goo blog サービス終了のお知らせ 

暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#559

2022-09-02 09:26:49 | 日記

当ブログは、日々のニュースをもとに、今後の相場を予想するブログです。


〈今日の私的材料〉

  • IMF、スリランカへ約29億$を融資へ。 ~9/1.22:00.BS1国際報道

…経済危機のスリランカ。中国に飲み込まれそうな状況ですが。(インフラ整備で中国から借りた金を返せず、スリランカの重要港湾を99年間、中国に差し押さえられた)

それを回避するため、IMFはスリランカに今後4年間で約29億$の融資を行うことを事務レベルで合意した、と。

→今後、IMFと中国・日本などでスリランカの債務の建て直しを協議する、とも。

  • 〈べんじいさん〉

…マイケルバリー、本当にマクロデータをうまく使って未来予測を作っていて衝撃!データから「リセッションが来て→貯蓄率が下がって→物価が下がって(デフレ)→株価が暴落して」との分析が当たっていた。時間軸は少し長め。

  • 〈滝澤さん〉

…「中間選挙までにDS(黒貴族)はトランプの起訴へ踏み切るらしいが、それで有罪にできなければ、2024年までに”穏健派”はいよいよ非常手段(トランプ暗殺)をとるだろう。それがそのまま中露BRICKSチーム発のW.Sモーメントになれば、米国の単独覇権はあっという間に終わる。日本はその展開に全く備えがない」

  • 〈Reikaさん〉

…中間選挙で共和党が押されてきている要因について。

        • 共和党上院選挙対策委員長スコット議員とマコネル上院内専務の戦略不一致。
        • 2人の対立は今に始まったことではないが、中間選挙前で激化してきている。

→共和党は党内対立で自滅して票を減らしており、民主党は最後の最後で団結できて巻き返し始めている。

…AK州特別選挙について。

共和党下院議員重鎮のエリアでなぜ共和党が負けたか。なぜ初回4位のMary Peltolaが勝利したのか。

→共和党のペイリン氏とベギッチ氏で票が別れてしまい、決選投票では共和党内のベギッチ氏からペイリン氏に票が流れなかったことが大きな敗因要素では、と。

また、無所属のアル・グロス候補が辞退して、それを民主党Mary Peltolaが取り込めたことも大きい。

共和党が団結しきれなかったことが大きな要素だとすると、まさに今の中間選挙で共和党が押されている要因そのもの。

※7月に行われたAlaska Survey Research世論調査では、ベギッチ氏を1位に推す有権者の内、70%がペイリン氏を好ましくないと見ていた。

  • 〈落ち武者さん〉

…野村証券:森田さん「来年9月利下げがメインシナリオ」

野村は春の利上げも国内で1番に予測、その他利上げ幅もピッタリ予測。


よろしくお願いいたします。


株価予想日記#558

2022-09-01 08:42:33 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュースをもとに、今後の相場を予想するブログです。


〈今日の私的材料〉

  • 8/31.MX WORLD MARKETZ:近藤さん。

…ジャクソンホールまでの株⇑。

近藤さんは2週間前から「僕ならやめておく(手は出さない)」と言っていた。「おかしい」と。

→ジャクソンホールでのたった8分のパウエル会見(『見下すなよ』的発言)について、ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は「(パウエルのコメントは)嬉しく思う」と(暗に『株高になるのはおかしいよね?』と)

→”引き締め”に聞こえそうだが、”信用不安”(中国のような与信不安)まではいかない、と踏んでカシュカリはこの発言をした。

→何故自信があったのか?

今は、ボルカー元FRB議長時代以来のインフレ。ボルカー氏が議長職を辞めた後に、リーマンショックが来た。

この時代はマーケット参加者みんなが持っている資金にレバレッジをかけていたので、∴リーマンショックが更に酷いことになってしまった、という経緯がある。

→∴ボルカー氏は、過度なレバレッジ・過度なリスクを張れないようにした。このルールがあるので、リーマンショックのような信用不安までにはならないだろう、と踏んだカシュカリ氏の引き締め的発言。

