メガリス

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「裸の王様」北朝鮮。安部批判は逆効果なのに

2007年07月26日 13時29分00秒 | 国事

 北朝鮮は“自分らが安部政権批判をすれば彼らに打撃を与えられる”と思っているらしい。
 信じられないことだが、そう考えるしかない。
 少なくとも日本では、北朝鮮に貶されたらその人物・団体の株が上がり褒められたら逆に下がる、と言っても言過ぎではないだろう。そういう自分達への評価を全然理解していないらしい。
 まさに「裸の王様」。
 北朝鮮が安部政権の足を引っ張りたいなら、安部首相を絶賛することだ。「北が褒めるなんて、安部という奴は怪しい」ということで評価が急落すること請け合いである。 

 以下、平成19年西暦2007年7月26日のiZaより引用。

北「破廉恥な妄言/不良品内閣」 安倍政権へ非難激化 
11:36 産経新聞
  北朝鮮が安倍政権への非難のトーンを強めている。朝鮮総連本部をめぐる詐欺事件が発覚した6月中旬以降は「総連とその構成員を犯罪団体、犯罪者に仕立て上げた安倍の破廉恥な妄言」(同月27日の労働新聞)、「安倍内閣は無能な内閣、不良品内閣」(同)、「安倍一味の総連弾圧策動は到底容認できぬ最も無謀で悪辣(あくらつ)な段階」(1日付の外務省報道官声明)とエスカレートしている。
  北朝鮮の対日批判は今に始まったものではなく、特に安倍晋三首相と政権に対する批判は昨年9月の政権発足以来、日常的に展開されている。
  安倍首相の靖国神社参拝問題を「小細工を弄している」と非難(昨年10月23日の労働新聞)▽首相の政治理念「美しい国」に対し「日本が働いた戦争犯罪に対する清算のない『美しい国』は無意味」(同月30日の労働新聞)▽安倍内閣の対北金融制裁や拉致問題対策本部設置に反発する論評(11月13日の労働新聞)-といった具合だ。
  北朝鮮は、安倍氏が自民党幹事長代理だった2004年に日本人拉致に関連し安倍氏を非難。安倍政権の誕生が確実視された昨年9月初旬には、「侵略国家、戦争国家としての憲法と国家構造を備え、軍国化と再侵略の道を突っ走ろうとしている」と、警告した。
  朝鮮総連本部の競売問題も安倍政権による「総連弾圧」(10日の朝鮮中央通信)としており、北朝鮮にとって対北強硬策をとる安倍首相は、“煙たい存在”どころか“宿敵”だ。参院選での与党惨敗と政権交代を願っていることは間違いない。(名村隆寛)