メガリス

私の文章の模倣転用は(もしそんな価値があるなら)御自由に。
私の写真についての“撮影者としての権利”は放棄します。

龍馬殺害は実行=京都見廻組、命令=会津松平容保か、実弟の定敬

2010年11月29日 15時18分00秒 | 幕末維新

 日本近代史を専門とする歴史学者の間では龍馬殺害事件に関して謎はあまり残されていない。
 未だに「幕末最大のミステリー」などと言って見当違いの「土佐黒幕説」だの「薩摩黒幕説」だのを唱えているのは、研究者を自称する素人かフィクションを稼業にしている小説家やテレビ屋さんか、「真の黒幕」を庇(かば)いたい人間だけだ。

 実行は京都見廻組(きょうとみまわりぐみ)だ。これは既に定説である。
 現代の公安警察に相当する京都見廻組に命令したのは彼らの上司である京都守護職を勤めていた会津藩主松平容保(まつだいら かたもり)か、正式な指揮系統からは外れるが、その実弟であり京都所司代の任にあった桑名藩主松平定敬(まつだいら さだあき)と考えられている。これも定説になりつつある。

 私が愛する仲間由紀恵ちゃんが出演する映画『武士の家計簿』の原作を著した茨城大学准教授磯田道史(いそだ みちふみ)氏が、そのあたりも含めて判りやすい本を書いてくださった。『龍馬史』(文藝春秋社刊)だ。
 未だに後藤象二郎が怪しいとか西郷が怪しいとか本気で思っている時代遅れの不勉強な方々は買って読んだほうがいい。


種子島宇宙センターを忘れていた。『ヤマト』を観た。ネタバレ注意

2010年11月24日 18時35分00秒 | 宇宙戦艦ヤマト

 映画『Space Battelship ヤマト』を試写会で観た。

 以下は俗にいう「ネタバレ」である。

 ご注意頂きたい。

 

 

 

 

 

 

 

 先日の投稿で地下都市や防衛軍本拠・ヤマト地下工場が鹿児島県種子島西方沖の戦艦大和沈没地点付近の地下に在るのは「かなり無理が有る。」と書いた。
 だが、決して「無理」とは言えないことに今日ようやく気付いた。
 自分で「種子島西方沖」と書きながら、私は種子島宇宙センターの存在を全く失念していた。
 いうまでもなく、種子島SCは現にいま日本の宇宙機を宇宙に送り出している。そしてテレビニュースなどで登場する打上管制室は実は万が一のロケット墜落等にそなえて地下に作られている。無論都市などという規模ではないが既に地下施設が存在するのだ。
 種子島SCが拡充されて宇宙で戦う防衛軍の拠点・地下都市となり、ヤマト地下工場も近くに(たまたま戦艦大和沈没地点のはぼ直下に)作られた。そう考えると辻褄があう。


『ヤマト』を観た。DVD・BD「特別編」希望。ネタバレ注意

2010年11月23日 08時51分00秒 | 宇宙戦艦ヤマト

 『Space Battleship ヤマト』を試写会で観た。


 以下は俗にいう「ネタバレ」である。


 ご注意頂きたい。


 


 


 


 例えば、ヤマトが緊急発進し巨大ミサイルを波動砲で迎え撃つ場面。


 「回頭反転180度!」


 「目標ヤマトの軸線に乗りました!」


 普通は、艦橋内でのこのやり取りの前後に、ヤマトとそれに向かって突進する巨大ミサイルを同時に捉えた画が登場すると思う。それが演出として普通だろう。だがそれが無い。


 普通ならここでこういう画が一枚入るだろうと思うところでその一枚の画が無い、と感じる場面が結構多かった。


 製作費が足りずに作れなかったか、作っても上映時間の都合でカットされたのだろう。(戦闘装備のアナライザーはガミラス・イスカンダル上陸作戦の現場で初めて登場したが、エンドロールの”おさらい場面集”には上陸作戦直前にヤマト格納庫内で古代進と敬礼を交わす戦闘アナライザーの姿が登場した。上映時間の都合と戦闘アナライザー登場の観客へのインパクトを考慮した結果カットされたのだろう。)


 DVD・BD発売の際は、カットされた場面を収録して(また、出来れば、CG映像を追加作成して)、「特別編」を出して頂きたい。


 



『ヤマト』を観た。「大和」残骸について。ネタバレ注意

2010年11月21日 20時19分00秒 | 宇宙戦艦ヤマト

 試写会で『Space Battleship ヤマト』を観た。


 以下は、俗にいう”ネタバレ”である。


 未見の方はご注意を。


 


 


 


 干上がった海底に沈座する戦艦「大和」らしき残骸は、実は「武蔵」ではないのか?


