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日光に行ってきました -二荒山神社、大猷院、輪王寺

2008年10月04日 20時50分14秒 | 旅、風景

●二荒山神社

二荒山神社は男体山、女峯山、太郎山を集めた山岳信仰の神社です。
3つの山なのになぜ二なのかと言えばこれは補陀落(観音菩薩が住んでいる所)から来てます。
この日光の荘厳な地形を昔の人は補陀落に見立てたのでしょうね。

補陀落(ふだらく)が二荒(ふたら)に変わり、二荒をにこうと呼び、現在の日光(にっこう)になったと言われています。

二荒山神社は昔から信仰のある神社でこの日光市内から華厳の滝(この華厳も華厳経から来ています)、中禅寺湖の中宮祠、そして男体山の山頂の奥宮と境内は非常に大きい神社でした。

中には外社として日枝神社があります。
川越の時といい、東照宮と日枝神社は色々な関係がありそうです。

ちなみにこの写真、奥の二荒山神社まで馬で引いてくれるサービスです。
自分たちはやりませんでしたがいい思い出になるでしょうね。

●大猷院

大猷院(たいゆういん)。
寺社の名前っぽく感じますが大猷院は徳川家光の法名です。
ここは輪王寺の境内になります。

一緒に行った人が「だいじゅういん」と言ってたので速攻突っ込みいれておきました。
猷ははかるといった意味があります。

家光の東照宮をしのいではならないという遺言によって作られたため落ち着きのある場所になってます。
見所は門です。
写真の仁王門
二天門
夜叉門
門もさることながら風神、雷神など中の像も見ごたえがあります。

上でお坊さんの説明があるのですが夜叉門にいる烏摩勒伽(うまろきゃ)の持っている矢と弓は破魔弓と破魔矢との事です。

破魔矢って登録商標だと思っていたのですが(守り矢とか魔よけの矢とか)意味を考えると確かに間違っていませんね。
と、言うことでここでは珍しく寺なのに破魔矢が売ってます。
まぁ、昔は神社と寺は一緒だったので本当は普通といえば普通なのでしょうが。


中はこんな感じで登っていきます。

●日光山輪王寺

実は最初に寄ったところなのですが。
ここでは数珠の重要性を説明してました。

お悔やみで喪中宅に入る場合、数珠の大きい玉に親指を当てるとか、一人一つのお守りなので貸し借りはなしとか、死んだときも一緒に焼くものなので木などの残らない材質がいいなど。
で、最後に数珠どうですか?となるのですが聞いているとセールストークっぽいですね。

数珠もそうですが法具は宗派によって変わってくるので難しいですね。


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