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先週末に行われた展覧会。
シェパード犬のビューティーコンテスト(ドッグショー)のことを
昔から『展覧会』と言いますが、それはあたかも美術品を観賞するかの如しです。
以前にも書きましたが、ジャーマンシェパードは
この展覧会を専門とするショー系と
訓練競技や警察犬や災害救助犬などのお仕事をする訓練系とに
真っ二つに別れているというのが実際のところ。
これらを掛け合わせたりすることもありますが、あまり多くはないです。
さて、そんなビューティーコンテストに参加した訓練系の小僧。
訓練系と言えど、ジャーマンシェパードはやはり格好も良くないと(^-^;
生後8ヶ月ですので、幼犬Bに出陳。
ショーマナーは全く入れてませんでしたが
初顔合わせだったハンドラーさんに体を触られたりしても
ウヒョヒョって感じで喜んでおりました。
一緒に走る同じクラスの犬たちに対しても変に興奮するわけでもなく
とにかく嬉しい楽しいと言った感じでただただ走っておりました(^^)
小僧にとって良い経験になったのでは?
シェパード犬として概ね正しい角度.構成という評価を頂き
楽しそうに走るその明るい表現も相俟って
順位は末席でしたがこのクラスの最高評価vvを頂くことができました。
そして、一席でも末席でも一頭一頭に
なぜそのような評価になったのかを
観衆の前できちんと講評してもらえるところが嬉しいことでした♪
そして、訓練試験(競技)では当たり前の約束事ですが
展覧会の審査講評においても当たり前に
ネガティブな表現は使われておらず
長所を褒めた上で、その犬の弱点や短所を指摘するにも
次につながるポジティブな表現をしている場面が多々ありました。
初めて展覧会を見に来たという人も、このような講評に非常に好感を持ったと言ってました。
和やかな雰囲気で展覧会は終了しましたが
成績が良かった人もそうでない人も
手塩にかけて育ててきた犬が正しく評価されたという点では
満足のいく会だったのではないかと思います。
しかし、成犬牝のトップの犬は、姿形.走り.醸し出される品性.稟性
全てにおいて本当に魅力的でした(^^)
展覧会初心者が見ても、そう感じるのですから…。
訓練犬、展覧会犬問わず
輝いてる犬には釘付けになります!!
良いものは理屈抜きで良い!
皆さんも展覧会やドッグショーに足を運んでみてはいかがでしょうか?
きっと魅力的なコに出会えますよ(^_^)