Urocyon cinereoargenteus

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円が上がり株が下がる訳(サブプライムと日本経済)-1

2008年11月11日 14時36分48秒 | Finance
暫く円が買われて株が売られている状況が続いていますがそのことでも



●状況

サブプライム問題が引き金で全世界が低迷する中、日本の円に資本が集中し、その中でも日本株を売り、円を買う動きが強まっています。



●影響

・株

株価が下がる→企業の資金調達が困難になる→事業の縮小、撤退→株価が下がる→・・・

このスパイラルを繰り返し体力のない企業から倒産が相次ぎ、取引企業にも影響を与え、連鎖倒産などを引き起こします。

現在は金融経済が実経済を動かしますので(経済の基礎や古い本には逆に書いてます)そこで営む生活者にも大きな影響を与えます。



・円

これはよく言われることなのですが円が上がると輸出産業に影響します。

日本は工業品の輸出国なので売れなくなります。

物の品質など全然変わらないのにお金が高くなってしまいます。

代わりに原材料費の調達が安くなります。



これを書くと安く買って高く売れるんだから良いじゃないかと思う人がいますが高いのは誰も買いません。





●円がなぜ買われているのか?

よくサブプライム問題で日本は影響が少なかったと言われていますが実際はどうだったのでしょうか?




これは日本国=円(サムライ債などありますが円の自国通貨は日本ぐらいなので)と外資との説明ができそうです。



国が通常資金調達する場合に使用するものは国債。まぁ普通の話ですね。

ただ日本が他の国と大きく違うのはその国債を買っている人の構成比です。


日本の場合およそ国債の95%を国民、日本企業、政府機関が買っているのです。

その95%もゆうちょ等の金融機関が買い、金融機関に預金している人たちは利ざやを取られた形で配当を貰うことになります。
郵貯が国営だった時には最終出資者はただでさえ低い国債額面をさらに中間マージンをとられ低い利率(おまけに税金も取られる)で運用していたことになります。
ある意味システム的に債務者が借金を棒引きしていました。


話がそれましたが日本がユーロ基準に照らし合わせても(確か借金は国家予算の2倍行くとNG)お話にならないくらいの超赤字国でありながら経済大国であり続けられた原因がそこにはあります。



つまり国債は対外的にはオープンな市場であるようにありながらその低い利率から「鎖国」状態にありました。

この金融鎖国政策(?)によって全世界に影響を与えたサブプライムの影響が少なかったのです。



外資は経済発展には大きな原動力になりますが逆に今回のような世界危機になると歯止めがかからなくなります。




長くなったので2つに分けます

MikuMikuDanceでVirtual Insanity

2008年10月29日 00時51分47秒 | music






最近ヴァーチャルインサニティを耳にするなと思っていたらこういうことだったんですね。

よくできてるな。

ヴァーチャルインサニティは以前書きましたがついでに補足しておきます。

この壁と天井が動くセット、JK自体は動いていないのでどう踊ればいいのか悩んだらしいです。
で、このPV、お金が全然かかってないらしいです。

この曲、MTVとったのは有名な話ですが地元英国のアイヴァーノヴェロ賞(優れた歌詞、作曲に対して送られる賞)もとっているんですよね。
今聞いてみても意味深いですね。

しかしこれって10年前の曲だとするとこのミク画像作った人はおっさんか。

トヨタ iQ

2008年10月28日 23時41分44秒 | Weblog
トヨタもスマートのような車出すようです。







街でスマートK走っているの見たことあるけどあれは殆どオモチャみたいな感じでした。ガラスもアクリル使っているらしいですよ。

で、今回のiQ。
タイヤも端近くにあるので結構キビキビ動きそうです。


Minesweeper: The Movie

2008年10月11日 18時26分09秒 | Weblog
ウィンドウズユーザーでは有名なゲームマインスイーパー。
外人さんが自主制作映画を作ったようです。



会社の人で凄く早い人がいるのですがやりこむ人は本当に早いようですね。


凄い人。


と、いうかプログラムで何かしたようにしか見えないです。

ラッキーな人。


初級ではこの状況見たことあるけど、こんなの本当にあるの?

