ぐりんのキッチンダイアリー green kitchen in Hamburg

旦那さま(菜食主義)と息子とドイツでのベジーな生活。マクロビ修行とヴィーガン料理と子育て日記。

ゴマ和えを食べて

2017-05-13 | 育児
今週、息子は1才8か月になりました。

日に日にできることが増えていきます。

体を動かすのがとても好きらしく、
月齢が近い男の子たちと比べても若干がっしりとした体格です。

1か月早く小さく生まれてきたため心配していた日々がまるで嘘のよう。

最近一人で何かよく話しているけれど、会話にはまだなっておらず。

覚えた言葉は、ママ、パパ、バナナ、
ナーゼ(独で鼻)、はな、アンパンマン、
アウト(独で車)、ワンワン。

今週からは、これ、こっち、が言えるようになったり、
散歩途中に見かける丸いキャラクターをアンパンマンと指差したりしていました。

今日の我が家の夕飯は旦那さんが日帰りで帰省していたこともあり、
簡単に、さやえんどうのゴマ和えとライスヌードルだったのですが、

「ママ、これ、おいちぃ。」

とゴマ和えを食べながら突然言ったので驚きました。

そして、その言葉に何だかとても感動。



さやえんどうはオーガニックのものを市場で買って、
少し高かったなぁ〜、と思っていたけど、
おいしかったのなら買った甲斐がありました。

ちなみに味付けは、黒ゴマをすって、
味噌、みりん、リンゴ酢を混ぜて、
塩ゆでしたさやえんどうと和えたものでした。



今のところ和食が好きな息子です。

なくした指輪

2017-05-10 | ベジー日記
昨日気がつかなかったけれど、どうも結婚指輪を腕時計につけたままどこかで失くしたようで。。。

エプロンか服のポケットに入れたまま洗濯したのかも、と思ったけれどなく。

家で心当たりを探して、もしやと昨日お料理を手伝ったお店も見に行ったけれどなく。

落ちこんでてもお腹がすいたので、とりあえず気合いを入れるために、帰宅途中にオーガニックマーケット内のパン屋さんでビーガンのクロワッサンとピザパンにソヤカプチーノでがっつり一人ランチ。



腕時計は初任給で自分で買ったもので、気に入ってたけど古いものだしもういいとしても。

結婚指輪は失くすとかなり悲しい。

家にあるといいなぁ。
意外なところから見つからないかなぁ。
もし見つかったら、今度からは寝る時と料理する時も外さないようにしようかな。

とか考えながら、息子を保育園に迎えに行って家でまた考えていると、、、ありました。

店で使ったエプロンじゃなくて、家のエプロンのポケットの中に入ってました〜。
ああ、恥ずかしい。

ポルトガルの南③旅に出ること

2017-05-10 | ベジー日記
先日、一週間のポルトガルの旅で非日常の生活を送って気がついたこと。



滞在先は必要なものだけがそろっている広い部屋でした。
そしてクリーニングサービスがついているので、掃除とリネン類の洗濯は毎日完璧。
当然ですが、それがとっても心地よかったです。

物が少なくてシンプルな生活の快適さを実感したので、
帰宅後、掃除を日課に部屋を見直しています。

ここ2年ほどで育児に関する物がどんどん増えてきて、
もらいものも多く有難かったのですが、
夏も近づいてきてそろそろ片付けたい気分です。



散歩の途中でみつけたポルトガルの野の花。
部屋には花瓶もあったので、お花を飾ってみました。

ドイツは日本に比べてお花が安く手に入るのでよく花屋さんで買っていますが、
川沿いなど歩くと野の花も咲いています。
手折る気分になったのは、暖かくてポルトガルの野の花がとてもたくさん咲いていたから。




4月下旬のポルトガルには琵琶の木がたくさんあり、たわわに実っていました。
ビワの葉を持ち帰ってビワの葉エキスを作ろうかな、と思いながらも、もらってくるのを忘れてきました。



ドライブしてたくさん見かけたコウノトリの巣。



古い建物や電柱の上に大きな巣とコウノトリが座っている姿は、とてもほのぼのしていてかわいいです。

休暇中に久しぶりに読んだ長編小説『海賊と呼ばれた男』。
友人に借りて読み始めるまでにすごく時間がかかったのに、
おもしろかったので一気に読み終えました。日本でベストセラーになっていたのに納得。

昔は大好きでしたが、ここ数年は小説やフィクションを読む時間がもったいない気がしていました。
でもマクロビ料理本、育児書以外にも、自分ではない誰かの人生を体験できる読書の大切さを改めて実感したので、
子どもが寝静まった夜などに読書の時間をまた持っていきたいです。



のんびりしたポルトガルのビーチの雰囲気が好きでした。
また機会があればぜひ家族で行きたいなあ、と心から思います。


ポルトガルの南②市場が楽しい

2017-05-06 | ベジー日記
(ポルトガル旅行の続きです)

ポルトガルのAlbufeiraではキッチンつきのコテージに宿泊したので自炊もできました。

ポルトガルの市場を見てみたいなあ、と自分から言う前に、
青空市場を毎週楽しみにしているのを知っている旦那さんが
Louleという近隣の町の土曜朝市がいい
という情報をガイドブックでゲットしてくれていました。

