偶然見たTVで
ゴローちゃんが 12月のオススメ映画として
『 椿三十郎 』 や 『 ナンバー23 』 『 ミッドナイトイーグル 』 を抜いて 1位に推していた。
それを観ていた 娘が
「 いやコレ凄い~! この映画絶対 観たい 」 と言っていたので
” 私と一緒に行けば 同伴一名様 会員価格だから 一緒に行く? ”
と誘ったら
即 OK。
久々に 娘とのデート鑑賞となりました。
TVでも紹介されていたし
” お子さん連れの方もいる ” ”○日は 満員だった ”
という噂も聞いていたので上映の30分くらい前に 到着するよう出かけました。
受け取った番号札は11番
でも あれよあれよという間に ほぼ満員。
PG12だけれど お子様連れの方もみえました。
余談ですが
同じ題名で 『 A 』 『 A2 』 の 森 達也監督が 本を書いています。
「 世界が完全に思考停止する前に 」 とかと違って
この本は 表紙もブタだし 字も大きく ルビもついている小さなお子様向き( 児童書 )
あなたが 食べている食べ物は こうこうこんな風にいろんな人の手がかかって
あなたのお口にはいるんですよ。 という解説書らしいです。
( この本、持ってるんですが、子供たちが読んだだけで 私は ひらがなばかりのため まだ未読です。 汗 )
前置きが長くなりましたが・・
感想です。
ううう~~~
音楽が 全く無い とは 聞いていたので ある程度覚悟はしていましたが
やはり・・少し 寝てしまいました。
映像・映像・映像・・・・
少しだけ聞こえた 話し言葉も 英語じゃないから 何を話しているのか全く判らない。
じ~~~と 画面をみつめるばかりです。
え? これって アレだよねぇ?とか
かすかに持っている知識を総動員して
自分なりに 解釈。
でも何を収穫しているのか?
なんの作業をやっているのか わからない。
地下へずんずん行くシーンでは きっと 「 岩塩 」 だぞ。
岩塩を掘っているに違いない!
え? あれは 何やってるの? 木々が出てきて ゆさゆさ・・
ああやって収穫するってこと????
ドキュメンタリーは 完全に監督の個性が出ます。
この監督は
食べ物が 私たちの口に入るまでの様子を
淡々と 映しただけ。
・・ということが エンディングロールで はじめて判ります。
( 実は 最後になんらかの 言葉のメッセージが あるに違いないと期待していたのです )
そう思うと
ぎゅうぎゅう詰めの オリに入れられた 鶏。
モノのように コンベアに乗せられ モノのように扱われる ヒヨコ。
・・・・・ 怖いです ・・・・・
同じ 生き物として 「 畏敬の念 」 を持たなくてもいいのだろうか??
苦しくなります。
吊るされた牛が さばかれるシーン
なんとなく
楽しみながら 処理しているように見えるのは 考えすぎ???
とある農場。
きれいな 緑と
白い粉を撒き散らした後と での違い・・・・
ベトナムの枯葉剤も こんな感じなのだろうか? と思うと寒気がします。
そういう問題意識をもたざるを得ない 食材だけでなく
あらゆる作物についても こんな風なんですよ・・ と みせてくれます。
処理する人も 大変だろうな・・ と 想像します。
きっと
いちいち 「 人間らしい? 」 心を持っていたら
仕事なんて やってられない。
映画の中で
食材を検査したり 加工する人たちが お弁当を食べるシーンが挟まれているのが
とても印象的でした。
いかんせん・・・・
やっぱり 半分くらいは何をやっているのかわからない。
せめて 画像の下に
たとえば 「 コーヒー豆の収穫 」 とか
つけてくれれば わかりやすいのに。
と 思いました。
ゆえに 鑑賞後
パンフレットをチラリと立ち読みして
確認・理解しました。
解説を一切加えないのも ひとつの映画の見せ方です。
わかりづらかったけれど
この方が いろんな意味で 衝撃的だった・・とも思いました。
日本語の
食事の前の 「 いただきます 」 と
後の 「 ご馳走様でした 」 は
その食事を 作ったり用意してくれた人だけに言うものではなく
体を与えてくれた 食材そのものにも
感謝するいい言葉です。
( 英語では ” ご馳走様でした ”は ” I enjoyed it. ”
みたくいう表現しかないみたいです。 英語圏意外では どうなんでしょう? )
その意味を 伝えていかないといけないし 大切に 使いたい と 思いました。
2007.12.09 「いのちの食べ方」 名古屋シネマテークにて鑑賞 ★★★★
ゴローちゃんが 12月のオススメ映画として
