孫娘は小耳症

孫娘(2021年4月生まれ)は左耳小耳症で両耳難聴です。
頼りない娘を支えつつ孫娘の成長を見守ります。

いとこたちと大興奮のプール遊び

2024-08-15 14:47:27 | 3歳から

「年3回こどもたち家族が実家に集まる」

というのが我が家の恒例です。

*正月

*ゴールデンウィーク

*夏休み

の3回です。

 

寄る年波で大人数の接待がしんどくなってきたわたしですが、とくに夏休みが...、暑すぎて...。

すると去年から、夏休みは長男が自宅を提供してくれることになりました。(ありがたやー。)

で、3日前(12日月曜日)がその「あつまり」でした。

 

「Aおじちゃんのおうちでみんなに会って遊ぶ〜」

うれしい興奮で、6時まえから起きてはしゃいでいたマメです。

 

長男宅には広いウッドデッキがあり、そこに超巨大ビニールプールが設置してあります。

そのプールでキャッキャッと水遊びするのが、こどもたちのお楽しみです。

 

去年はまだ水に慣れていなかったマメ。

小さいプールをべつに出してもらって、足だけぽちゃぽちゃつけていました。

しか〜し!

今年はすでに市営プールに3回も行っているし、そなえは万端です。

 

お昼を食べ終わるのもそこそこに、こどもたちは水着に着替えます。

3歳(マメ)、4歳、7歳、8歳ふたご。

女児5人です。

 

大小の浮き輪が出てきて、すべり台が出てきて、飛び込み用のエアマットが出てきて、トランポリンが出てきて。

マメは少しもものおじせず、おねえさんたちに混じってプール遊びを楽しみます。

 

プールでのマメのようすはこんな感じです。

1.まず状況をよく観察する

2.大きい子たちの乱暴な遊びには加わらない

3.そういう場面では巻き込まれないように用心する

4.いっぽうで、できそうと判断した遊びには果敢に挑戦する

5.自信がついたら、少しずつ難度をレベルアップしてみる

 

さすがだよマメ。

そうそう、それでいいんだよ。

その安定した遊び方(身の処し方)を見て、あらためて、マメへの信頼感がわきおこってきました。

 

上記1〜5の対処は、たとえば、幼稚園生活にも応用できることです。

あんな感じのマメなら、萎縮せずに幼稚園に適応していかれるかもしれません。

4月まで待たず、10月入園で大丈夫かも。

 

 

 

 

 


満3歳入園では、早い月齢のメリットを活かせない

2024-08-10 14:41:42 | 3歳から

<難聴はウェルカムに受け入れます>

<でも、トイトレが終わらない間は入園おことわりです>

という幼稚園。

 

引っ越しによる情緒不安定でトイトレが逆戻りしてしまったマメですが、ここひと月でようやく完了しました。

良かった、予定どおり、10月入園に向けて動き出せそうです。

 

でも...。

ちょっと待って...。

迷いが生じてきました。

 

しばらく前からぼんやりと感じていた迷いです。

それが、先日のグループ活動を見て、はっきりと明確になりました。

 

あの日、自信満々で輝いていたマメを思い出すのです。

1.わずか6人のグループで

2.全員が難聴児で

3.そのなかでマメは(たぶん)いちばん月齢が高い

からこその自信だと思います。

 

でも幼稚園では

1.15人〜20人のクラスで

2.マメ以外の全員が健聴児で

3.そのなかでマメより年長の子(年少さん)が14人もいる

という状況になります。

 

大丈夫かな...。

 

「満3歳入園」という概念にあれほどワクワクしていたのに。

「早く早くマメを集団教育の場に」と、あれほど前のめりになっていたのに。

今は不安がつのります。

集団生活第一歩の幼稚園で、マメが自信をなくして萎縮してしまったらどうしよう。

 

上記1と2に関してはなすすべがないけれど、3はちがいます。

「満3歳入園」を通常の「年少入園」(来年4月の入園)にすれば、解決できる問題です。

4月時点でマメは「クラスでいちばん月齢の高いおねえさん」になります。

それなら、難聴のハンデがあっても、自信を持って園生活を送れるのではないかと思うのです。

 

いや、でも、かしこいマメのことだもの、10月入園でも大丈夫かも。

マメのちからを信じてみよう。

でも、もし...。

ひょっとして、まさか...。

心がちぢに乱れます。

 

明日から娘一家が泊まりにきます。

婿さんをまじえて、みんなで話し合ってみようと思います。

 

 

 


早い月齢から来る自信

2024-08-10 13:50:56 | 3歳から

先日、7月につづいて約一ヶ月ぶりに、難聴教室のグループ活動につきそいました。

そして、深い感慨を得ました。

 

7月はまだ緊張して表情が固かったマメ。

今回は完全リラックスです。

始まるまでの「予備遊び時間」は、好きなおもちゃでマイペースかつ楽しそうに遊びます。

(この年齢ではまだ、「子ども同士遊ぶ」という状況にはなりません。)

 

授業が始まってもイキイキはつらつのマメ。

前列中央のイスに陣取って、先生の指示や質問に「食い気味」に反応します。

歌や手遊びも、とても積極的。

 

