幼稚部参観のあとは、マメのいる幼児教室の参観です。
マメの部屋に行くと(10組くらいの親子が二部屋に分かれて活動)、風船を使ってワーワー遊んでいます。
マメはわたしたちを見て少し照れたように笑いますが、そのままママといっしょに遊びをつづけます。
おお!
この大人な対応にはビックリ!
「すぐに走り寄ってきてわたしに抱っこを求め、そのまま離れない」などという状況も思い描いていたからです。
そうなったら困るな、などと危惧していたからです。
マメちゃん、成長したね。
今回、マメだけでなく娘に関する危惧も解消しました。
<トロくて口下手で人間関係能力の低い娘。
ほかのママさんたちから疎まれているんじゃないか。
ママが疎まれればマメも疎まれる。
ふたりは幼児教室内でのけ者になっているのでは?>
こんな不安がときどき胸をよぎっていたのです。
じっさいにこの目で見たふたりは、教室でイキイキと楽しそうでした。
遊びの中で、娘はさりげなくほかのママさんたちと会釈しあっているし、
化粧して少しおしゃれもしているようすは、わりと可愛いかも。
さらに...。
懇談会でふたりの祖母さんから声をかけられました。
ひとりからは「マメちゃん、いつもお利口さんでいい子ですよねー」と。
もうひとりからは「マメちゃんの可愛らしいおかっぱスタイル、おばあちゃまがカットしているんですって?」と。
どうもこのふたりは、仕事を持つ娘さんにかわって、時おり幼児教室に付き添っているらしい。
この祖母さんたちの言葉から、娘とマメは「決して」のけ者になどなっていないと確信が持てました。
娘やマメと合流するために最後に幼児教室に戻ると、ちょうどお片づけが始まるところでした。
先生がピアノを弾いて「お片づけの歌」を歌っています。
1〜2歳児なので、まだまだみんな機敏には動けません。
寝ころがって何もしない子もいます。
そんな中、マメはテキパキと、細かいおもちゃを箱の中に投げ込んでいます。
「マメちゃんえら〜い」
「マメちゃんありがとう」
などの言葉が、周囲のママたちから寄せられます。
うれしく楽しく幸せな一日でした。
「うちのマメがいちばん可愛くてかしこそうだったなぁ」とは夫の感想。
「バッカじゃないの?」と苦笑しながらも、「うんまあそうかもね」と内心うなづくわたしでした。
」