今日4月7日は戦艦大和が沈んだ日。
黙祷。
大和は鹿児島種子島西之表(にしのおもて)市のほぼ真西の沖合で沈んだ。当時西之表市に住んでいた私の親族が大和爆沈後に立ち上ったキノコ雲を目撃したそうだ。当時は其れが何なのか判らなかったが、戦後になってから"大和という戦艦が存在していて昭和20年4月初旬に東シナ海で沈んだ"という事実を知り、「ああ、アレはその大和だったのか」と気付いたそうな。
八杉康夫氏の『戦艦大和 最後の乗組員の遺言』によると、吉田満氏の小説『戦艦大和ノ最期』に書かれている"臼淵磐大尉(当時)が「日本は負けて目覚める」旨を語った"とか"救助艇にしがみついた大和乗組員の手首を救助艇指揮官が軍刀で切り落とした"等の記述は吉田満氏のフィクションであることを、八杉氏が吉田氏本人に直接会った時に確認したそうだ。未だに上記の話を信じている人もいるようだが、そういうことです。