2nd Stageトラバース

50代で転職し、第二の人生スタート。
もがいて、笑って頑張るおやじをお届けします。

ロングウォーキングの必需品②

2020-11-30 21:09:31 | グレートトラバース
早朝から歩き始めて6時間経過、お昼になったので休憩しました。

お昼の食事も大事ですが、それ以上に、足のメンテナンスに気をつけています。




写真右の大型判の汗ふきウェットペーパーも必携です。


足が相当に疲れているので屈伸運動をしたりしますが、大事なのはアキレス腱から爪先まで先ずはクールダウンしてあげること。



登山をやる人は小川などで足を洗ったりしてクールダウンしますが、街中のロングウォーキングだと蛇口とかが無いのでそれが出来ません。


そこで重宝するのがこのウェットティッシュ大型判です。
それもメンソール入り「ひんやり冷却タイプ」がすごく心地よいです。



足の指の間も含めキレイにごしごし拭いて、マッサージしてあげてください。


凄く効果があって足に力がよみがえります。





筑波山に夕日が映え初めました。
あと5キロ程度、お昼から時間がかなり経過していますが先程の足マッサージのおかげで足に力があります。





つくば市に入ると日暮れ間近、
「今日も一日歩いただけか・・・」





いつもの事ですが、長距離を歩いてゴールしたからといって、大きな達成感や充実感があるわけでなく、
「こんな一日でよかったのだろうか」
と、考えてしまいます。




グレートトラバース3で、田中陽希さんが各山を踏破している映像は登頂までのごくごく一部の、一番美味しいところであって、圧倒的大部分はつまらない映像なんだろうな。




とすれば、この愚にもつかない自分のロングウォーキング状況をblogにしているのだから、読んでる方々もつまんないだろうな、と自分で納得してしまう一方で、



少しでも読んで頂いている方々がいらっしゃるから頑張れるというのは、紛れもない事実です。
これ、本当です。




必需品の最後のテーピングは次回のblogでお話しします。



テーピングのお話しで少しでも楽しんで頂ければ・・・。



未熟者アドベンチャーレーサーの挑戦はつづく。

ロングウォーキングの必需品 ①

2020-11-29 07:20:09 | グレートトラバース
会社の窓から毎日見える山は「筑波山」ということを教えてもらった。

千葉某所の自宅からは70キロ近くある。
もし、登るとすれば50キロのロードと翌日20キロ+登山のグレートトラバース。



50キロのロードから練習してみることにした。


朝、6:00出発。




2時間も歩けば夜は完全に明ける。

ロングウォーキングの道は殆んどがこんな感じで孤独です。


うっすらと「筑波山」が見えます。



幹線道路から田舎道を行くようGoogleの地図が教えてくれるが、こんな田舎道では本当に合っているのか不安です。


不安ながらも、Googleはこういう道もルートで表示してきます。



Googleの地図は確かに合っていますが、スマホの地図を進んでも、曲がり角を見落としていたりして、結構道を間違えます。

この日もコースを外れて歩いていました。




初めての道はちょくちょくGoogleの地図を見ないと危ないです。

疲れているところに加え、道を外れているのが分かるとショックですし、すごく焦ります。元のコースに戻るのに気力と体力をかなり消耗し、リカバリーのため無理をしようとします。


一方、スマホのGoogle地図を見れば見る程、スマホの電池はあっという間になくなってしまいます。


こんな時に助かるのが左のモバイルバッテリー。
この日も30キロ地点でスマホの電池は30%まで減っていました。
これでは残り20キロの初めての道の途上で必ず電池は無くなります。


スマホが使えなくなってしまうと初めての道では本当に危険です。


写真のモバイルバッテリーは
「アンカー10000」です。1回フル充電するとスマホを7回充電できます。



この日も約1時間で30%から100%にスマホ電池を回復させてくれました。



ネットでは「充電が遅い」とか「充電が出来ない、不良品が多い」と書いてあったりしますが、そんなことはありません。

問題は適切な充電アダプターを使っていないからです。

手元に適切な「5V/2A」のアダプターが無い場合は購入が必要です。

一日がかりのロングウォーキングの場合はモバイルバッテリーは必携です。




5万、6万円もするアウトドアウェアの「これがいい」とか、YouTubeとかでしれっと宣伝していますが、そんなもん街でカッコつけるために必要なのであって、身の危険に晒されるアウトドアで必需品として、真っ先に買うものではありません。



