イヤイヤ期なのか何なのか、最近よく大泣きするマメですが、
ろう学校幼児教室への行き渋りに加えて、わたしを困らせた号泣場面が、
<昼寝をいやがるとき>です。
ここしばらくろう学校への送迎が立て込み(通常のグループ活動のほかに個人指導が入ったり)、そのまえは娘がうちに来たりで、先週水曜日は10日ぶりくらいの通常訪問となりました。
10:30 娘宅着 かるく遊んで
11:10~11:40 昼食 その後、またかるく遊んで
12:30 そろそろお昼寝かな、という感じでマメに声をかけました
この流れは、これまで長くつづいた「不動のルーティーン」なので、迷いも疑いもありませんでした。
ところがところが...。
「やーだー」と、いつになく大きな声を出すマメです。
もっと遊びたくて昼寝をいやがるのはいつものことなので、気にも留めず抱っこバンドを出してきました。
(昼寝の寝かしつけはいつも抱っこバンドです。娘かわたしか夫が。)
抱っこバンドに入れて子守歌を歌うと、わりあいすぐに寝つくマメなのです。
わたしが抱っこバンドを装着し始めると、マメの号泣が始まりました。
「やーだー、やーだー」と叫び、抱き上げられまいと手をバンザイのかたちにします。
「どうしたのよマメちゃん、ネンネおっきしてからお散歩行こうよー」
夫も手伝って、何とかマメを抱っこバンドに入れてしまいます。
マメの号泣は激しさを増し、身をよじって抵抗したりあばれたりするさまは、まるで
<警察に捕縛された逃亡犯>みたいなのでした。
けっきょく、泣きつかれて眠ってしまったマメ。
涙のあとを眺めながら「な、な、何なの? この10日間に何があったの?」と思うわたしでした。
娘に聞くと、
「このごろすごく昼寝をいやがるようになった」
「だから昼寝をさせず、夜早く寝かせることが多い」
「久しぶりのばあばの寝かしつけなら、きげんよく寝るかと思ったけど...」
とのこと。
ショックでした。
慣れ親しんだルーティーンがくずれてしまうのか?
今後、昼寝という休憩時間なしで2歳児の相手をすることになるのか?
往復4時間かけてたどりつく70代ジジババに、それはきつすぎる、しんどすぎる。
たかが「幼児の昼寝」のことなのに、パニック感が胸いっぱいに広がるのでした。
(次記事につづきます)