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日々の寝言~Daily Nonsense~

「子供が育つ魔法の言葉」 by ドロシー・ロー・ノルト

家のトイレの壁にかけてある、
PHP 出版から出ている
日めくりのカレンダーから。

その 18日のページの言葉
(少しだけ勝手に修正)から。

ーーー
あるがままの
その子を受入れ
慈しみ 讃える
それが子供を愛すること

たとえ言うことを聞かなくても、
駄目な子、悪い子と決めつけないでください
その子の良いところに気づいてください。
親の愛は、一生涯、子供の心を支えるのですから。
ーーー

元の翻訳では「誉める」とあるのだが、
アドラーに従って、誉めるは対等の関係ではないので、
「讃える」としてみた。「寿ぐ」でもいいかもしれない。

著者は、ドロシー・ロー・ノルト
(Dorothy Law Nolte)さんという方。
(カレンダーの著者紹介には、英国の大学の宗教心理学博士、
とあるが、Wikipedia(英文)によると、
生まれも育ちもカリフォルニアのアメリカ人らしい。
大学だけ英国なのかもしれない。)

原典は、"Children Lean What They Live" というタイトルの、
If children live with xxx, they learn yyy
という形の19行の詩で、
それの各行に解説文がついたものが本になっている

詩の全文は、上の amazon のサイトにもあるし、
たとえばこちらのブログ
紹介されている。

日めくりカレンダーは、
19 では足りないので、
解説文からの抜粋を少し追加しているようだ。

上の 18日の分は、追加のほうで、
「誉める」の原文は ”praise" だと思われる。
英和辞典の訳は「称賛する、誉める」なので、
「誉める」で問題ないのだが、
個人的に、誉められるのは、嫌いだ。

英英辞典で調べると、
> praise: to say that you admire and approve of someone or something, especially publicly
ということなので、日本語の「誉める」とはちょっと違うニュアンスのような感じがする。
「神を讃える」というときにも使うようで、リスペクトするという意味もあるらしい。

著者は、子育て方面では著名な方らしく、
現在の天皇陛下も皇太子殿下の頃に
朗読されたとか。

このカレンダーを自分の親が、あるいは
子育てしている自分が見ていれば・・・と思う。

全ての親が一度は見るようにすれば、
子どもの虐待も少しでも減って、
良い世の中になるような気がする。

天皇陛下のお墨付きもあるのだから、
このままではなくて、日本流に
修正したものでも良いので、
たとえば、母子手帳と一緒に渡して
説明するようにしたらよいのではないか?
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