先の通知書に入っていた
必要書類にもれなく記入して
役所へ罹災証明書を発行してもらうために
出向きました。
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割と早めに行ったつもりでしたが
渡された番号は「110」番目でした。
益城町は一日のリミットの「700」番まで
あっという間だったらしく
それであぶれた人たちの
不満が爆発したらしいですが
熊本市は通知書の発行に制限を掛けている効果で
そこまでは混雑していませんでした。
私の場合は1時間半ほどの待ち時間で
順番が廻ってきましたが
病院の待合室で常に待たされていますので
このくらいだったら眠ったりしながら
どうにかこうにか時間をつぶせます。
で我が家の判定結果は「半壊」でした。
建築士さんから
「大規模半壊」とまではいかないでしょう。
と聞いていましたので
ある程度予想通りの判定結果でしたが
「一部損壊」と判定されず
少しホッとしました。
なぜなら、この罹災証明書の判定結果で
公的に受けられる支援の大きさが
全然違うからです。
全国からの義援金の分配が受けられるのは
現状では「全壊」と「大規模半壊」のみで
「半壊」と「一部損壊」と判定された場合は
義援金の分配はありません。
そのほかにも「大規模半壊」以上の判定を得た場合は
100万円を超える単位での
大きな金額の支援金を受給できますが
「半壊」以下の判定の場合は支援金的なものは
被害の程度の割には
あまり受けられない現状があります。
ただそれでも「一部損壊」と判定されるよりは
少しは支援が受けられます。
今現在、総務省から出されている情報では
「半壊」と罹災証明書で判定されたら
① 申請すれば被災家屋に対し
見舞金が30000円支給されます。
被災により全治一ヶ月以上の重傷を負った場合にも
申請すれば同様に見舞金30000円が支給されます。
② 被災住宅の必要最低限の応急修理費用が、
仮設住宅を利用しないことや、
所得が一定条件より少ないこと、
等の条件を満たせば、
57万6千円を上限に受給できます。
ただしあくまでも住むために必要な
応急修理と呼べる補修の範囲のみが対象です。
③ 国民健康保険等各種保険に加入していれば
被災以降に受診した医療機関の窓口負担金を免除されます。
各種保険未加入でも支払いを猶予されます。
経済的に受けられる支援はおそらくこの3項目です。
これらも非常にありがたいことではありますが
被災した損失に比較してあまりに小さい金額です。
「一部損壊」や「半壊」と判定された方々が
その結果に納得できず
二次調査を希望される気持ち、
痛いほどわかります。
ここまで経済的な支援のことに焦点を当てて
話を綴りましたが
今回の地震被災後に私が受けた支援と言うのは
そればかりではないのは間違いありません。
毎日毎日、寝る間も惜しんで
ライフラインの早期復旧に
全力で臨んで頂いた方々、
自らも被災者の一人であるにも拘らず、
住民の生命の安全と財産を守るべく
フラフラになりながらも
頑張り続けてくださっている
地元自治体の職員の方々、
県外から来てくださっている
各方面の職員の方々も同様、
自衛隊員の方々も同様、
ボランティアで来てくださっている方々もそうです。
いろんな方々からの支援を受けています。
そのお陰でボロボロになりながらも
絶望することなく今日も生きていられています。
今日で五月も最終日です。
振り返ると、今現在も
支えられているなぁ・・・
そう思えます。
空回りしないように
支えられていることを忘れないように
明日以降も頑張ろうかな!
けど、弱音を吐かせてもらうならば、
やはり、ちょっときつすぎる試練です。