goo blog サービス終了のお知らせ 

孫娘は小耳症

孫娘(2021年4月生まれ)は左耳小耳症で両耳難聴です。
頼りない娘を支えつつ孫娘の成長を見守ります。

英才教育なら佐藤ママ

2025-03-20 08:31:21 | 3歳半から

10日ほどまえ、次男の嫁さんに

「お母さん、マメちゃんにどんな英才教育してるんですか?」

と聞かれて、こそばゆい思いをしました。

 

<絵本を読み聞かせる>

<質問にていねいに答える>

などが自覚的に思い浮かんだのですが、

そこで「待てよ」という気持ちが沸き起こりました。

 

そんなふんわりしたもので満足してていいの?

今は、いわば「幼児期前期」が終わって「幼児期後期」が始まるとき。

就学までの3年間、もっと「攻めた英才教育」に移行したほうがいいのでは?

 

そこで浮上したのが「佐藤ママ」こと佐藤亮子さんです。

このかたは、4人のお子さん全員を東大医学部(大学偏差値ランキングの最高峰)に合格させたお母さんです。

その英才教育ハウツー本が人気を博して、わたしも10年ほどまえに読みました。

 

冷やかし半分で読み始めてビックリ。

何て緻密な、何てスマートな英才教育だろう!

おみそれしました! と脱帽し、少しだけ佐藤ママのファンになりました。

 

このかたは言ってみれば「超一流芸能マネージャー」のような存在です。

海のものとも山のものともつかぬ原石を、

磨いて磨いて磨いて、

整えて整えて整えて。

ついには、きらめくスターとしてデビューさせる。

(そう、SMAPの飯島三智マネージャーみたいに。)

 

英才教育ということなら、ぜひ佐藤ママに教えを請いたいところです。

しかし、以前わたしが読んだ本は小中高校の勉強がメインでした。

幼児期に特化した著作はないかな。

 

ありました。

地元図書館に。

次記事でご紹介しますね。


英才教育(?)その2 <ていねいな会話>

2025-03-12 14:50:13 | 3歳半から

今から40年まえ、

わたしは3人の幼い子どもの母親でした。

小さい子特有の「わけのわからなさ」が苦手だったわたしにとって、子育てはけっこうしんどいものでした。

 

あるとき、(テレビか本で)、こんなことを主張する母親に遭遇しました。

「子どもって好奇心のかたまりですよね」

「なぜ、どうして、が無限に出てきます」

「その発想に、おとなが驚かされることもあります」

「ひとつひとつの疑問にていねいに答えると、子どもの顔が輝きます」

「子どものせっかくの知的好奇心をつぶさないよう、いつも心がけています」

とか何とか。

 

「ウッ」となりました。

世の中の「良いお母さん」て、そんなことやってんの?

ムリムリ、わたしにはムリ。

フルタイムで仕事してるから、という言い訳がスっと浮かびましたが、自分ではよくわかっていました。

仕事してなくとも、わたしにはできない。

「小さい子どもの疑問にいちいちていねいに答える」なんてこと。

 

だって、めんどくさいじゃん。

 

ところがところが、いまのわたし。

マメの「なぜ、どうして」に、じつにていねいに答えているんです。

少しもめんどくさくない。

 

ていねいな質疑応答を通じて、

*マメの言語発達がすすむだろう

*周囲の事象への理解も増すだろう

と予測がつきます。

そういうことのためなら、一日中だってマメの質問に答えられます。

 

たとえば、高速走行中。

「何でまわりに壁があるの?」

「車がスピード出すと大きな音がしてうるさいからね、まわりに住んでいる人が困らないように壁作ってるんだよ」

「じゃあ、何であそこは壁がないの?」

「あのへんはまわりが畑で、あんまり人が住んでいないからだよ」

「ふーん」

 

3歳の幼児と(子・孫を問わず)これほどていねいに会話するのは、わたしの人生で初体験。

「わたしにもこんなことができるんだ」と驚いています。


英才教育(?)その1 <絵本>

2025-03-10 11:27:43 | 3歳半から

きのうの日曜日、次男一家(5人)が遊びに来ました。

中3長男の高校受験が終わったので、その報告がてらという感じで。

 

受験はわりと波乱の展開になったので(何度か中間報告あり)、わたしも相当ドキドキしました。

親ならば、その何倍も心の動揺を味わったはず。(本人はもちろんですが。)

「たいへんだったねー、よく頑張ったねー」

と、息子夫婦と孫を慰労します。

 

奮発したごちそうを囲んで(寿司、あまおうイチゴ、ケーキ、などなど)、

たくさんたくさん話を聞いて、

共感して、

健闘を称えて。

 

受験トークが一段落したときに、嫁さんがマメのことを話題にしてくれました。

マメの近況を話しているうちに、いけないいけない、自重しようと思ってるのに口が勝手に動きます。

せめて「さりげなさ」を装いたいのに、じっさいは「コテコテ」の自慢話。

 