『 椿三十郎 』 や 『 ナンバー23 』 『 ミッドナイトイーグル 』 を抜いて 1位に推していた。
それを観ていた 娘が
「 いやコレ凄い~! この映画絶対 観たい 」 と言っていたので
” 私と一緒に行けば 同伴一名様 会員価格だから 一緒に行く? ”
と誘ったら
即 OK。
久々に 娘とのデート鑑賞となりました。
TVでも紹介されていたし
” お子さん連れの方もいる ” ”○日は 満員だった ”
という噂も聞いていたので上映の30分くらい前に 到着するよう出かけました。
受け取った番号札は11番
でも あれよあれよという間に ほぼ満員。
PG12だけれど お子様連れの方もみえました。
余談ですが
同じ題名で 『 A 』 『 A2 』 の 森 達也監督が 本を書いています。
「 世界が完全に思考停止する前に 」 とかと違って
この本は 表紙もブタだし 字も大きく ルビもついている小さなお子様向き( 児童書 )
あなたが 食べている食べ物は こうこうこんな風にいろんな人の手がかかって
あなたのお口にはいるんですよ。 という解説書らしいです。
( この本、持ってるんですが、子供たちが読んだだけで 私は ひらがなばかりのため まだ未読です。 汗 )
前置きが長くなりましたが・・
感想です。
ううう~~~
音楽が 全く無い とは 聞いていたので ある程度覚悟はしていましたが
やはり・・少し 寝てしまいました。
映像・映像・映像・・・・
少しだけ聞こえた 話し言葉も 英語じゃないから 何を話しているのか全く判らない。
じ~~~と 画面をみつめるばかりです。
え? これって アレだよねぇ?とか
かすかに持っている知識を総動員して
自分なりに 解釈。
でも何を収穫しているのか?
なんの作業をやっているのか わからない。
地下へずんずん行くシーンでは きっと 「 岩塩 」 だぞ。
岩塩を掘っているに違いない!
え? あれは 何やってるの? 木々が出てきて ゆさゆさ・・
ああやって収穫するってこと????
ドキュメンタリーは 完全に監督の個性が出ます。
この監督は
食べ物が 私たちの口に入るまでの様子を
淡々と 映しただけ。
・・ということが エンディングロールで はじめて判ります。
( 実は 最後になんらかの 言葉のメッセージが あるに違いないと期待していたのです )
そう思うと
ぎゅうぎゅう詰めの オリに入れられた 鶏。
モノのように コンベアに乗せられ モノのように扱われる ヒヨコ。
・・・・・ 怖いです ・・・・・
同じ 生き物として 「 畏敬の念 」 を持たなくてもいいのだろうか??
苦しくなります。
吊るされた牛が さばかれるシーン
なんとなく
楽しみながら 処理しているように見えるのは 考えすぎ???
とある農場。
きれいな 緑と
白い粉を撒き散らした後と での違い・・・・
ベトナムの枯葉剤も こんな感じなのだろうか? と思うと寒気がします。
そういう問題意識をもたざるを得ない 食材だけでなく
あらゆる作物についても こんな風なんですよ・・ と みせてくれます。
処理する人も 大変だろうな・・ と 想像します。
きっと
いちいち 「 人間らしい? 」 心を持っていたら
仕事なんて やってられない。
映画の中で
食材を検査したり 加工する人たちが お弁当を食べるシーンが挟まれているのが
とても印象的でした。
いかんせん・・・・
やっぱり 半分くらいは何をやっているのかわからない。
せめて 画像の下に
たとえば 「 コーヒー豆の収穫 」 とか
つけてくれれば わかりやすいのに。
と 思いました。
ゆえに 鑑賞後
パンフレットをチラリと立ち読みして
確認・理解しました。
解説を一切加えないのも ひとつの映画の見せ方です。
わかりづらかったけれど
この方が いろんな意味で 衝撃的だった・・とも思いました。
日本語の
食事の前の 「 いただきます 」 と
後の 「 ご馳走様でした 」 は
その食事を 作ったり用意してくれた人だけに言うものではなく
体を与えてくれた 食材そのものにも
感謝するいい言葉です。
( 英語では ” ご馳走様でした ”は ” I enjoyed it. ”
みたくいう表現しかないみたいです。 英語圏意外では どうなんでしょう? )
その意味を 伝えていかないといけないし 大切に 使いたい と 思いました。
2007.12.09 「いのちの食べ方」 名古屋シネマテークにて鑑賞 ★★★★
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