 


 戦艦大和らしき沈船については、映画の中では一切の説明が無い。観る人が勝手に戦艦大和だと思い込むだけだ。


 あれが大和だとすると、古代進が暮らす地下都市や防衛軍拠点・ヤマト地下工場は大和沈没地点である鹿児島県種子島西方沖合い付近の地下に有ることになる。かなり無理がある。(この映画では宇宙戦艦ヤマトは戦艦大和を改造した物ではなく、完全な新造船であり、大和沈没地点で建造しなければならない理由は無い。)


 大和らしき残骸は、実は大和とほぼ同型の戦艦「武蔵」ではないのか?


 レイテ沖海戦で沈没した戦艦武蔵は戦後の海底調査では発見されず、”完全に沈没しきらず海中を漂っているのではないか?”という想像がされたことがある。実際にはそれは有り得ないと思われるが、海流に乗って漂流した武蔵が母国日本の神奈川県三浦半島沖あたりで着底しその近くに地下都市や防衛軍拠点があるとすると、辻褄が合ってくる。原作アニメでは古代進の実家は三浦半島に在ったということになっているから彼が故郷に最寄りの地下都市に住むのは当然だし、防衛軍拠点は横須賀の近くに作られていると考えることができる。


 実際の海底に沈む大和の状況についても、近年の潜水調査で判明しており、あのように艦橋が聳え立っているわけではない。


 


 



『ヤマト』を観た。「ヤマト発進!」について。ネタバレ注意

2010年11月21日 14時26分00秒 | 宇宙戦艦ヤマト

 試写会で『Space Battleship ヤマト』を観た。


 以下は、俗にいう”ネタバレ”である。未見の方はご注意頂きたい。


 


 


 最初に公開されたテレビ広告映像では、ヤマトが発進する場面で沖田艦長が「ヤマト、発進せよ!」と言っていた。それが、後に作られた広告では「せよ」がとれて「ヤマト、発進!」に変わっている。


 映画本編でもやはり「ヤマト、発進!」だった。だが、沖田艦長の口の動きはその音声とは違っていたように見えた。「発進!」なら最後に口を完全に閉じるはずなのだが、少し唇が開いたようなのだ。私の見間違えでなければ、撮影時のセリフは「発進せよ!」だったを後から音声だけを収録し直し変更したのではないだろうか。


 劇場公開が始まったら、また観に行って確認したい。


 


 



実写『ヤマト』を観た。山崎貴”艦長”に敬礼(ネタバレ無し)

2010年11月20日 16時33分00秒 | 宇宙戦艦ヤマト

 試写会の招待券が当たり『Space Battlehip ヤマト』を観た。


 以下、俗にいう「ネタバレ」は”無し”である。


 


 実に良かった。想像していた以上の出来だ。


 原作アニメの幾つかの重要な要素を情け容赦無くぶった切り、替りに独自の設定を持ち込んで、原作の物語の上では1年間に亘る話を上映時間2時間強の映画1本にほとんど違和感無く納めることに成功している。私のような原作アニメに強い思い入れの有る人にとっては多少物足り無さを感じる点が有るかもしれないが、それは決してこの映画の欠点ではない。これは山崎貴版『ヤマト』なのだ。


 一緒に観た二回り近く年下の妻は原作アニメにあまり馴染みが無いのが却って幸いしたのか、素直に楽しんでくれたようだ。終盤では号泣していた。


 山崎貴監督の手腕は大したものだと思った。


 『宇宙戦艦ヤマト』実写化という困難な航海を見事に成功させた山崎貴”艦長”に敬礼、である。


 



日本人が地球を救って何が悪い?!

2010年11月04日 20時12分24秒 | 宇宙戦艦ヤマト

 私は最前線の戦闘班に志願したが航海班にまわされてしまった。


 


 映画『Space Battleship ヤマト』公式サイトで「地球を救え!YAMATO乗組員募集! YAMATO Earth」というグーグル_アースを利用した新しい宣伝企画が始まった。


 世界中からヤマト「乗組員」が鹿児島県坊ノ岬沖のヤマトに続々と集まってきている。


 詳細は公式サイトで。


http://yamato-movie.net/index.html