怒り心頭ー手入力に劣るマイナポータル連携 e-Tax
マイナポータルは一画面ごとに暗証番号入力、スマホかカードリーダーでマイナカード読み取りが必要で、不便極まりないことはご承知のとおりだ。
ただ生命保険、地震保険や医療費等の控除を受けるためにe-私書箱を使えば、申告書作成がサクサク進むかと思ったので試してみた。
連携のための作業が、これまた動作毎に暗証番号入力、カード読み取りで進まない。
その上、しばしば ”電波の状況がわるいためかエラー。やりなおして” などとひとのせいにする表示が出たりで、イラつくことこの上ない。
上手く連携できたかと思ったら、保険会社から送られてくるURLからは24時間以内に手続きを、というくせに処理には1~3日程度かかります、ということで、さっぱり作業が進まない。
マイナポータル側には”未完了”という表示が出る。
数時間後にアフラックだけは連携済となったが、他の会社はいまだ未完了のままだ。
筆者の淡い期待はやはりことごとく破られた。
まるまる1日を費やしたあげく、e私書箱を通じマイナポータルと保険会社等との間の連携はできていない。
こんなことなら最初から全て手入力にすればよかった。
政府は、よくもこんな酷い代物を押し付けておきながら、IoTやAIを活用してDXを推進しよう、などと虫のいいことを言うものだ。
マイナポータルをもって避難? 臍で茶が沸く。
デジタル担当相には、台湾からオードリー・タン氏を引き抜いてほしいものだ。
もっとも、有為な人材はいても、潰したり、能力を活かさないのが日本社会の得意技だから、無駄だろう。
話は飛ぶが、まるで千年前の藤原摂関政治を地で行く、今日のわが国の腐敗した世襲社会は、思いもよらぬ外圧によっていったんは自壊するかもしれない。
ただし、セレブは既に海外に拠点や人脈をもっていて、いつでも逃げられるように準備している。
千数百年この方の歴史が証明しているように、日本の支配層はその強固な閨閥により、必ずゾンビのように蘇るのだ。
やはり、割を食うのは庶民だろう。
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