犬と日々のあれこれ

犬のしつけ・出張訓練をしています。
日々の出来事をいろいろ

チームウルフ

2011-07-11 | 日記
国や地域によって呼び方に若干の違いはあるようですが、シェパードの毛色は大別すると三種類に分けられます。

ブラックタン(黒茶)
ウルフ(狼灰色)
オールブラック(純黒)



ブラックタン
シェパードと言うと皆さん普通は、この色を想像されるようです。


ブラック(黒)とタン(茶色)の割合や色合い、刺毛の入り方でいろんなバリエーションがあります。
全身ほぼ真っ黒で、脚先がほんの少し茶色くてもブラックタンです。


仔犬の頃は脚や顔のマーキングを除けば、黒がちです。


因みに、ショー(ビューティーコンテスト)用のシェパードは、ほぼ100%この毛色です。ブラックとタンの部分がくっきり分かれているこのような色合いは、派手に見えて、見栄えがしますからね。

昔、ドイツSVジーガー展(シェパード単犬種の世界的ドッグショー)で、ウルフのショードッグを見ましたが、何だか違和感を感じました。
あのムクムク体型でウルフだなんて…。


さて、その
ウルフ(狼灰色)
シェパード犬の源色(起源となった色)です。
タン(茶色)の部分と黒っぽい部分に体色が分かれています。黒く見える部分の毛は、毛先だけが黒く、根元部分は茶色です。
この毛先の黒の割合やタンの色合いで、茶色っぽく見える犬や


ダークグレーっぽく見える犬


黒っぽく見える犬など、この毛色も様々なバリエーションがあります。

仔犬の頃は茶色っぽい毛色です。

歳をとるごとに段々色が濃く(黒っぽく)なる傾向があります。


オールブラック
真っ黒なシェパードです。

真っ黒なシェパードがいるということを意外と知らない人もいるようで、この毛色のシェパードを飼っている友達は時々、「何の犬ですか?」と尋ねられるそうです。
仔犬~成犬時を通して真っ黒です。



毛色というのは、ビジュアル的にも人間にとってはとても分かり易い個体識別方法で、どうしても毛色とその犬の性格や性質を関連づけたがるもの(関連があるという説もあります)ですが、本当に判断材料としてほしいのは、本犬の両親と本犬そのものの性格や性質.能力ではないでしょうか?

健康上の問題を考えると、色素の薄い個体は避けた方が無難ですが。


ちなみに下の写真はうちのウルフたちです。
名付けてチームウルフ(^^)



最新の画像もっと見る