Cheers! Shunの海外旅行記

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マテーラMatera_1 - 2019南イタリアの旅 - その10

2020-09-12 | 2019南イタリアの旅

2019/7/15 南イタリアの旅5日目
夕方16時30分、カンパーニャ州アマルフィ海岸のラヴェッロから、無事にバジリカータ州のマテーラまでやってきました。
(参考:イタリア20州ガイド

マテーラは旧市街の洞窟住居(サッシ)がとてもユニークな世界遺産の街。サッシを利用した宿がたくさんあります。
本日の宿、ロカンダ ディ サンマルティーノ Locanda di San Martino も、サッシを利用したホテルの一つです。

サッシのお部屋はこんな感じ。なかなか良い雰囲気です。

部屋に窓や占有のテラスはありませんが、各部屋へ通じる通路に各部屋のドアの前毎にテーブルと椅子が置いてあり、ドアを開けてすぐにマテーラの絶景を見渡すことができます。

30分ほど休憩して、17時15分頃からマテーラの街を散策しに出かけます。
ホテルおススメのレストランを19時に予約しているので、散策タイムは1.5時間程度。

石畳の細い路地が迷路のようなマテーラの旧市街、ホテルでもらった地図とにらめっこしても、なかなかどこにどう行けば良いのか、わからない。
とりあえず、ホテルを出てすぐの高台に観光客が集まっているのが見えたので、その方面を目指して歩きます。

マテーラの旧市街は微妙な高低差が多く、こんな階段を登ったり降りたりで、けっこう大変。

ようやくたどり着いた見晴らし台は、Piazza Vittorio Veneto(ヴィットリオ・ヴェネト広場)近くの、
Belvedere Luigi Guerricchio という場所のようです。
この旅でBelvedereという言葉を何度も見かけましたが、今調べたらイタリア語で「美しい見晴らし、見晴らし台」という意味でした。納得。

この見晴らし台からは、マテーラの大聖堂がきれいに見えます。

ホテルと、見晴らし台があるヴィットリオ・ヴェネト広場、そしてそこからきれいに見えるマテーラ大聖堂の位置関係をあらためて確認。
ロカンダホテルが面している通りは、マテーラの中心部、ほぼ一番標高の低い、凹んだ場所にあります。

ヴィットリオ広場や地図右端のマテーラ大聖堂はどちらもホテルから標高が10メートルほど高く、広場から大聖堂へは、地図の下のほうにあるベッケリエ通りを歩けば、坂を避けてほぼ平坦な道でたどり着くことができます。

ヴィットリオ・ヴェネト広場前の立派な建物は映画館 Cinema Comunale

マテーラ大聖堂は明日行くことにして、マテーラ旧市街の北側、さっき車でマテーラ旧市街に入るときに見た眺望をもう一度見に行くことにしました。

広場の少し北にあるサン・ジョヴァンニ・バッティスタ教会 Chiesa di San Giovanni Battista

教会を出て、細い路地を北と思われる方向に歩く。こんな感じの道が続きほぼ迷子状態ですが、一度下ると登るのが大変なので、
街の中央の低い場所へ下らないよう、なるべく西側の高台に沿って歩きました。

途中、家が途切れたところで、美しい眺望が望めます。さっきの広場から45度くらい違う角度から見るマテーラ大聖堂

17時40分 マテーラ旧市街 北側の端、聖アゴスティーノ修道院 Convent of Saint Agostino に到着
ここからは、マテーラの洞窟住居サッシ群と大聖堂の塔、雄大なグラヴィーナ渓谷を一望することができました。

Google Mapであらためて位置を確認、
旧市街の西側がVittorio Veneto広場、北が今いるSaint Agostino修道院、東にはグラヴィーナ川(渓谷)があります。

この地図の真ん中あたりにある La Talpaがこの後ディナーを食べるサッシレストラン。
左上にある公園近くのI Sapori Senza Glutine が、明日のランチを予約しているグルテンフリー専門のレストランです。

街の北側、Saint Agostino修道院のほうから、3Dでマップを見てみるとこんな感じ。

雲が晴れ、西日に映えるマテーラの旧市街。やっぱり夕方に来てよかった。

ディナーまでまだ1時間ほどあったので、グラヴィーナ渓谷沿いの道を南へ歩いてみることにしました。

渓谷の向こう側はMurgiaと呼ばれる自然公園。

明日の午後アルベロベッロに行く前に、Belvedere di Murgia Timone というマテーラの街を向こう側から見渡せる展望台に寄ってもらう旅程にしていましたが、こちら側だけでもマテーラの街並みを十分満喫できたことと、おそらくすごく暑くなりそうだったので、寄るのを止めてホテルに迎えにきてもらう時間を30分遅くしてもらうことにしました。

この写真の右手が、マテーラ旧市街の南側の地区、サッソ・カヴェオーゾ Sasso Caveoso

サッソ・カヴェオーゾ地区は、北側のサッソ・バリサーノ Sasso Barisano地区と比較すると観光地化されていない雰囲気。

右の岩山がマテーラの3つの有名な洞窟教会の1つ、サンタ・マリア・マドンナ・デ・イドリス教会 S.M.Madonna de Idris
その手前の立派な教会は、San Pietro Caveoso

南のサッソ・カヴェオーゾ地区から眺めるサッソ・バリサーノ地区

渓谷の下に橋が見えますが、現在は工事中?で渡れないとのこと。
険しい崖を下って橋を渡り、渓谷の向こう側へ登った人の記事を何件が見ましたが、なかなかハードな道のりみたいです。

岩山のイドリス教会を超えて、サッソ・カヴェオーゾ地区をさらに南に進むと柵があり、この写真あたりはどうやら立ち入り禁止みたいでした。
どおりでひと気もなく寂しい雰囲気のはずです。

この時点で18時半。ディナーの予約は19時なので、そろそろレストランがある南の地区へ戻る時間です。

マテーラの猫@岩山の洞窟教会の裏手を抜けたあたり

この後かなり迷いながらも、なんとか19時にレストランにたどり着くことができました。

夜のマテーラ編へ続く



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