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令和世間話 自然災害 ミサイル 【記事不許複製】

再考:岩手北上山地ILC国際リニアコライダー誘致と使用済核燃料最終処分との関係

2018-06-06 05:28:37 | 災難
最近、ILC国際リニアコライダー計画縮小と使用済み核燃料貯蔵を巡るニュースに接し、社会の流れが渦巻いている、と感じずにはいられない。この二つの問題は何かにつけ、その動きが連動しているように見えるのは筆者の思い過ごしだろうか。

使用済み核燃料は国内で貯蔵するしかない。原子力政策を推進してきた国、自治体、国民は今更責任を回避できない。住民不在の政策や開発の推進は次世代に負担を強いることになることは明らかである。地方にバラ色の経済効果をちらつかせるようなやり方では誰も幸せにならないことは福島第一原発事故で痛いほど判ったはずだったが、もう忘れたのか。

2018年4月14日付岩手日報の報道によると、ILC計画見直しを検討する文科省の有識者会議、素粒子原子核物理作業部会の第4回会合が13日同省にて開催、全長31㎞から20㎞に計画が見直された後の科学的意義について説明。欧州合同原子核研究所(CERN)の大型円形加速器によるヒッグス粒子の実測可能性が明確になったことなど、ILCの建設意義自体を議論する場となっているようだ。

ヒッグス粒子と思われる新粒子の発見について2013年に欧州合同原子核研究所(CERN)が発表、そのニュースは全世界を駆け巡った。まもなく日本学術会議は巨額の建設費を含む総事業費(計画縮小前は1兆円程度、縮小後でも8000億円超)や建設意義について疑義を呈し、提言した。この時点で既にILC計画の意義は期待できないことが決定的になったものの、しばらく計画が見直されることはなかった。
今般のILC計画縮小は、人口減少少子超高齢化の急激な進行に対する社会保障費の増大、米国による関税引き上げなどの経済制裁、米国中東摩擦に起因する原油値上がり、激変する東アジア情勢に呼応する防衛予算の増大で、経費削減の筆頭株となった結果と思われる。

さて、使用済み核燃料の中間貯蔵については、昨年あたりから動きが激しくなっている。

2018年1月8日の河北新報の記事の見出しは『<使用済み核燃料>むつ市長「受け入れられぬ」 緊急会見で怒りあらわ』
むつ市の中間貯蔵施設は東京電力と日本原子力発電が共同出資したリサイクル燃料貯蔵(RFS)が両者の使用隅核燃料を受け入れるために建設したもので。関西電力が美浜、大飯、高浜原発から出る使用済み核燃料を搬入するニュースは寝耳に水だったに違いない。しかし、いずれなし崩し的に全国から搬入されるであろうと想像していた人間は少なくないはずだ。


2018年5月30日付日本経済新聞
によれば、関電が12月に青森に事務拠点を開設すると発表。関電は年内に使用済み核燃料の中間貯蔵施設の候補地を選定する必要があるが、関電は無関係と否定している、と。

2018年6月2日付関西電力プレスリリース
 中間貯蔵施設に関する一部報道について
 一部報道機関において、中間貯蔵施設に関する報道がされていますが、当社が使用済燃料を青森県むつ市の中間貯蔵施設に搬入し一時保管する方針を固めた事実は一切なく、むつ市の中間貯蔵施設に出資する方向で調整をしている事実も一切ありません。
 また、当該出資のためのファンド設立を検討している事実も一切ありません。
                                以 上
2017年5月12日付中部電力プレスリリース
「青森カスタマーセンターの開設について」


2015年2月15日拙ブログ『岩手北上山地ILC国際リニアコライダー誘致と使用済み核燃料最終処分地との関係』を再掲する。
『このブログ記事を9か月もの間、下書き状態でとどめていたのだが、やはり意見は述べておこうと思い、公開することにした。