アウトドアも金がなければ出来ないなどと、本末転倒な事を言ってもらっては困るのだ。


筑波山への50キロウォーキングはつづく。

房総半島グレートトラバース 人間万事塞翁が馬 最終回

2020-11-25 07:28:18 | グレートトラバース
何百tもの貨物列車を引く電機機関車は自分にとって心を惹かれる存在だ。




新幹線や、今はなきブルートレインなんか全く興味が無い。




関西に着任した時に知ったのがこの「EF210 桃太郎」だった。
仕事が辛くて、休日、何をする気力もなく、電機機関車の基地に電機機関車をよく見に行ったなぁ・・・。



当時、川崎重工の兵庫で造られ、岡山機関区に配属になるから、つけられたニックネームが「桃太郎」。



車両がぶつかり合う金属音や、動き出す時のモーターの音。




「よくもまぁ、何百tもある貨物を牽引するわ」




あの重厚感がまたらなくいい。





力強く、遥か遠くの街へ。




「コロナ禍で行き先を変更し、京葉臨海鉄道で写真を失敗し、やむ無く長居したために、最新型EF210を見る事が出来た」






人生、どう転ぶか分からない。




今宵、このEF210-327号機も、闇を切り裂き、西日本へとひた走るのか。




「さぁ、明日からまた仕事だ。いいことあるさ」




未熟者アドベンチャーレーサーの挑戦はつづく。

房総半島グレートトラバース 人間万事塞翁が馬②

2020-11-24 06:51:55 | グレートトラバース
コロナ禍が再度猛威を奮い始めたので観光地には行かず、近場の電機機関車基地を見に行くことにした。



「蘇我駅」到着。


京葉工業地域は石油コンビナートが多数存在しているので、「京葉臨海鉄道」が石油をここまで持ってくるはずだ。


「おっ、入線して来ました」

こんなに間近に見るのは初めてだ。

石油タンク車を置いて帰って行きます。


昼の弁当食べていたら突然帰られた。
「昨日からついてないな。アングル、ダメだ。弁当食ってる自分が悪い!」





「おっ、置いて行ったタンク車両を、今度はJR貨物の電機機関車がとりに来た!」


「何だよここ。スゲーな」蘇我は穴場だね。




電機機関車が線路際に止まったの
でタンク車両をどこまで持って行くか聞いてみた。


「運転手さん、このタンク車両をどこまで持って行くんですか」



「高崎ターミナル」


ぶっきらぼうだなぁ。おいらにとっては、あんたヒーローなんだから、もうちょと愛想よくしてくれよ。



「おやじ、いよいよ出発!」
(自分も“おやじ”たった)




「行けEF65、行けよおやじ、頑張れ!」




こんなに間近に貨物列車を見られる場所はそうありません。

凄い、ど迫力。新幹線なんか目じゃない。



「あー、良かった」と安堵し帰ろうと思いきや、また、「京葉臨海鉄道」が貨物をとりに来た。



「お前、とことんタイミング悪いなぁ。踏切まで走れよ。間に合うかも」



息を切らせて踏切で写真を撮ったら、また「変な棒」みたいな装置が写ってしまった。




「こいつとは、ホント相性悪い」



これも運命さ。
と、「蘇我駅」に続く陸橋を渡っていると、貨物列車が止まる凄い音がした。




「ギィギィギィ、ドッカーン」






「うぉー、何だあの色の電機機関車は!。お前、帰っている場合じゃねーぞ。戻れ!走れ!」




どこから出て来たか、撮り鉄キッズ、撮り鉄おやじが前方を全力で走っていました!(自分も“おやじ”だろ)




「こりゃ凄い電機機関車に違いない。特大スクープ!負けるな!走れ!」





現場に着いたら、丁度貨物を切り離し、電機機関車が待機基地に向かうところだった。





「EF210-327」




「カッコいいなぁ。ピカピカだ」



撮り鉄軍団はバシャバシャシャッターを切っていた。





「凄いっすよ。この前できたばっかりのEF210“桃太郎”てす」




撮り鉄キッズが教えてくれた。




やったぜー。おいらにも運が回って来た。それも大吉だ。




回りの撮り鉄と一緒にテンションMAXのアドベンチャー撮り鉄のシャッターチャンスはつづく。

房総半島グレートトラバース 人間万事塞翁が馬①

2020-11-23 18:56:13 | グレートトラバース
「なんだよ、折角、京葉臨海鉄道の写真が撮れたのに、通りすがりの車が写ってしまっているよ」



房総半島一周の練習で1日目に木更津、2日目に金谷の鋸山に登る計画を立てたが、この三連休前にコロナ禍が猛威を奮い、「我慢の三連休」となった。




「鋸山は止めなよ。あそこも観光地だよ」



一日目に50キロ踏破を順調にこなし、「明日はいよいよ」と思っていたが
「やっぱり二日目の鋸山登山は止めておこう」と相成った。




一日目の木更津までの50キロ踏破中、ルートの途中で京葉臨海鉄道の貨物列車にたまたま出会う。


なかなか出会えない列車なので夢中でシャッターを切ったが、車が全部フレームに飛び込んで来る。





「あー、何たる不運」
本当に時々しか遭遇しないのに。







木更津駅に、疲れた体で到着したが京葉臨海鉄道のいい写真が撮れなかった事が心残りでした。







「明日の鋸山登頂が無いなら、どうやって歩く練習をし、連休を過ごせばいいのだろう」




コロナ禍も恨めしいが、シャッターチャンスをものに出来なかった運のなさに肩を落としていると、帰路の途中駅「蘇我」で電機機関車の列を目にした。




「おっ、カッコいいな。そうだ、明日はあの電機機関車群を見に行こう」


「三密は無いし、県も跨が無いし、誰もこんなもん見に来ないし、自宅から20キロも無いし」






外出するのが少しはばかられたが、目標を鋸山登山から、「蘇我」電機機関車見学に変えて、ロングウォーキングの練習としたのだった。


「蘇我駅」は内房線、外房線、京葉臨海鉄道が合わさる、マイナーだが“ハブ”な駅。




「京葉臨海鉄道の写真も撮れるだろうし、いいことありますように」




落とした肩が少し上向いて来た、未熟者アドベンチャーレーサーだった。