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今日(5月10日)から愛鳥週間

2013-05-10 | 日記・エッセイ・コラム

 今日(5月10日)は愛鳥の日で、今日から1週間”愛鳥週間(バードウィーク)、5月10日~16日”である。野鳥保護思想普及のために鳥類保護連絡協議会が設けたもので、環境庁(現環境省)が昭和25年(1950年)から実施している。
 この日を前にして、日本野鳥の会は環境省で記者会見し、「ツバメの巣を落とさず、見守ってほしい」と呼び掛けた(5月9日)。
 日本野鳥の会によると、昨年のバードウィークに呼びかけて実施した全国ツバメ調査では、約4割の方が「ツバメが減っている」と感じており、また天敵であるカラスの影響に次いで、人が巣を落としてしまう例が数多く報告されるという結果だった。2年目となる今年は、ツバメの減少の一因と考えられる、人が巣を落としてしまうことへの保護対策の一環として、「ツバメの巣を落とさないで、子育てを見守り、応援してください!」と全国に呼びかけた。尚、巣を落とすのは「巣から落ちるふんが嫌」が主な原因とみられ、会ではパンフレットを作り、巣の下に段ボールや使わなくなった傘などを取り付ける対策を紹介している。
 ツバメは春になると南の国から渡ってくる。「ツバメは古くから里山の自然の中で生きてきた、人と自然との共存を象徴する野鳥です。ツバメが姿を消すとき、それは私たちにとっても懐かしい風景も消える時なのです。」・・日本野鳥の会HPより。

 

 庭で、日が余り当たらない場所で、シャガがひっそりと咲いている。花は短命で1日程で萎んでしまうが、次々と新しい花が咲く。
 繁殖は根茎を横に伸ばして行う。不稔性(タネができない性質、三倍体のため)なので、日本全国に広がったのは、人為的に行われたと考えられている。人為的影響の少ない自然林内には自生せず、嘗ては人間が住んでいた場所では見られるからとの事。
 名(シャガ)は、檜扇(ひおうぎ、ひおうぎあやめ)の漢名の「射干(やかん)」を音読みしたと言われる。

Shaga305101  シャガ(射干、著莪)
別名:胡蝶花(こちょうか)
学名:Iris japonica
アヤメ科アヤメ属
常緑性の多年草 
原産は中国、古くに日本に渡来
15世紀末に宮中での立花に使われた記録がある
丈は30cm~70cm
開花期は4月~5月
花径は数cm、花色は淡紫色が基調色
花は、各3枚の外花被(萼)と内花被(花冠)、雄蕊からなる。外花被(萼)には青紫と黄橙色の斑紋があり、縁はフリル状(ギザギザ)である。


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