高エネルギ―加速器研究施設ILC国際リニアコライダー事業の動きが本格化している。
岩手県北上山地の古い地層は盤石で、実験施設の立地場所となったが、日本学術会議はILCの国内誘致に関し、懐疑的な見解を示してきた。
国際リニアコライダー(ILC)事業が未来永劫継続するとは思えず、将来、数十㎞に及ぶ長大な地下トンネルの改造転用が議論されるであろうことは想像に難くない。ILCについては、長期的視野をもって臨む必要があるだろう。
短期間の計画に気を取られ、これまで失敗してきた数々の開発計画失敗の轍を踏むべきではないだろう。


さて、使用済み核燃料は青森県六ヶ所村に約3000トン保管中で、完成間近の青森県むつ市の中間貯蔵施設に3000トン、同県内には東通原発(100トン保管)もあり、大間原発も建設中であるので、国内の使用済み核燃料17000トン余のうち3~4割近くが青森県内に保管されることになる。

加えて、青森県には陸海空自衛隊基地および駐屯地、米空軍三沢基地(1998年にテポドンの標的となった)、Xバンドレーダー等々の防衛施設も存在し、ある意味、沖縄よりも日本の危険を背負っている土地なのである。
テロや自然災害が発生した場合の危険が懸念される。

自分たちが出した危険なゴミを、厚顔無恥にもモンゴルに押し付けようとしたことも記憶に新しい。ただ、使用済核燃料は国内どこかで貯蔵せざるを得ない。
青森県について言えば、どの程度の県民が子孫や将来の県民に対する責任と相応の覚悟をもって受け入れているのか。

電源三法交付金など、懐に入る金は入れておきたい。財源の乏しい地域では交付金、補助金は頼みの綱ではある。
矛盾を承知で言うと、青森県のせびり方はたかが知れていて、沖縄に比べると小銭レベル、と思ってしまう。どうせ魂を売りとばすなら、小銭で騙されないで、トコトンせびってみせろ、とも言いたい。


青森県知事は核の最終処分地にはさせない約束(口約束)を国との間でしている、と県民に説明しているが、岩手県のILCに関わるQ&Aでも放射性物質の最終処分地にはならない旨、簡単に述べられていて、問題の重さは伝わってこない。

日大の高橋正樹教授は2012年9月17日堺市で開催された日本地質学会において、高レベル放射性廃棄物の最終処分地として、安定した地層である北上山地(岩手県)、阿武隈高原北部(福島)、根釧地域(北海道)を挙げており、その後も自民党資源・エネルギー戦略調査会の会議などで発言を繰り返している。

予め仕組まれたなどとは言わないが、放射性廃棄物の最終処分地選定とILC誘致は奇妙にも時期を一にしている。ILC事業が終了する数十年後、この地下施設の転用・再利用方法について論議を呼ぶことは火をみるより明らかである。
もっとも問題が噴出する頃には、当事者たちははあの世に行ってしまっているだろう。

放射性廃棄物処分問題は国の重大問題であり、国内で解決しなければならない。いずれかの地域がその重荷を担わねばならない、と考えるのは当然ではある。

万が一、事故が起きても、人口が少ない東北地方なら被害は小さい、ということになるのか。
ひと昔前、サントリーの佐治氏の「東北のクマソ」発言や、東日本大震災では日本のGDPの2%しか生産していない地域が失われただけ、という某大臣発言にもあったように、ここは元々アイヌの地だったので、千年前に遡り、無かった国土だと思えばよいではないか、という見方の人もいるかも知れない。

この地の黄金がなければ、聖武天皇の国家的大プロジェクト「奈良の大仏」も開眼しなかったと思うが…。


話をもどそう。両手を挙げてILC誘致に沸き返る岩手の姿は、かつて、国策を丸呑みし、製鉄、製糖、コンビナート、原子力船むつ等の事業がことごとく失敗し、原子力施設誘致に至るまで長期展望にもとづいた議論を放棄し、目先の利益に飛びついた青森とその住民の姿と重なる。

