オー・プロヴァンソーのハヤシライス

「中野食堂」
というニックネームを掲げているが、
ビストロっぽいカジュアルな雰囲気
というわけではない

でも、高級フレンチのような
近寄りがたさ、堅苦しさもない

その中間、ちょうどよい位の雰囲気だ

シェフを含む全スタッフによる笑顔のお出迎え
清潔に磨かれた床
シンプルだが安っぽくない内装
真っ白なテーブルクロス
帽子掛けと大きな鏡

居心地の良い空間

一日限定5食という
Dランチをお願いした

前菜は6種類くらいから選ぶ

フォアグラにも惹かれたが、
メインと重ならないように、
魚介のサラダ仕立てをお願いする

海老、蟹、帆立？が
サラダ野菜と一緒に盛られている
ドレッシングはトリュフ入り

トリュフの香りはよくわからないのだが、
海老がとてもおいしかった

半生なのだが、プリプリとは違う
不思議な柔らかい食感
海老の甘みがよく引き立っている

メインは看板料理の一つ
「ちょっとおいしいハヤシライス」

ハヤシライスといっても、
牛ホホ肉の赤ワインソース煮＋ご飯
という感じ

ソースは意外とさらさらしている

もっと濃厚なものをイメージしていたが、
このサラサラがとても良い。

嫌味がなく、
ワインの味と香りが活きている

ホホ肉？はもちろん
とろとろに煮えている。

美味・・・・・心に染みる
他では食べられない料理だ

あっという間に食べてしまうのが
もったいない

デザートは6種類くらいから
よりどりみどり
全部頼んでもＯＫらしい

3種類お願いしたが、
どれもきっちりおいしい

コーヒーもしっかりとしていた

余ったパンはお持ち帰り

店を出るときには、
中野シェフが出てきてくれた

感激^^;

グラスワインをつけて約5,000円

ボリュームからすると
ちょっと高いかもしれないが、
全体的な雰囲気も含めて
個人的には大変満足

印象に残る一食になった

今回は連れもなくて
ゆっくりする時間が
無かったのがちょっと残念

次回は誰かと一緒に行きたい

リピートしたい店がまた増えた

といっても、ちょっと遠いので
なかなか行けないのだが・・・

（追記）

定期的に通いたい店
好きな人を連れて行くのに
間違いない店だと思う

狙いは良いと思うのだが、しかし・・・
お金持ち→高級フレンチ
普通の人→ビストロ
という棲み分けがかなり安定してしまっているので、
ここが狙っている層が東京近郊にどれだけいるのか？？
がちょっと心配

自分にしても、ぜひ通いたいけど
予算的にちょっとなぁ・・・
という部分はある

客層を開拓することも含めて
ぜひ頑張って欲しいと思う