…9月からQT(バランスシート縮小)が2倍額となるが。

バランスシートを膨張させ、マーケットにジャブジャブヘリコプターマネーを供給してきたコロナ対策時。Fedは今後、マーケットの根っこの資金(ソブリン:国債や政府担保証券。クジラ:年金や生保資金・団体の金など)も”インフレ退治の対象”として(抑制に)邁進していく、としている。(ソブリン・クジラが物価連動国債ばかり買ってくるのでバランスシートが縮小されない今)

→∴売ってくるので、長期国債は持ちづらい。∴年内は3ヵ月国債、年明けは2年国債が買いか。

  • NYホリコさん。

…先週金曜のパウエル後の下げ:まだマーケットは完全に織り込んでいない(∴売れていない人がまだいるということ)

…「カシュカリを始め、連銀総裁らのタカ派発言が相次いでいるが」「FRBはコンセンサスをとろうとしているの?」という日本からの質問に⇓⇓

          • インフレはピークアウトしている
          • +これまでの歴史を見ても、”引き締めやり過ぎ”で景気減速失速となっているので、→マーケットの淡い期待(低下してもFRBがQEで助けてくれるよね?)も消されつつある今なので(リセッションを織り込み始めている)

→∴総裁らは「(タカ派発言を)やっても大丈夫だ」と踏んでいるのではないか。

…「9/2米雇用統計・9/13米8月CPIが買い場の本丸となる?」

「中間選挙前は、歴史的に見てもパフォーマンスが悪い時期(通常の選挙よりも不透明要因なので)

&せっかく通ったバイデン政権の

          • 学生ローン免除
          • 米国内半導体業界支援法案(527億$)
          • クリーンエネ(300億$)

がマーケットに好感されていたのに、先週金曜のパウエルでぶっ潰された形となった。

&投資信託の節税売り(例年は11月後半だが、今年は早いと見られている)が、今年は例年よりも額が大きくなると見るので(1-3月期の酷さ&ずっと⇓なので対象となる商品多い)、∴今年は例年と比べて弱くなるのは仕方ない。∴絶好の買い場が9月に来る。

…「絶好の買い場が9月に来る」

        • ✕:景気敏感株…コロナ後、傷みは持ち直したが借金が増大。∴これから経営が厳しくなる。
        • ○:ハイテクが先導していくと見る…どうせインフレはいつかピークアウトする相場なので。∴金利が担保のハイグロース・ハイテク。

…”中間選挙”や”インフレ高水準”は、全て期限付きなので(∴時間の問題)。→終われば解決する。

…「9/13米CPIで、マーケットは全体を俯瞰する?」

「地政学リスクやマクロ因に振れやすい今のマーケットだが。こういう時こそ個別企業の業績を見た投資が大切($SNAPのあの強さとか。経営陣とか全てが良い)。今は、買うには絶好の場と見ている」

「今の”カナリア”は『HYではなく変動ローン金利や米2年債金利を見とけばいい』という声多数」


よろしくお願いいたします。


株価予想日記#557

2022-08-31 18:57:24 | 日記

こんばんは。


〈気になる材料〉

  • 滝澤さん:昨夜WORLD MARKETZ補足(tweetより)。要約。

…「ロシアによる欧州へのエネルギー供給が改善されないなら、欧州は米国との協調を選び続けるということ(米は天然ガス・oilともに純輸出国だし)。改善されるなら、露との敵対を辞める、すなわち”英米との溝”を選んだということ」

→∴欧州のエネルギー問題が、世界のパワーバランスの転換点に(∴今のウクライナ軍の南部反撃が大注目)

※「中国は、蘭英米のアングロサクソンのシステムを乗っ取り、世界のパワーバランスの覇権交代をするつもりだったが、プーチンが今のような圧勝を収めているため、今後は(中国露チームによる)蘭発祥の”金融資本主義”への挑戦の次元へと(すなわち共産主義を広めるということ)

…「”米の内戦”がトリガーとなる第三次大戦(『米vs中露の大戦争』と表現)だが、大戦争になる前に、”米の内戦”の時点で、日本が平和的に中国経済の傘下に収まってくれればそれが一番日本にとって良いのだが。しかし、こんな時(世界の転換点)に、”コロナ人数把握見直し”とかやっている日本は、”新パワーバランスの勝者”を正しく理解できず、『”出口”を間違えてしまう』という罪を犯すのか」


よろしくお願いいたします。


株価予想日記#556

2022-08-31 08:30:45 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュースをもとに、今後の相場を予想するブログです。