農地や漁場を手放し、手にした金で町にキャバレーを作り、六ヶ所御殿を築きながら、職を失い出稼ぎ者となった人々と同じ道筋を、岩手の人々は辿ろうというのだろうか。一体、彼の地の人々は本当に幸せになったのだろうか。

今からでも、もっと議論を尽くし、想定されるあらゆるメリットデメリットを再評価すべきである。
あくまで誘致するというのなら、危機が生じた場合の現実的対応策についての議論を怠らず、ひいては後代への負の遺産まで覚悟すべきであろう。その時になって、話が違う、では済まされない話だ。

福島第一原発事故以来、東日本が放射性物質によって汚染された今、東京より汚染されていない北東北のほうが国の重荷を背負わされている。』

昭和ドラマに時代考証が必要―NHK朝の連続テレビ小説『半分、青い』の隔靴掻痒

2018-06-02 12:32:45 | 災難
『半分、青い』は毎朝見ることができないので、飛ばし飛ばしの視聴。その中で時々「やってまった」ならぬ「あ~あ、やってる」と思う事しばしば。

『半分、青い』の時代背景は1989年頃か。つまり昭和末期の63年~64年、平成元年頃。
日常会話の中に当時あまり普及していなかったと思われる「コンビニ」とか「バイオ」等々の言葉が頻出。記憶が近いだけに違和感が大きい。
余談も余談だが、昔、『水戸黄門』だったと思うが、八つぁんだか誰だったかが「あと一時間ほどで」とか言ったのが放送され、のけぞった覚えがある。

主人公鈴愛の恋人?正人君が抱いている子猫がアメショだったりするのにも違和感。
アメショが普及するのはもう少し後だったはず。岐阜から東京に出てきた大学生萩尾律君のマンションにアメショがいるのは到底普通じゃ考えられない。
ここはどう頑張ってもペルシャの雑種あたりだろう。

にわか時代考証とは別の話だが、ヒロイン鈴愛の幼馴染律君の初恋の人、大学生になった伊藤清(さや)の整形疑いまたはアイプチと思われる二重瞼と鼻の形が高校時代と大きく変わってしまい、出演者が途中で交代したのかと思ったほどだ。
大学生の整形は平成の現在なら普通に考えられるが、昭和では二重瞼整形どまりだろう。




お目こぼしが過ぎるNHK「Rの法則」猥褻事件・日大アメフトタックル事件と働き方改革

2018-05-20 17:42:38 | 災難

NHKEテレ「Rの法則」のMC(司会のことを最近はこう呼ぶらしいが)を務めていたTOKIO山口メンバーがわいせつ行為(キスなど)を働いて、ジャニーズ事務所から契約解除となってからまだひと月も経っていない。

最近しきりと、山口メンバーはアルコール依存症、躁うつ病、多重人格だった、と言い訳がましい擁護記事が飛び交っている。こういう病気だから猥褻行為に走ったので大目に見てやってほしいと言わんばかりだ。
アルコール依存症や躁うつ病に苦しんでいる人はいい迷惑である。これらの病気とわいせつ行為は無関係だ。
金がなくて盗みに入ったら、騒がれたので人を殺してしまった、仕方がなかったのだ、と言っているのとかわりがない気がする。

ところで、「Rの法則」わいせつ事件では、フジテレビが、現場にもう一人男性がいた、と報道したが、あとで誤報だったと訂正謝罪した。しかし、本当はやはりもう一人いて、それが未成年者だったから問題が大きくなるのを避けたのではと怪しむ声があった。

ネット上で、ある若い男性タレントの数年前のツイッターが余りに性差別的、非人道的、猟奇的と今頃になって問題視され、所属事務所から契約解除にされたというニュースで持ち切りのようだ。因みにこの男性は「Rの法則」の出演者だったらしいが、ニュースからそのことは省かれている。

