ている。その直後からラリーは始まるか(『9月終わりか』)


よろしくお願いいたします。


株価予想日記#550

2022-08-24 09:06:16 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュースをもとに、今後の相場を予想するブログです。


〈今日の私的材料〉

  • 〈Gold Riverさん〉~8/23.17:00

…「低インフレ時代は終了」

①PIMCO Capital Group(最大の債券ヘッジファンド)

          • 世界の中央銀行がインフレとの闘いで長期的な勝利を収める、と見込む市場は誤り。
          • インフレ率がピークから鈍化するとしても、以前のような物価安定が戻る可能性は小さい。
          • 2%目標を大きく上回るインフレ環境が続く。
          • 過去20年のグレートモデレーションは完全に過ぎ去った。

②Union Inbestment

          • Fedの利上げ停止が早すぎ、結局はインフレが再加速して、再び利上げをせざるを得ないリスクもある。

③Capital

          • 労働市場には世界的にタイト。インフレの急速鈍化の為には大規模リセッションと失業率上昇を容認する必要がある。

…ジャクソンホールでパウエルがウォーミングアップ的にタカ派なことを言うだろう、とマーケットに読まれている今週前半ですが。

9月FOMCも「0.75%利上げ」<「0.5%利上げ」となると見ている参加者が多い

昨夜ユーロPMIそれぞれはそんなに悪くは無かったようですが。それでもパリティ割れユーロ(伊国債の激売り浴びせで)

∴EUに釣られての金利上昇からの$高な今。まだ逆イールド継続の米10年・2年債利回り。

英も「スタグフは続く」とイングランド銀行が(も、スナク前財務相が減税を言い出してきた。→でも赤字国債を発行するだけ)


よろしくお願いいたします。