日光に行ってきました -華厳の滝

2008年10月05日 20時33分02秒 | 旅、風景
●華厳の滝

華厳の滝。
日光には色々な滝が存在しますが、もっとも有名な滝はここですね。
水量、迫力どれも凄いです。


明治時代ここからダイヴしちゃった人がいたため自殺の名所と不名誉なイメージがありましたが今では柵も取り付けられイメージは払拭されたようです。


上から見るとこんな感じ。
でも見るならエレベーターで中腹で見たほうが迫力あると思いますよ。


実は一度友人とここへ来たことがあるのですがそのときとイメージが全然違いますねぇ。
エレベーターのトンネルもどこかの炭鉱っぽいような薄暗いイメージだったのが、白いペンキ塗られてて蛍光灯も明るいし。
そして中腹の展望台2階だったのが3階になっているし。

あとこの壁。
以前はもっとせり出していたようなのですが気のせいだったのかな?

気がつくとずいぶんと開放感のある場所に変わっていました。
開放的になって逆に距離が離れたような感覚ですかね。

昔は滝の水しぶきが展望台まで来ていたような気がしていたのですが、今見るとそんなかかるような場所でもないですね。
思い違いだったのかな?
けどエレベータから出た展望台の下の写るんです売っていたところ、店の前ビニールでガードしていたような気がしたのですが。
もしかして時期とかによって水量が減っているからなのかな?

自分の記憶がいい加減だったのかもとやや腑に落ちない結果で釈然としませんでしたが全体的に見ればやっぱり来て良かったと思う旅でした。

日光に行ってきました -湯滝、竜頭の滝

2008年10月05日 20時20分15秒 | 旅、風景

●湯滝

湯元を離れ一路湯滝へ。
この湯滝は滝というほど直滑降に落ちるわけではなく、川というには角度がありすぎる微妙な滝です。
まぁ、そのまま落ちてきたら長さもありますし普通に死ねると思いますが。

ただ、ここの景色は絶景です。
もうちょっと色づくと秋の雰囲気もでていいのでしょうね。


滝の下はこんな感じになっています。
ここから先はハイキングコースになっています。
紅葉シーズンには最高ですね。

●竜頭の滝

奥日光から戻る途中に竜頭の滝にも行ってきました。
ここが一番紅葉でしたね。
もう秋って感じです。


下の茶屋から撮った一枚。
この辺は観光客も多くて中々上手く取れませんでした。


日光に行ってきました -奥日光、源泉、温泉寺

2008年10月05日 20時00分30秒 | 旅、風景

朝9時ごろ出立して奥日光へ

●湯元園地 あんよの湯

ここは無料で入れる足湯です。
丁度奥日光の真ん中付近にあるので使い勝手もいいです。
硫黄特有の臭いも温泉に来たって感じになれていいですね。

●源泉

北東にあるこの場所が源泉との事です。
いたるところから湯が吹き出ています。
出てくる場所によって熱かったり、ぬるかったりと面白いですね。



源泉から温泉寺へ向かう途中の一枚。
中禅寺湖付近はそんなに秋を感じませんでしたが、ここは初秋の感じが出てきてますね。
紅葉の赤、黄、そして緑のコントラストが綺麗です。

●温泉寺

日光山温泉寺は輪王寺の別院です。
祀っているのは薬師如来(薬師瑠璃光如来)。
そのためこの日光湯元の湯は瑠璃湯とも呼ばれています。

温泉寺はその名の通りお寺の境内に温泉があります。
ここの湯は昔は輪王寺の直轄で普通の人は絶対入れない所でしたが、今はお金を払えば入れます。

入ってみましたが、熱くて濃いですね。
硫黄の臭いが全然取れませんでした。
湯船はそんなに大きくないため、入れるのは3人ぐらいかな?
一緒に行った人にはえらく不評で、文句を自分に言って来ましたがそんな事言われてもって感じです。
まぁ、不自由も楽しめるくらいじゃないと旅なんて出来ませんよ。


日光に行ってきました -裏見滝、中禅寺湖

2008年10月04日 21時14分50秒 | 旅、風景

●裏見滝

ここは来るまで道路の道幅も狭く、駐車場からちょっと歩かなければならないため人は殆どいませんでした。
おかげでいい写真が撮れましたよ。
ちなみに松尾芭蕉もよった所らしいです。