〈今日の私的材料〉

  • 「中国共産党大会、10/16開幕」新体制の布陣に焦点(新華社報道)~8/30.20:07 日経オンライン
        • 習:3期目を目指している。
        • 7中全会(党大会の準備をする。”第19期中央委員会第7回全体会議”の略)は10/9から。
        • 党大会は5年に1度、北京で開催。
        • 習の5年間の実績 / 今後の方針を提示 / 党序列200位以内の”中央委員”を決める。
        • 党大会閉幕後に、”第20期中央委員会第1回全体会議”(1中全会)を開き、最高指導部らを選出。
        • 習は続投が有力視されている(異例の3期目)。側近をどこまで引き上げて”習氏1強体制”を固めるか、に注目。

※来年、李克強が首相の職務を満期により退任するので、その後継者:新首相が選出される。習側近(上海閥)の人物なのか、それとも李克強(北京閥)なのか。

            • 習側近(上海閥):李強書記(上海市長。習のお気に入り)
            • 李克強側近(北京閥):胡春華(フーチュンホア。現副首相)

 

  • 〈BBC NEWS JAPAN〉「中国、習主席の任期制限を撤廃へ。2023年以降も」(2013年に国家主席に就任した習近平氏の任期は現在、2023年まで)

…「中国共産党大会中央委員会は25日、国家主席の任務を『2期10年まで』とする憲法の条文を削除する改正案を、国営新華社通信を通じて発表した。この改正によって、習氏は任期が切れる2023年以降も国家主席の座に留まることができるようになる」

「しかし、習氏の権力を抑制するものが今まで以上に居なくなる見通しに懸念を抱く人もいる。林和立 香港中文大学客員教授はAFP通信に対し『終身の皇帝になるのだろう』とコメントした」

…今朝CCTV:党大会について。

「(今回の)第20回共産党大会は、中国共産党と国民が社会主義の近代効果の構築に全力で取り組み、”2つ目の100年”の目標に向かって前進する肝心な時期に開催される重要な会議だ」とも。(”2つ目の100年”とは?)

…昨夜WORLD MARKETZ:滝澤伯文さん。

          • トランプ時代で、米は完全に”モノづくり国家”から”サービス提供国”に変わった(冷戦後からの”勝利国”米は、貧乏な国にモノを作らせ、我々は消費すればいいだけ、という考えへと)
          • も、それは、近い未来に戦争が起これば勝てない因となる(上記の理由で米製造企業6万社が消失したので。モノ(軍需とか?)を作れる人が低水準の人数となってしまった米)
          • しかし、実際のところ、米も戦争をするつもりは無い(英や米の一部勢力の人がやりたがってるだけ)
          • 冬を迎えるにあたり、ロシアの手法「パイプラインを定期点検する為に停止させる」作戦を危惧している勢力が、ウクライナロシアに区切りをつけるべく、ゼレンスキーに圧をかけている。

→∴ウクライナ南部でのウクライナ軍の反撃の様相な今(『この結果はとても重要』と滝澤さんtweet)

→休んでいたロシア正規軍も動き出している(南部に派兵するかは謎)

→∴ウクライナにとって、(暖房需要でガス・oilのひっ迫が目に見えているので、冬が来る前に)停戦交渉に持ち込むための重要な節目の今。

          • プーチンは「米の製造業は強くはない」と見て、戦争を展開してきてる。

→∴①米中間選挙②ロシアウクライナ紛争からEUが手を引くか(離脱するか)、に注目。重要な岐路になると見られている。

          • 自国優位に為替を動かして、(他国にモノを作る工場を作り、いいように為替を操作して自国の利益となるように)”グローバリゼーション”を構築してきた米。

→も、ウクライナロシア紛争で、せっかく構築してきた”世界秩序”(米的ルール)を自ら壊してしまった。

          • ロシアにはロシア国債($建)を償還する資金があるのに(返したいと言っているのに)米が「ロシアはデフォルトだ」と言い張る等の米の行いを見て、「西側15%」以外の残り85%の国々は「今後自国が梯子を外されるかも」と、米への追随を辞める国が続出している。

