照明散歩

照明デザインのワークログ

まだまだいくぞ~!

2005-10-25 22:48:25 | N プロジェクト
コンテンツの作りこみも仕上げ段階
これだけのプロジェクトになると
コンテンツの意思決定のイニシアチブが取れずに
なかなか調整が取れない。

舞台照明の場合は
おのおの仕事量が多いせいだろうか
殆ど信頼関係の中で綜合芸術として灯り屋としての立場が確立され
無言で自分の仕事のみに集中できる。

建築の場合は人の調整に時間がかかる。
自分の灯りを口で解説しなければならない。
灯りを口で解説するって言うのは
我々徒弟制度で体に仕事を覚えさせられた人種には
結構大変な作業でして口で解説していく間に
ドンドン覚めていく自分がわかってしまう。

ソムリエの人とか
ワインを解説するのに何百とボキャブラリーを持っているらしいが
解説していくうちに自分のボキャ貧に苦しまないのかなぁ~?

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2 コメント

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同感です! (mchyokobo)
2005-10-26 07:07:08
わたしもよくそう感じます。商品のコンセプトを出して(それは膨大なフィールドワークをバックグラウンドにはしているが)、それは結局説明のつかない「直感」みたいなものなのだけど、それを倫理的に説明しないといけない。



そんなとき、なんだかあれほど熱く信じていたものが、なんだか他人事のように思えてきて、自分でどんどんつまらなくなってゆきます。そこで愚かな質問でもでようものなら、逆切れに近い感情を抱いてしまう。



クライアントも直感型で絵をみただけで、はは~んと納得指定売れる場合には、気持ちよくことが運びますが。



直感といってもそれは海に出ている氷山の一角で、その下にはおおきな氷山が隠れているように、さまざまな根拠があるのだけど、それをうまく説明しようとすると、直感で得た感覚が鈍る。



右脳と左脳のせいなのでしょうか。
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逆ギレ (greenpapper)
2005-10-30 22:10:44
そう、まさに“逆ギレ”。

「・・・感情を抱いてしまう」だなんてモンじゃない。



アナログっぽいことを2進法のデジタルで解説するようなもんだから、もともと解説するよりやっちまったほうが手っ取り早い。







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