車だと30分ほどらしいですが、
各ホテルで乗客を拾っていく大型バスのピックアップツアーに参加したので
片道1時間ほどかかりました。

ガイドブックのお勧め通り、とてもかわいい町で、
マーケットはすごい賑わいでわくわくしました。

伝統的な市場は屋根のある建物の中で、
スペインのバルセロナの真ん中にも似た感じの屋内市場があって
どちらも同じような活気でした。

新鮮なシーフードコーナーもあって日本人としては見ているだけでドキドキ。

一番気になったのは巨大な魚の干物です。

塩漬けのタラのようでしたが、残念ながらお料理を食べる機会は逃しました。




自炊できるのでカブやパプリカなど新鮮な地元産の野菜を選んだり、
お土産用にドライフルーツやアーモンドのビスケット、
ピリピリという唐辛子のソースを買ったりしました。

旦那さんは試飲しながら自分用にポートワインを買えたので満足そう。
(ポートワインはポルトガルの甘いワインのことなんだと私は初めて知りました。)

ちなみにLouleではジプシーマーケットも土曜朝に開催されるのですが、
これはフリマっぽい感じの物品市場であまり興味はそそられませんでした。
(偽物だろうなというブランド品が多く売られています)

滞在した4月下旬はオレンジの季節のようで、道路沿いにオレンジを販売する車も見かけました。



売り子のお姉さんによると、
15分ほど離れたところのオレンジ畑でとれたそうで、
試食すると酸味がなくとても甘くて。
ついつい5キロ入りの袋を買ってしまい食べられるかと心配しましたが、
家族3人でジュースにして飲むとあっという間でした。
(キッチンには電動のオレンジ絞り器もついていました。本当に便利な宿。)

持参した梅干しと海苔でおにぎりを作ったりもしていましたが、
ビーチ付近のお店でランチを食べることも何度かあり、
ここぞとばかりにポルトガル風のイワシの丸焼きを食べてみました。



家では自分もビーガン料理がメインなので、
とても久しぶりにイワシを食べましたが、懐かしくて香ばしい。
ナイフとフォークで焼き魚を食べると意外と楽なことを発見しました。

旅行するとビーガンの旦那さんは外食が難しく、
海辺のレストランではパスタ系や野菜ライスやサラダなどで、だんだんとタンパク質が足りなくなってきます。

今回はインド料理やハンバーガー店で、ビーガン対応にしてもらったり、
屋台のアイスクリーム屋でも食べられるアイスを発見できましたが、
やっぱりキッチン付きにしてよかったです。

1歳7か月の息子はこの旅で朝から晩まで毎日パパと遊びまわって楽しかったようで、
食欲がとっても旺盛になりました。



野菜を食べないなぁ、
と少し前まで心配していたのが噓のように、
自分から野菜も魚も卵料理も乳製品も(宿泊プランは朝食付きにしていました)
何ともおいしそうに食べていました。

ポルトガルの南① ドイツ風の休暇

2017-05-04 | ベジー日記
旦那さんが有給休暇をとることになり、ポルトガルの南のアルブフェイラ(Albufeira)に遊びに行っていました。

休暇はなるべくまとめて取得して、日本帰省の際に長く滞在できたらと思っているのですが、会社の都合でそうもいかず。
1年のうち数回に分けて取得することになりました。
(それでも1年分の有給休暇の日数は日本と比べるとだいぶ長いので感謝です)

ビーガンの旦那さんと1歳児の息子と一緒、ということで、
優先順位はキッチンと子供の遊び場がついている滞在先。

ついでにハンブルクより暖かく、自然があってのんびりした場所、
という条件で探したところ、ポルトガルに行くことになりました。

首都リスボンには行ってよかったよ~、と友人から話に聞いていたのですが、
私たちが目指したのはポルトガル南部のビーチリゾートAlbufeira。

最寄りのファロ空港(Faro)はハンブルク空港からの直行便で3時間半ほどなので、
子連れ旅にも無理のない距離です。



そして、空港を出ると久々に南国の風が吹いていました。

あいにくこの南国の風はその後3日ほどは夜も眠られないような強風となり驚きましたが、
後半3日はパッタリと風も止んで穏やかな天気となりました。

地元の人も雰囲気が朗らかな人が多いという印象。やっぱり気候の差でしょうか。
ドイツでは基本的に愛想笑いはほぼ皆無なので、
会話してみないと人の良さもわからないことが多いのですが。
それと比べてみると、ポルトガルの人は気さくで笑顔が多い感じです。

滞在したClube Albufeira Resort Algarveは広大な敷地内に屋外プールが4つもあり、
白いコテージが立ち並ぶ村のような巨大なリゾート施設でした。



ビーチ付近は大小のホテルがたくさんあるエリアですが、
Clube Albufeiraはキャンプ場も隣接していて若干離れたところにあります。

それでも敷地内に子どもがゆっくり遊べる施設がついている滞在先を選んで助かりました。

敷地を出ると徒歩40分ほどのところにビーチがあるので、
オフシーズンのビーチで海を眺めたり、
凧をあげたり、貝殻を拾ったり、砂浜に転がったり。
ドイツ風に何もせずひたすらのんびりできました。

滞在先はキッチン、リビングルーム、ベッドルーム、バスルームが分かれていて
(子連れ旅にはベッドルームが分かれているのはポイントです)、
洗濯機までついていてとっても快適でした。
(そして掃除サービスはついているので大助かり)




一日だけレンタカーを借りた時に見た美しい夕日が見えるビーチ。
ちょうど息子は車内で眠ってしまったため、
夫婦だけで車外に出て落ち着いて夕日を眺められなかったりもしましたが、
こんなこともいい思い出となりました。

いつもどこかに旅行すると「もういい、家に帰りたい」とよく言ってるのに今回は言わないね?
と旦那さんに珍しがられましたが、
今回はキッチン付きで1週間だったのが良かったみたいです。

(その2に続きます)