→∴(米に見切りをつけた国々が)中国ロシアチームに続々と加入している今。

∴”覇権国のルール”を自分で壊した米。

          • 「米は正しい」と信じて疑わない日本(米国債、今後誰が買うのか?)。→日本も岐路に立たされている。

…今朝BS1キャッチ。

中国は「ゼロコロナ政策」でIT先端産業の都市シンセンに外出制限。

…BS1.8:50

一昨日午後、対馬の南西240kmを中国海軍艦艇が通貨、その後(昨日)に中国海軍艦艇は日本海に入った。

明日から、ロシア太平洋艦隊と中国海軍艦艇が合同演習するものと見られている。(も、『ロシアの派兵規模は前回の5分の1』と、昨夜BS1ニュース)


よろしくお願いいたします。


株価予想日記#555

2022-08-30 08:58:16 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュースをもとに、今後の相場を予想するブログです。


〈今日の私的材料〉

  • 「時価総額がグングン伸びる時代」はもう終わったappleとMicrosoft。~8/29.MXストックボイス:二本柳さん

…「Big Five」についての説明。

「下落のネトフリ・meta、安定のapple・Microsoft」という構図。材料は”株主還元率”という風に明暗が別れてしまったハイパー。

「グロースは、今後期待し辛いと見ている」

「今の金融環境では『再びの力強い上昇は来ない』(コロナ特需の剥落&競争激化で)

…ハイパーグロース(米企も)の今後の成長率は下方向。

∴以前の15%成長はもう見込めないので(apple・Microsoftは成長しても3~4%程度と見ている)

          • 今後はcashの力がある企業(フロー力)
          • 株主還元してくれる企業

が、(強くはなれないが)”安定成長株・ディフェンシブ株”との評価で買われていくと見ている。(も、『時価総額がドンドン上がる時代』はもう終わった)

…ジャクソンホールの分析。パウエルは「我々を見くびるな」との意思表明をした。(『FRBは助けてくれるよね?』と信じていたマーケットは)「インフレは徹底的にやっつける」とのパウエル発言で、頭をどつかれてしまった(∴⇓1008$)

も、「景気失速なら利下げ」ともパウエル。現在、米労働市場はかなりタイトなので(改善しないと失業率⇑となり、リセッションへと)、∴(マイナス成長を目指していないので)そんなに引き締め(利上げ)は強くなっていかないと見ている(=米経済失速、大幅な景気⇓も『無い』と見ている(FRBが上手く金利操作・引き締め操作をしてくると見ているので))

…も、米の利上げ継続で新興市場通貨安の懸念(=$高。教科書的には『金利⇑≒通貨高』)

→∴よりインフレ圧力⇑へと(基軸通貨なので。$安の方が『たくさん買える』米。→インフレへと)

          • 1970時台を警戒しているパウエル。
          • ボルカー元議長は、警戒するあまり、更に引き締めをしてしまい。→通貨供給量を減らした&金利は”マーケットの自然”に任せた。
          • 米10年債利回りが3%となっているが、本当にこの水準で大丈夫なのか?「FFの中立金利=2.4%」は(物凄い利上げ引き締めをやらない限り)どう見ても無理。
          • Fedはマーケットの反応を読み間違えてる(”助けるべき”)。→”助ける”が無いなら、米10年債利回りは更に上昇していくので($高での景気⇓へと)

 

  • 今後の予想。日本の長期金利が約1ヵ月ぶりに上昇中(0.235%)
        • ×:米株 ○:日経225 (直近では)
        • 米マーケットが⇓(歴史的な感じの)の佳境となった時に、日本のバリュー株○(押し目OK)(日本国債が継続して買われているならば。直近では0.25に近づいているので、指値オペ意識されての売りづらい地合い)

…〈Masaさん〉~8/29.22:40

「米12ヵ月Forward P/Eで見ると、ディフェンシブ株はSP500に対して、ヒストリカルに割高な水準まで買われている」

…〈JPモルガン〉

「バリュー株ロング・BTCショート推奨」

…〈マーケットプレス〉~8/30.8:00

「米国2年債利回りは今年の最高水準となり、米株は続落。日経平均も益回り8%(PER12.5倍)の水準に接近。6月は見事に益回り8%の水準で反発に入っている」

…〈Yuto Hagaさん〉

レーンECB専務理事(昨日から注目されていたレーン氏)「早すぎず遅すぎない、安定的な利上げペースが重要(暗に75bpsを否定した)」。


よろしくお願いいたします。