48年振りに転勤生活だった会社を退職し故郷大村で年金生活を始めた私は
昨日73歳の兄貴と約束しました。
「明日29日に雨や雪が降らなければ10時頃お墓の掃除に行こう」と
夜が明けて『イケルナ』と思っていたら8時頃から雪が舞い始めました。
外は冷たい風もふいていそうな木々の枝葉の揺れぐあい。
海を見下ろす両親とご先祖様のお墓は強い風に雪も舞っていると想像できました。
寒いこともあって、やる気が萎えてしまい、『掃除は延期』の気分。
兄貴に電話を入れ「兄貴のうちも雪が舞ってるか」と確認したところ「降っている」
との返事、「掃除は又にしょうか」と話すと、「止むまで待つか」と返ってきました。
しばらくしたら雪が止み、外の様子を幾度となく見て悶々としている私を見かねた妻が
「お墓掃除に行ってきたら」と後ろを押してくれました。
こっちの気分で延期を促した兄貴には電話せずに線香とロウソクを持ち、新年用の
生花や造花を買い求めて3キロほど離れたお墓へ向かいました。
お墓の駐車場に着いた時兄貴から電話が入り「どがんするね」の問い合わせ。
『兄貴も天候を気にしていたんだ…』一人勝手に行動を始めた自分に後ろめたさを覚え
「天候がもちそうなので、墓に向かっているところ」といかにも今、向かい始めたような
言葉を返しました。
「そうね、そんならオイも行くけん」と兄貴も来てくれることになりました。
兄貴と二人で小一時間かけてお墓掃除を終え新年を迎える準備を整えました。
3時半に日課の散歩に出ました。途中大村ボートの舟券を300円1点買いで2レース分
買い求めました。結果は明日の朝刊で見ることにして散歩を続け4キロ歩くことが
できました。
イヤ、実は私とボートレースは深くは無いけれど浅くも無い縁がありまして、それに
ついては又、機会を見つけて詳しくご紹介させていただきます。