GREEN Library

2019年は書店員としてのお仕事のめくるめく素晴らしい日々を。時々エレカシ・ミッシェル・Suchmosなど

さんさんと輝いて、穏やかな場所で

2007-05-16 | 絵本読み聞かせなど

村上春樹の小説は大学生になって初めて読んだ。今うちの書棚にある小説の類は村上春樹のもののみ。何度も読み、何度も「あぁ、この世界、いいな」とじんわり楽しむ。村上春樹だけを読むわけではなくて、その他の作家さんたちの本は読み終えると、BookOffに。3年前に学生時代から読みためてきた小説類をおもいきってすべてBookoffへ。1万円近くになった。それ以来、これから何度も読み返すだろう小説だけを手元におくようになりました。すると村上春樹のみになったという訳で。実際、「羊をめぐる冒険」は数年ごとに読み返す。「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」もかなりの頻度だな。何度読んでも楽しい。

村上春樹の好きな理由のひとつ。この人は規則正しい生活のリズムをもっている。そこをまず尊敬してる。朝は5時には起きて、ジョギング(だったかな?ちょっとうろおぼえ・・)、その後午前中に執筆。夜も早くに就寝。体内時計にさからわない、自然で穏やかな生活だなぁ。

そして村上春樹は新聞を読まない。テレビを見ない。今、世の中で起こり続けるネガティブな情報から離れた場所で生きている。

私も新聞を読まない。(日経をだんなは朝、新聞受けからそのまま会社へもってくので、私は朝刊をみることはない)テレビも朝の教育テレビを子供と一緒に30分ほど見て、子供の登校後は消している。そして夕方の子供のお気に入りのテレビ番組が始まるまでつけない。

世の中で起こることを知らないでも、生きていける。自分の生活に必要なものだけ選択して、知ろうとしてればいい。これが今の私の ネガティブな流れに巻き込まれない方法。

いつもさんさんと輝いて、穏やかな場所で生活するんだ

 

写真:Arne10

Arne10

定価¥525(税込)
2004年12月15日発行

「春樹さん、載ってるよ」と友人にいただいた本。オーガニックって感じの本これに春樹さんの自宅が素敵な写真満載で紹介されている。うん!やっぱり村上春樹だ。体内時計が正確に働いてる、そんな生活ぶりです私もこれを目指しています

そうそう、最近1冊、仲間入りした小説があった。

 

きよしこ
きよしこ 重松 清
1年前の夏に読み、それから3回ほど読んで、心潤ってます

 

 

 

 

 

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