2nd Stageトラバース

50代で転職し、第二の人生スタート。
もがいて、笑って頑張るおやじをお届けします。

衝撃価格! 頑張れワークマン エアロストレッチクライミングパンツ

2021-08-08 16:11:16 | 日記
登山者の間で話題になっている
“WORKMAN”   


登山のウェアは人気があって、カジュアルなタウンユースに限らず、ビジネスの通勤にも着ている人が多くなった。



その殆どは“THE NORTH FACE”だけれど。




「ノースフェイスのロゴパワーは凄いな」と本当に感心してしまう。





確かにロゴはカッコいいです。




お値段は・・・。


“THE NORTH FACE”のお店に行けば人だかりがあって、商品も「わっ!カッコいい」と思うが、値札を見ると



“衝撃価格!”




「これ、登山中に岩とかで破れたらどうしよう」

と考えると、そっと商品を売り場に戻してしまいます 。






WORKMANは店舗の構えが、お世辞にも“カッコいい”とは言えない。




「昔のユニクロみたいだなぁ」




お店に入ると陳列は雑としていて、目的のストレッチクライミングパンツを探し出すのに時間がかかった。



「あっ!これだ。税込1,900円」





こちらも“衝撃価格”。
真面目に「桁が違う」




「ノースフェイスと同じ生地じゃないの。デザインもいい!」


Made in Myanmar
感謝です。





タウンユースでもシルエットが映えるから、これ絶対流行るね。








パンツのロゴなんか誰も見てないし、
カッコいいロゴが付いていても、服は、古い物はやっぱり古臭い。




時代の最先端、“ワーク”テクノロジーとこだわりのディテールが商品の謳い文句です。




庶民目線に何より親近感が湧く。




第二のユニクロになるように、
頑張れ!“WORKMAN”

ラジオ体操第三・・・ 逃げろ蝉

2021-07-31 08:54:04 | 日記
ラジオ体操は第二体操が終わると何故だか子ども達は出席スタンプ場に全力で走って来る。


「出席スタンプは必ず押すから最後でも同じだが、子どもは何で毎回、全力疾走なんだ」




昭和から令和にかけて、言わなくても受け継がれる伝統。
いや、野生の競争心、闘争心だ。






スタンプを押すと2/3の子ども、家族は家路に着くが、残りは・・・



ラジオ体操第三、蝉獲りに突入。



あちこちで蝉の悲鳴が聞こえる。


「時代が変わっても、ラジオ体操と蝉獲りはパッケージ。変わらねぇなぁ」




虫籠の中の蝉に憐れみをかけるのは頭でっかちな大人だけ。
子ども達にとっては勲章だ。





「昨日はね、ミンミン蝉が六匹とアブラが一匹」


「えー、すごいねぇ」
「それで、その蝉どうするの。昆虫採集で学校に出すの」


「蝉は七日間しか飛べないの。だから逃がしてあげたの」




さすが、令和の子どもは洗練されている。
昭和のガキはもっと残忍な事を平気でやっていた。



「昔はよかった」なんて、今の方が余程いい事も沢山ある。








「また明日ね」



「おじさん、ありがとう。さようなら」



挨拶もしっかり出来る令和の子ども達と、夏の思い出を分かち合えた一瞬だった。

一人ぼっちのラジオ体操

2021-07-29 23:25:55 | 日記
夏休みのラジオ体操は初日に参加者が50人以上、次々と公園に来る家族、子どもに胸が踊った。



しかし、残念な事に、二日目は台風8号の影響で雨が朝から降り続き中止に。



出鼻を挫かれた。
「折角、初日にこれほど人が来たのに・・・」




実施チラシには「雨天中止」と記載しているが、雨でも必ず一人か二人はラジオ体操をやりに来る。






「雨の今日も絶対に来るな」






雨の中、待ちぼうけしてる子はいないかと公園を見廻りに行った。





「おじさん、ラジオ体操はやらないの」




誰もいないと思った背後から、小さな声で呼び止められた。




「やっぱり来てたか」
「親も雨天中止を教えてやればいいのに・・・」






「いや、分かっているんだ。雨だけど、もしかしたらラジオ体操をやるかも知れないと、淡い期待で雨の公園に向かったんだよな」





この子は一体、どれだけの想いをラジオ体操に寄せているのだろう。






「一人でやる?おじさんも付き合うよ」



「やだ。皆がいないならやらない」



体操じゃなくて、この子は皆に会いに来てるんだ。皆に会えるのが嬉しいんだよ。






「明日はきっと晴れだよ。公園でまた会おう」




小さな背中に投げかけた。

俺がやらなきゃ誰がやる 行け! ラジオ体操おやじ

2021-07-20 00:18:30 | 日記
昨年はマンションのラジオ体操をzoomで開催したが、面白くも何ともない。


コロナ禍⇒リモートの方程式が出来上がっていて、安易すぎた。


ラジオ体操を実施していた団体もあったが、クラスターなど発生していなかった。




楽しやがって。
コロナを「逃げ口上」に使っただろ。
ラジオ体操なんかやれないなら止めてしまおうと思ったよな!




ずるい奴だな。





「ラジオ体操なんか誰も来ないよ」




嘘つけ。





来るよ。







公園のすみっこで恥ずかしそうにしてる子。


お父さんとお母さんが昨夜、喧嘩していたと、呟く子。


小さい兄弟の手を引いて来る子。







「この子達は何と言って家を出て来るのだろう・・・」





子供それぞれに事情があって、それでもラジオ体操に来て、無心で体操して、また現実に帰って行く。





子供には生きる力が漲っている。







話せ。
もっと話せ!
子供が笑顔になるまで
子供に話しかけろ!






子供に勇気を与えるのは大人の役目だ。





顔を合わせば、言葉を交わせば、皆、夏の厳しい一日に立ち向かう勇気が沸いて来るんだ。







そのためにラジオ体操があるのなら、馬鹿もやりがいがあるってもんだ。





もうすぐ夏休み。
夏の楽しさは、昭和生まれのおっさんが教えてやるぜ!

野宿の睡眠 第一空挺師団の優しい目

2021-06-08 17:50:34 | 日記
空挺師団はパラシュートで敵の最前線や後方に投入される精鋭部隊だ。

訓練も半端ではないだろうから、野宿で寝るコツを伺ったら、野宿睡眠のいいヒントになるかも知れない。



職場に空挺師団を退役した人生の先輩がいるのを思い出し、どうしたら野宿でぐっすり寝られるのかコツを伺ってみた。




「夜営の訓練は厳しいよ。“寝ろ”と言われたらすぐ寝ておかないと次の訓練で体が動かないんだ」




「“寝ろ”と言われてすぐ寝られるもんですか」




「最初から問題無く寝られたよ。性格だね」


「空挺師団でも寝られない人がいるんですか」


「いるよ。辛そうだったね。100㎞くらい歩く時もあるからね。寝られないと辛いだろうな」


「怖くないですか。敵が襲ってくるとか考えないんですか」


「うーん、寝ちゃうんだな、これが。今の仕事でも“寝ろ”と言われたら寝る自信がある。鈍感なんだよ。鈍い、図太いんだな。寝る訓練、コツなんかないよ。周りや、他人を気遣わない鈍感、図太さだね」




欠点と言われる性格が、長所になるんだな。


「野宿で寝られないのは繊細だからさ。違う自分、性格を手に入れる機会だね。慣れればできるよ。人生得したじゃないか」



「ハハハ・・・」


「頑張りなハハハ・・・」



何かを達観した、精鋭部隊の優しい目が微笑んでいた。