メガリス

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内山まもる画『ジャンボーグA』人間が乗る巨大ロボの先駆け

2011年12月02日 01時00分00秒 | 諸々

 12月1日に萬画家の内山まもる氏が亡くなった。まだ62歳の若さだという。  ご冥福をお祈り申し上げる。

http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20111201-OYT1T01285.htm?from=main8

 小学館の学年別雑誌等に掲載されていたウルトラマンのシリーズが有名で、私も子供時代に愛読していたが、最も印象に残っているのは『ジャンボーグA(エース)』だ。
 永井豪氏の『マジンガーZ』が世に出る数年前に発表された萬画『ジャンボーグA』は、円谷プロのテレビ番組企画を放送決定前に萬画化したもので、“人間が搭乗して操縦する巨大ロボット”の先駆けである。更に付け加えると“人間の動きをそのままなぞってロボットの動作に反映させるテレイグジスタンス方式操縦法の巨大ロボット”の先駆けでもある。(肝心のテレビ番組の方はなかなか実現せず、『マジンガーZ』の成功によってやっと陽の目を見ることとなったらしい。)
  細かいスジは忘れたが、小学生の少年が、天才科学者である父が遺した巨大ロボット「ジャンボーグA」に乗り込んで宇宙からの侵略者と戦い撃退する数日間の物語だった(と思う)。
  戦いが終わり、少年はジャン(少年はジャンボーグAをこう呼ぶ)の手の平に乗って地上に降りようとするが、疲労困憊している彼は「ジャン。ボク、疲れたよ」とつぶやきジャンの手の平の上で体を丸めそのままスヤスヤ眠り込んでしまう。ジャンが差し出す少年を、歓喜する無数の群衆が取り囲み迎える。そういう感動的なラストシーンだった(と思う)。
  テレビ放送では設定や内容が大きく変更されていたのでかなりガッカリした。(これは確かな記憶。)
  内山氏作画によるこの萬画に沿った内容の実写映画『ジャンボーグA』を観たい、というのが私の永年の願いなのだが。。。円谷プロさん、やってくれませんか?

 



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