かっては左側の凹みの部分から滝の裏に回れたらしいのですが明治時代に崩壊し、現在では行けません。


日光の滝の中では小ぶりなのですが、滝の近くまでいけるため逆にこのような迫力があります。

●中禅寺湖

いろは坂を登り、中禅寺湖でボートに乗りました。
野郎同士で乗ってもなぁ。

ちなみにこの中禅寺湖。名前の由来はそのまま中善寺(立木観音)から来ています。
中善寺は輪王寺の別院です。


日光に行ってきました -二荒山神社、大猷院、輪王寺

2008年10月04日 20時50分14秒 | 旅、風景

●二荒山神社

二荒山神社は男体山、女峯山、太郎山を集めた山岳信仰の神社です。
3つの山なのになぜ二なのかと言えばこれは補陀落(観音菩薩が住んでいる所)から来てます。
この日光の荘厳な地形を昔の人は補陀落に見立てたのでしょうね。

補陀落(ふだらく)が二荒(ふたら)に変わり、二荒をにこうと呼び、現在の日光(にっこう)になったと言われています。

二荒山神社は昔から信仰のある神社でこの日光市内から華厳の滝(この華厳も華厳経から来ています)、中禅寺湖の中宮祠、そして男体山の山頂の奥宮と境内は非常に大きい神社でした。

中には外社として日枝神社があります。
川越の時といい、東照宮と日枝神社は色々な関係がありそうです。

ちなみにこの写真、奥の二荒山神社まで馬で引いてくれるサービスです。
自分たちはやりませんでしたがいい思い出になるでしょうね。

●大猷院

大猷院(たいゆういん)。
寺社の名前っぽく感じますが大猷院は徳川家光の法名です。
ここは輪王寺の境内になります。

一緒に行った人が「だいじゅういん」と言ってたので速攻突っ込みいれておきました。
猷ははかるといった意味があります。

家光の東照宮をしのいではならないという遺言によって作られたため落ち着きのある場所になってます。
見所は門です。
写真の仁王門
二天門
夜叉門
門もさることながら風神、雷神など中の像も見ごたえがあります。

上でお坊さんの説明があるのですが夜叉門にいる烏摩勒伽(うまろきゃ)の持っている矢と弓は破魔弓と破魔矢との事です。

破魔矢って登録商標だと思っていたのですが(守り矢とか魔よけの矢とか)意味を考えると確かに間違っていませんね。
と、言うことでここでは珍しく寺なのに破魔矢が売ってます。
まぁ、昔は神社と寺は一緒だったので本当は普通といえば普通なのでしょうが。


中はこんな感じで登っていきます。

●日光山輪王寺

実は最初に寄ったところなのですが。
ここでは数珠の重要性を説明してました。

お悔やみで喪中宅に入る場合、数珠の大きい玉に親指を当てるとか、一人一つのお守りなので貸し借りはなしとか、死んだときも一緒に焼くものなので木などの残らない材質がいいなど。
で、最後に数珠どうですか?となるのですが聞いているとセールストークっぽいですね。

数珠もそうですが法具は宗派によって変わってくるので難しいですね。


日光に行ってきました -東照宮・奥宮

2008年10月04日 20時44分10秒 | 旅、風景

●日光東照宮・奥宮

普通奥宮といえば眠り猫なんですがあまりいい写真が無かったのでパス。

軽く説明すると眠った猫を彫った美術品はあまり無いです。
この後ろにスズメの像があるのですが、猫(捕食者)の近くでも戯れられるスズメから平和な世を祈った作品として有名です。

●鋳抜門

階段を登り、奥宮の拝殿横から回ると鋳抜門があります。

鋳抜門とはそのままなんですが扉など稼動部をのぞいて一つの鋳型で作った門の事です。
作成がどれだけ大変だったかは想像できませんね。

門の両端にあるのは蜃(しん)。
古代中国に出てくる伝説上の生き物で巨大なハマグリです。

蛇足ですが「蜃気楼」という言葉はこの蜃(巨大ハマグリ)が出す気が人に巨大な楼閣など幻惑を見せることから付けられた言葉です。
この蜃も確かに何か吐いています。

●奥院・御宝塔

御宝塔付近は高い木が生い茂っていて静寂な空気に包まれています。

この御宝塔、色々修繕されているのですが白の補強財が妙に安っぽく見えてしまいます。
こういうのを見るともっといい補強工事あったのでは?と思ってしまいます。


奥宮から戻ってきてみると表はかなり豪華だなと思ってしまいます。
個人的には奥宮の方が好きですが。