明治維新150年=平成30年(2018年)NHK大河ドラマは明治維新物になるのだろう。
ペリー来航以前から近代化事業を推進し明治日本の基礎を築いた薩摩藩主島津斉彬(しまづ なりあきら) と、彼の遺した人・物・金を活用して明治維新を成し遂げた其の弟島津久光(しまづ ひさみつ)を取り上げて欲しい。
平成29年(2017年)大河ドラマが、戦国時代の女性城主井伊直虎に取材する「おんな城主 直虎」に決まったそうである。主演は柴咲コウさん。平成28年(2016年)大河ドラマは真田信繁を主人公とする「真田丸」であるから、2年連続で戦国時代物ということになる。平成30年(西暦2018年)は明治維新150周年の年。それに合わせて平成30年(2018年)NHK大河ドラマを明治維新物にする為に2年連続の戦国時代物ということにしたのだろうと、私は考える。
明治維新の中心にあったのはやはり薩摩だ。薩摩の人材・組織・資金・軍事力あってこその明治維新である。
その薩摩の中心に居たのは、ペリー来航以前から工業化近代化事業(集成館事業)を推進し西郷・大久保などの人材を育て明治日本の基礎を築きながら其の志半ばに病に倒れた薩摩藩主島津斉彬(しまづ なりあきら)と、彼の遺志を継ぎ遺された人・物・金を十二分に活用して明治維新を成し遂げた其の弟島津久光(しまづ ひさみつ)である。この島津兄弟こそが近代日本誕生を語る上での最重要人物である。
島津兄弟を中心に据えた本格的な明治維新物の大河ドラマにして欲しい、というのが私の希望だ。
前後期二部構成にして島津兄弟役に大物男性俳優を2名使う。西郷隆盛役に博多華丸さん、小松帯刀または大久保利通役に博多大吉さんを熱望。