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日々の寝言~Daily Nonsense~

報道の劣化

Jリーグの主審が、選手に「死ね」と言った
という報道があった。

その後の調べで、結局、
「プレイして」の「して」を「死ね」と
聞き間違えただけ、ということになったようだ。

もちろん、真実は最終的にはわからないが、
さすがに「死ね」は無いだろうから、
たぶん検証結果が正しいのだろう。

ちょっと違うが、似たようなこととして、
伊達さんの活躍に対して、日本テニス協会の
強化本部長?が、「若手がだらしない」と言った、
という報道があった。

これに対して、ネット上では、
「だらしないのは強化本部長やテニス協会だろう」
という意見が多く出ているようだが、
これも、実際のところはどういう発言だったのか、
全体の文脈がわからないと、なんとも言えない。

実際問題、テニスの王子様の小ブーム以来、
日本のテニスがめっきり衰退しているのは事実で、
日本テニス協会にはその責任があるだろうし、
他人事のようなコメントをするお偉いさんは多いから、
そういうふうに解釈されるのはしかたないと思うが、
報道するほうがそれを煽るような書き方になっているような
気がするのが、ちょっと気持ち悪い。

情報が素早く伝わるのは、いいことなのだが、
その分、間違えや不正確さも増す、
つまり、報道が劣化するのはやむをえないことだ。

基本的には、受け手の側が気をつけるしかない。

もちろん、報道する側も、
単純な意見を煽るような書き方は
謹んで欲しいものだ。
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