休憩時間のトイレも、前回とちがって、率先して行きます。

(昼間のトイトレは、ここ一ヶ月で完全に終了しました。)

マメのパンツを見て、ママさんのひとりが「まあ!」とおどろいています。

まだまだオムツ装着の子が多いなか、マメは「おねえさんパンツ(トレーニングパンツ)」を通り越して、おとなと同じ布パンツなのですから。

 

ああこれが、と思うわたしです。

これが、早い月齢のメリットなのね。

4月生まれのマメは、誰よりもおねえさん。

いろいろなことが、ほかの子より上手にできます。

 

マメの表情は、自信にあふれて輝いています。

わたしの胸も、うれしさと誇らしさでふくらみます。

 

この日のおやつは「かき氷」でした。

昔ながらの手まわしかき氷器で、先生たちがかき氷を作ってくれます。

子どもたちは好きなシロップをかけて、うれしそうに食べます。

 

「マメちゃん、舌が真っ赤だよ」

先生がマメを抱っこして鏡にうつしてくれます。

 

ああ、何て楽しい!

ムチャクチャ高揚したわたしですが、その後、日が経つにつれて心に不安が生まれて...。

(次記事につづきます)

 

 

 

 

 

 

 


見た目をキープ、マメのため

2024-08-02 12:16:53 | 3歳から

娘はとにかくトロい。

その上グズでのろまときています。

そんな娘が順調に学校生活をおくれるよう、わたしは常に心を砕いていました。

 

気がかりなこと(主としていじめ)があれば、すぐ担任に連絡。

 

小学校時代なら、まずは連絡帳から始めます。

状況を具体的に書き(**くんがこういうことをした)、担任としての対処を求めます。

連絡帳に誠意ある返事が書かれていれば、しばらくようすを見ます。

 

<返事に誠意が感じられない、または、なかなか事態が改善しない> という場合は面談を要求します。

両親そろって出向いて、こちらの「本気度」を伝えます。

それでもらちがあかない時は、校長との面談を要求します。

 

だいたいこの辺で、学校側はこちらの「モンスターペアレントぶり」に辟易し、

<きちんと対処しないと面倒なことになる> と理解します。

 

こういうふうに娘を守ってきたわたしですが、今後、マメのことも同じように守るつもりです。

(娘はトロすぎて、婿さんは気が弱すぎて、わたしのような強気対応をとるのはむずかしそう。)

 

ただ...。

30年まえのわたしは、公立高校教員というキャリアを持ち、見た目も若々しくさっそうとして(!?)いましたが、

いまのわたしは、ただの無職の老人です。

エイジズムにとらわれたひとから見ると、「なんだこのばあさん」です。

 

そこで、老人なりに「見た目」が大事になってくるのです。

さいわいわたしは、背中も腰もぜんぜん曲がっていないし

身のこなしもシャキッとしているし

顔も表情豊かで、それなりの魅力(!?)があります。

 

この先もできる限り「耄碌」「よぼよぼ」「老いぼれ」というイメージを遠ざけ、

じゅうぶんにマメを守れるという「さっそうとしてる感」を保っていきたいです。

 

難聴のマメが学校生活でどんな困難に出会うか、まだ予測はつきませんが、

なんとしても守る、全力で守る。

「頭の良さ」や「強気の弁舌」では、現役世代の若い人たちに負けはしないのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


元気で長生き、マメのため

2024-07-31 20:31:48 | 3歳から

先日、はきなれない靴で歩いていたとき、足首がカックンとしました。

足首カックンはよくあることなので、ちょっと照れ笑いをしながら態勢を立て直そうとしたところ...。

立て直せませんでした。

 

そのまま前にのめって、両手と両膝をついてしまったのです。

まわりのひとたちが「大丈夫ですか?」と声をかけてくれて、ありがたいやら情けないやら。

 

ああこれが「フレイル」(老化による運動機能の低下)と言われるものなのね。

 

やばいやばい。

今後、フレイルが進んで、この程度ではすまないことが起こるかもしれない。

ねんざや骨折でしばらく歩けない、とか。

 

そうしたら、娘とマメの世話ができなくなる。

ダメよダメダメ、そんなことは耐えられない。

 

また、フレイルとはべつに、重い病気にかかるかもしれない。

ガンで余命数ヶ月とか。

 

でもまあ、それって心配しても仕方のないことだし、わたしには一種の自信があります。

「大きな病気をせず運動機能も保ったまま92歳まで生きられる」という自信が。

母がそうだったから、という以外、あまり根拠のない自信なのですが。

(母は95歳で大腿骨頸部骨折をするまでは、どこにでも歩いて行っていました。)

 

ところで、なぜ92歳?

それはわたしにとっての17年後。

そうです、マメが成人する年なのです。

マメが20歳になるまでは、健康な心身を保って、マメの成長をしっかり支えたいのです。

 

特別な健康法を持っているわけでなく、フレイル予防もろくにしていない怠惰なわたしですが、

「元気で長生き」に関しては妙に楽観的です。

 

さて、マメを守るためには「元気で長生き」だけでは足りません。

「見た目を保つ」というハードルもありますが、これについては次記事でお伝えしますね。