犬と日々のあれこれ

犬のしつけ・出張訓練をしています。
日々の出来事をいろいろ

最終日

2014-10-14 | 日記
ベルギーのクラブハウスで訓練を見学。

ナイター設備も充実し、ふかふかの芝のサッカーコートでの練習は、全くもって羨ましい限り。

訓練されてる犬も、厳しい訓練にへこたれないド根性犬ばかり。
性能や稟性に問題有りの犬は、最初から訓練しないか問題が出れば即訓練中止…が一般的。
日本人のように、どんな犬でも取り敢えずは作り上げる、ということは殆どないです。

血統もよりどりみどり、犬の絶対数も多いのでできること。


皆さん、ヨーロッパの犬は優れてると思っているでしょうが、優れてない犬は
こうしてすぐに『淘汰』されてしまい、良い犬しか残さないから、というのが真実です(^^;


あと、ドイツでは犬の殺処分がゼロというのも嘘で、
個人レベルでは噛み犬など人のためにならない犬は、バンバン薬殺されています。


訓練でトップレベルを目指すなら、『優れた』犬でなければ取っ替え引っ替え。
コントロール不能なぐらい、人や犬に対して攻撃的な犬はすぐに殺処分。


犬と関わってきた歴史や宗教を含めた文化的背景が全く違い
日本人からするとシビアに見えるところもありますが、良いものだけを残していく
という面から考えるとこれが正解かもしれません。


加えて、島国で検疫制度の厳しい日本では、良い血液を大量導入
というわけにはいきませんので、本当に難しい問題です。

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