日大アメフトタックル事件も、危険プレーと言っているが、映像を見る限り、プレーと一切関わりない暴力行為だから、関西学院側は傷害として訴えればいっそスッキリする。学生は監督の命令だったから断れなかった、というのは、余りに幼稚で不良のパシリみたいで情けない。
二つの事件、逮捕されておかしくないのに、この勘違いといい、このお目こぼし、ウヤムヤは一体何なのだろう。

独立心のない未熟な体育会系人間や上下関係に従順な者を重宝がるのは、体力あり、上司の言いなり、使えなくなったらリストラ対象、と便利だからだろう。いい加減ウンザリのモリカケ問題をみても官僚の中にもこのタイプは少なくないのだろう。戦前の軍部・軍隊も変わるところはないし、大河ドラマ「西郷どん」も同じ匂いがする。物の考え方や忖度なる行動様式、社会の基本構造は百年二百年で変わるものではない。

昨今は「働き方改革」などといって、本当はAIやITの積極導入が面倒くさい政府は、健康や認知症予防にいいからと甘い言葉で、ロボットの代わりに国民を死ぬまで働かせようとしている。人手不足ならAI・IT導入を図るべきだし、移民も考えねばならない。島国日本人は外から外国人が入って来るのが怖いのだ。

死ぬまで働いて社会参加するのが健康な生き方だ、という押し付けはどうかと思う。これまで一生懸命働いてきた人たちが、体が不自由になる前に旅行に出たり、ささやかな趣味に愉しみを求めて何が悪い、と思うのだが。
「唯々諾々と我慢強く働いてきた年長者の中にはまだまだ使えるヤツがいるさ。」などと、失言政治家が口を滑らせそうだ。

「最近の若い人たちは、就職しても長続きしない、我慢が足りない。」という意見を新聞TV報道でよく耳にする。
労働条件が悪かったり、楽しくない職場で、遣り甲斐もなく腐りきった気持ちで会社や上司に言われる通りに働くより、自分に合った職場を探すほうがむしろ健全に思えるのだが…。


もはやトランプ大統領に恐れるものはない

2018-04-21 21:20:55 | 災難
北朝鮮は米国に対する攻撃手段の放棄を宣言した。
核兵器の完全なる放棄ではないものの、米国に対してはほぼ放棄。

トランプ大統領は米朝首脳会談を成功させるだろう。どんな形になろうとも、「成功した」と自画自賛するに違いない。

セクハラが何だ。女性との交遊がどうだ、もはやトランプにとって、大した問題ではない。
トランプだからやりかねない、と、周囲はもはや驚かないのだ。

ロシアは、トランプのモスクワでの乱痴気騒ぎの証拠を握っていると言われているが、ロシアが暴露したところで、トランプは「フェイクニュースだ!」と叫ぶだけで、もはや命とりにはならないだろう。


どちらもセクハラ―テレビ朝日も福田財務次官も

2018-04-21 20:09:56 | 災難
福田財務次官は若い女性記者相手に1対1で飲食を共にして、軽口を叩いたくらいの気持ちなのだろう。

女性記者はといえば、若さを武器にハニートラップまがいのスタイルでしか取材できないのだろう。
マスコミにとって、男性の官僚・政治家・財界人・芸能人・アスリートの口を開かせるのには若い女性を差し向けるのが手っ取り早くて、有効な手立てであるに違いない。
ハニトラ&ハニトラまがいは全ての働く女性にとって屈辱的な仕事であるが、やむを得ず割り切っている女性も少なくないはずだ。

勉学に励み、一流大学を出て研鑽を積んでも、ハニトラ業務をあてがわれ、そこそこ業績を上げたとしても企業のトップには立てない。
それが日本社会における女性の地位の低さだと気付かないのが福田次官や麻生財務大臣に代表されるオヤジたちである。

