1962年版の撮影現場、左からサングラスの黒澤監督、椿三十郎 - 三船敏郎、室戸半兵衛 - 仲代達矢
2007年12月2日に森田芳光監督のリメイク版のこの映画をたぶん痛快な気分で劇場で観たのだが、すぐに1962年の黒澤監督の『椿三十郎』作品が観たくなり、レンタル屋でやっと探し当てたのがVHS版だった。
この作品は前作の脚本をそのまま使用(一切加筆訂正はされていない)、カメラアングルまでそっくりだったのも愉快だった。いやはや、懐かしくもありとても楽しめた。 織田裕二の三船敏郎ぶりに見入っていたが、三船の無表情で一本調子のような強烈な印象が頭のどこかに残っいてついつい比較して観ていた。
森田芳光版は以前に見ましたが、昨日は後半だけ見ました。脚本が同じですから歌舞伎の演目を見るような感じですね。
黒澤版は高1の時でしたが、学校でも決闘シーンが話題になっていたことを思い出します。
はっはっは、面白いタイミングでしたね。
私はこの投稿を夕べ12時近くに仕上げつつあったんですが、いつものごとくたくさん画面を広げていて手が滑って消してしまったんです(笑)
>昨日のプレミアムシネマも黒澤明のオリジナル版にすればつながったのに…
私は二作品とも観たいですね。
VHSを観た後、2017年4月1日 にも放送していますね!
黒澤明は山本周五郎『日々平安』を元に脚本を書かれたらしいですが、これが映画と、全く違った剣豪不在の小説だったのも面白いなよ思いました。
>脚本が同じですから歌舞伎の演目を見るような感じですね。
なるほどですね!
>黒澤版は高1の時でしたが、・・・
へーっ!相変わらず映画少年であったことが分かります。
その決闘シーンは森田芳光版は変えていますね。
ちょっと意外な気もしました。
私は佐藤健くんの『るろうに剣心』が好きなんですよね~。
ま、こっちは原作が漫画ですが。
1962年の黒澤明監督版には9人の若侍の脇役の中に加山雄三と田中邦衛も出ています。