会社が終わって、平日だが、千葉某所から5キロ先の公園で野宿の練習をすることにした。

夕飯をまともに摂って出発しては、実践にそぐわないので、カップ焼きそばのみで出発。

1時間弱歩いて本日の宿泊地、某公園。

「うぇ、真っ暗」


消灯すると闇に消えます。

暗くてよく分からないけれども、公園野宿のテントの中なんてこんなもんです。

蚊取り線香は100均マルチナイフで立てました。我ながらグッドアイデア。
近隣住民に見られないように素早く撤収。

撤収まで45分。寝ぼけ作業だが、それでも朝5時前には完了。

「いいねぇ、カッコいいよ」

さぁ、これから会社だ。仕事中、絶対寝るなよ。野宿してもしっかり仕事をしようぜ。

夕飯をまともに摂って出発しては、実践にそぐわないので、カップ焼きそばのみで出発。

1時間弱歩いて本日の宿泊地、某公園。

「うぇ、真っ暗」
夜営地にある公衆トイレに浮浪者が居て、退散しようか迷ったが、意を決してテント設営を開始した。

「ここで負けるわけにはいかないのだ。サラリーマンにはサラリーマンの意地がある!」
ライトを点けると存在は少し分かりますが・・・

消灯すると闇に消えます。

「特殊部隊のようだ」
公園に着いた時の緊張感は消え失せ、厚かましさと、傲慢さが、自分を占め始めてる。
「野宿では、人を石コロ程度にしか思わない不遜さが必要なんだ。サラリーマン時代と同じ気持ちでどうする!」
夜営で必要と思った枕、アイマスク、ブログの方からアドバイス頂いた“耳栓”を用意した。

暗くてよく分からないけれども、公園野宿のテントの中なんてこんなもんです。
3時間は眠れた。
「やったぜ、野宿で睡眠、成功!」

蚊取り線香は100均マルチナイフで立てました。我ながらグッドアイデア。

近隣住民に見られないように素早く撤収。

撤収まで45分。寝ぼけ作業だが、それでも朝5時前には完了。
ここからが特殊部隊の真骨頂。
地面に打ち付けたペクの穴を埋めて、芝生は元に戻し、夜営気配の一切を抹消した。

「いいねぇ、カッコいいよ」
襲われるかと心配していたあの浮浪者も同じ時刻に去って行った。

さぁ、これから会社だ。仕事中、絶対寝るなよ。野宿してもしっかり仕事をしようぜ。