世界では大日本帝国軍人兵士が女性をいたぶる姿と現代日本のスケベオヤジの姿がダブるという不都合が生じているのだから、虚勢を張らずに、なぜ日本社会は女性蔑視社会と批判されるのか客観的に考えてもよさそうなものだ。

北朝鮮―核実験と中長距離・大陸間弾道ミサイル実験廃止を発表

2018-04-21 08:02:53 | 災難
これで、対日本を除き攻撃手段を廃止することとなり、このところ心配されていた、日本おいてけぼりの様相となった。

次は横田めぐみさんをはじめとする拉致被害者問題のカードをいつ切ってくるかが注目される。

おそらく世界から非難されている人道問題の解決の一環として拉致被害者の帰国事業は開始され、東京オリンピックには統一朝鮮として参加を決めるのだろう。
中学生時に拉致された横田めぐみさんと病床にある父、母との再会は世界のトップニュースとなるに間違いない。

日米首脳会議を前にトランプの日本叩き

2018-04-14 09:58:21 | 災難
トランプとともにゴルフをしたところで、安倍首相は置いてけぼりを食うだけなのは、前回のトランプ来日時の動画を見ればわかる。メラニア夫人さえ置き去りにしてさっさと歩く大統領が、いまや落ち目の首脳を待ったり、優遇するはずもない。

昨日のツイッターでは、貿易で長年我々米国をぶちのめしてきた日本、と書いており、日米首脳会談を手ぐすね引いて待っている様子が伺われる。オバマ政権時に日本に無理強いしてきたTPP交渉をさっさと脱退、今度は米国に有利な条件を整えて加入する、という身勝手には呆れ返る。

シリア攻撃についても、まるでリークとしか思えない攻撃のタイミングをツイートし、ロシアに対しても口撃を加えて、わざわざ注意を促している。結果、シリア政権軍はロシアの軍事拠点に逃げ込んでいるのだとか。ロシアとの戦闘を避けるため、というより、ロシアを利するツイートを行っているようにさえ見える。

毎日毎日、無責任なツイートを世界に向けて発信し、支離滅裂なトランプ政治を許す米国は超大国の興亡の歴史にならい、その繁栄に翳りが差しているのであろうか。

コミーFBI長官が、大統領選終盤にクリントン候補の捜査を再開する、などという突然の発言をしなければ、多少は世界が変わったものを。
そのコミー氏が暴露本で発売前からベストセラー確定だという。印税でSPでも雇うのだろうか。

安倍政権の終わりが見えてきた。野党は追い落とし成功に喜ぶだろうが、前途多難の日本をどこに導くのか、与党は勿論、野党も政治家の責任として準備しているのだろうか。





先輩警察官射殺事件―少年警察官は『がきデカ』だけかと思っていた

2018-04-13 14:28:05 | 災難
叱られたくらいで、先輩警察官を背後から射殺した彦根の少年警察官。
こんなことで殺された警察官と家族はたまったものではない。

犯行後、制服のままコンビニでATMから50万円引き出し、年齢詐称しタバコを買い、拳銃はその辺の田んぼに捨てて、と。高校球児だったというが、体育会系で返事が良いだけが取り柄の高校生を合格にしていたのかもしれない。
本人に警察官の適性が備わっていなかったことぐらい、周囲は気が付いていたのではないかと、邪推してしまう。

「えー、あいつが警察官~?」「あいつが教師?」成人前後の年頃だと、こんな言葉はよく耳にしたものだが、それらしく次第に成長してゆくのが普通なのだ。

酒タバコは駄目な未成年でも、警察官だから拳銃所持は構わないというのは、整合性がとれていない印象がある。
筆者が知っている少年警察官といえば、山上たつひこの『がきデカ』くらいだった。
選挙権も18歳以上に認められるようになったが、体格だけは大人びている若者や大人も少なくない。

