『同じ空気を吸いたくない』―形だけの受動喫煙対策よりタバコの値上げを

骨抜きの受動喫煙対策より、タバコの値上げが先。
吸いにくい環境づくりは入手し難い環境を作ることだ。

ヘビースモーカーの末路はＣＯＰＤ慢性閉塞性肺疾患。窒息しそうな息苦しさは見ている方まで苦しい。
新生児集中治療室で治療を受けたり、ぜんそくに苦しめられたり、と子どもの被害が大きいことも無視されている。
ベランダや外で喫煙しているから大丈夫だと思っている大人が多すぎる。
「外で吸ったから」なんて、全く意味がない。有害物質に満ちた呼気を持ち込まれてはかなわない。
『同じ空気を吸いたくない』というのはこのことを言うのだ。

前にも書いたが、ＪＴの株式３３％を保有する筆頭株主は財務大臣。
たばこ税を上げるも据え置くも財務省次第。

ここを動かさないと、世界における受動喫煙後進国の汚名を晴らすことは出来ない。