あれもできる、これもできる。

あんなことも、こんなことも。

 

ニコニコと聞いてくれるやさしい嫁さんです。

「すごいですねー、マメちゃんほんとにかしこいですよねー」と。

そして、こんな質問まで飛び出しました。

「お母さん、どんなふうにマメちゃんに英才教育してるんですか?」

 

「えっ、英才教育?」

 

少し考えます。

「そうねぇ、厳選した絵本をたくさん読むことかなぁ」

 

次男一家が引き上げたあと、さらに考えてみました。

たしかに、絵本にはすごくリキを入れている。

絵本効果はかなり大きいはず。

 

でも、(マメがあれほどかしこいのは)それだけが理由ではない。

思い当たることがありました。

(次記事へ)

 

 

 


絵本近況(ストーリー性のあるもの)

2025-03-08 13:28:08 | 3歳半から

さて絵本です。

順調に進んでいます。

 

ストーリー性のあるものを理解して楽しめるようになったので、

図書館での絵本選びに、さらに力(りき)が入ります。

 

読んでいると、質問や感想をいろいろ口にするマメです。

 

<「人食い鬼とゼラルダ」>

「けっこんってなあに?」とマメ。

「好きなひとと同じ家に住んで、いつもいっしょにいることだよ」

「ふ〜ん、ゼラルダはこのひとが人食い鬼って知らなかったんだね」

「う、うん、そうだね」

 

<「ふんふんなんだかいいにおい」>

泣いているオオカミの子を見て

「ママがいなかったら、パパに抱っこしてもらえばいいのにね」

 

<「うらしまたろう」>

「なんでおうちがなくなっちゃったの?じしん?」

 

読んだ本の内容はいつまでも覚えていて、

「あ、これってヒロミちゃんの魔女のほうきみたいだね」

「くまのコールテンくんみたいに、ボタンがとれてる」

など、登場人物の固有名詞まで出てくるのでビックリです。

 

さて、ストーリー性のある(やや文章多めの)絵本と並行して、「文章が少なくシンプルなもの」もチョイスしています。

何のためかというと、「自分で読ませるため」です。

 

借りてきたばかりの本をいきなり「自分で読んでごらん」ではうまくいきませんが、

何度か読んで聞かせると、自分でも声に出して読みます。

 

内容がわかっているので、たどたどしい「ポツポツ読み」でなく、文節ごとの「区切り読み」ができます。

<あひるのこが たまごから でてきて いいました> というふうに。

 

今のところ、絵本教育はこんな感じです。

ひと月に20〜30冊くらいの絵本を図書館から借り出します。

「ばあば、また新しい本借りてきたの?読んで読んで」と、目をかがやかせるマメです。

 

 

 


たまには湯たんぽで良くない?

2025-03-06 17:07:00 | 3歳半から

「パパロス」で寂しいマメ。

ママ(娘)には、その寂しさを癒やすちからはない(であろう)。

じゃあ、ばあばが頑張るしかないのよね。

 

*月火水は、片道40分かけて難聴教室に送迎する

*帰宅したらマメと遊ぶ

*晩ごはんを作る(マメの好きそうな献立)

*木金は、近くの大きな公園(またはわが家)で遊ぶ

 

アドレナリン全開で2週間頑張っていたら、涙がこぼれてきたのです。

 

つらい。

自分の時間がない。

少しは休みたい。

でも、マメの寂しさを考えると休めない。

 

この(はたから見るとたぶん)異様な堂々めぐりの中で、ピカーンと解決策が浮かんだのです。

<高性能エアコンでなくとも、湯たんぽで良くない?>と。

 

パパの放出する圧倒的な暖かさ。

パパ不在時のマメの生活をその熱量で満たすには、かなりの高性能エアコン(わたしのこと)が必要です。

でも待てよ。

フル稼働しすぎて高性能エアコンが故障するくらいなら、時には湯たんぽで代替すればいいのよ。

 

そうです。

じいじの出番です。

 

高性能エアコンと湯たんぽの比喩をよく説明し、

「頑張らなくていいからね」

「ちょっとでも暖かさを提供できればいいからね」

と言って、今日、送り出しました。

 

まんざらでもなさそうに出かけていった夫です。

9時ごろから3時ごろまで、娘たちといっしょに過ごしたようです。

機嫌よく帰ってきました。

 

たぶん、マメとろくに遊ばず、ソファでうたた寝するだけだったかも。

でも、ママとマメだけの「寒い」空間を少しは温められたかも。

 

わたしはと言えば、「自由」を満喫しました。

*星乃珈琲でまったりしたし

*市内循環バスでウトウトしたし

*図書館でキネマ旬報をパラ見したし

*絵本を8冊吟味して借りたし

*こうしてブログを書いているし

 

良かった。

これからも「湯たんぽさん」に活躍してもらおうっと。