こんな事件をきっかけに。真面目にコツコツやっている若者が警戒されて、適切な助言や指導を受けられなくなるのは不幸なことだ。


女児も排除で公益拒否の相撲協会―会場を貸さなければいいだけ。

2018-04-12 18:25:36 | 災難
女児が怪我したから土俵にあげないのだそうだ。
力士もケガしているのに、説明は支離滅裂。

あまりにアホすぎて、憐憫の情さえ抱かざるをえない。
いずれ、公然と公益を拒否しているので、公益財団法人格は剥奪すべき。

明治維新で薩摩が政権を勝ち取ってから、極端な男尊女卑が始まっただけだろう。

歴史上女性女系天皇も存在しているのに、居なかったと否定するのは薩長政治の名残。
自衛隊の日報もなかったことになっていたが。
いまだに長州閥が幅を利かして、国政は混乱。

パワハラセクハラで忙しい sumo wrestlingの次はwrestling 

2018-04-06 22:24:23 | 災難
レスリング協会のパワハラ+α問題も忙しい。

伊調選手は海外チームのコーチになるしかないのだろうか。
星の分配ならぬメダルの分配という八百長体質も背景にありそうだ。

この問題も海外メディアの格好の話題になり、日本と言えばセクハラというイメージが定着しそうだ。

がっかりすることなどない!土俵下の挨拶を残念がる中川智子宝塚市長に提案

2018-04-06 20:50:57 | 災難
今日は、宝塚場所なのに土俵上から挨拶できないと中川智子宝塚市長が残念がっている、というニュースが流れています。

がっかりすることはないと思います。

宝塚場所は宝塚市立スポーツセンターで開催されている訳ですから、次回からは相撲協会に会場を貸す際の契約の中に、市長挨拶は性別等問わず土俵上で行うことを条件に挙げればよいのではないでしょうか。

それができない場合は、土俵より高い位置から宝塚歌劇団の皆さんを引き連れて挨拶をすればよいのです。

男性力士と女性歌劇団員の総揃い、全国巡業の中でも人気の場所になること間違いありません。
管理職がしっかりしないために意気阻喪している力士たちにとっても悪い話ではないでしょう。

日本の性差別が国際社会で大炎上―異常な因習を『日本の伝統』と尊重してきた日本社会

2018-04-06 17:25:46 | 災難
日本相撲協会の、性別を理由に救命措置を断念させる異常さに、世界の驚きと批判は止まることを知らないようだ。
倒れた市長を土俵から降ろせばいいではないか、という意見が散見されるが、救命措置の原則として人事不省に陥っている人をやみくもに動かしてはならないだろう。「降りろ」と言った人は意識を失って倒れた人に対して何かしただろうか。

日本相撲協会は、公益財団法人格を返上し、協会名から日本を外さねばならない位の大失態だったと気づいていないのではないか。

現代国際社会において一定の発言力と地位を保つためには、一定の国際的標準を満たす必要がある。
相撲界の因習を『日本の伝統』として容認してきた日本社会は、今回の象徴的事件を整理分析し、振り返ってみる必要があるだろう。

日本独自の伝統や考え方を至上のものとして国際社会の意見を拒絶する人が意外と多いことに、わが国の地政学的弱点を理解せずに第二次世界大戦でおよそ300万人の死者を出した苦い経験を繰り返すのでは、と、危うさを覚える。
『虚勢を張る』ことと『毅然とした態度』は同じではない。

国連人権理事会では、これまで以上に日本のジェンダー平等(性差別)の問題を重大視し、勧告を突き付けるだろう。『慰安婦問題』で苦境に立たされている日本は国際政治の舞台での地位をさらに下げることになる。
日本は国連人権理事会から、人身売買、ジェンダー平等(性差別)や報道の自由、福島原発事故被害者の人権尊重など217件の勧告を受けている。それぞれの地域や国の事情もあり、全てを満たす必要はないが、人口減少少子超高齢国家として国際的地位の低下が避けられない状況の日本の国民として、若い世代の将来のために苦い意見にも耳を傾けなければならないだろう。