小父さんから

ミーハー小父さんの落書き帳

映画『翼よ! あれが巴里の灯だ』(he Spirit of St. Louis1957年 アメリカ)/ BSプレミアムシネマ

2020年06月04日 | 映画
あらすじ
映画はリンドバーグの歴史的な飛行の前夜から始まり、いくつものフラッシュバックによって、1923年の初めての単独飛行で始まる彼の飛行キャリアを物語る。曲技飛行団での日々、陸軍での飛行訓練、飛行教官・郵便機パイロットとしての飛行、不調に終わったコロンビア航空社からのベランカ機購入交渉、セントルイス商工会議所からの資金援助の獲得、スピリットオブセントルイス号の設計と製作、等々である。

困難な離陸のあと、リンドバーグは睡眠不足や機体の着氷と戦い、推測航法で苦闘する。・・・飛行中に操縦席に入り込んだ蠅や、天井のコンパスを見るために見物の少女から貰い受けた鏡のエピソードも有名である。そしてついにアイルランドのディングル湾で陸地にたどりつき、プリマス上空を飛んでイギリス海峡を横断、英雄の歓迎に沸くパリのル・ブルジェ空港に到着する。~wiki

  

 The Spirit of St. Louis (1957) – Takeoff From Roosevelt Field

  
 随分以前にもボーっと観たことがあったが、今日は超面白かったな!ビリー・ワイルダー監督と主演のジェームズ・ステュアートしか知らないのだが、ユーモアに富んだ描き方は、山田洋次監督を思い出してしまった(笑)。それにしても、長い飛行時間中のリンドバーグ役のジェームズ・ステュアートの名演には見入ってしまう。次々に出て来るアメリカ、カナダ、アイルランドなどの地名をgoogle mapで追いかけながら楽しみもした。航空機の歴史を見ているようで、よくもまあここまで作られたな~と感心していたらwikiには当初予算の2倍以上という莫大な制作費による興行上の失敗について、さまざまな評価を受けたともある。こんな素晴らしい作品は日米共々、そうそう創ることが出来ないのではないだろうか、と言ったら叱られるかな?(笑)
コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (ree)
2020-06-05 05:24:00
へぇ、こんな映画があるんですね~。
小父さん、沢山観ていますね。

うわ、制作費オーバーと興行が悪かったとは!!
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reeさんへ (小父さん)
2020-06-05 17:55:18
これはニコちゃんやチャー君が観ても面白いと思いますよ。

撮影用としてスピリットオブセントルイス号の複製が3機製作されたんだって。

興行上の失敗はさておいて、『タイム』誌は1957年に「ステュアートは、48歳の若者として、その俳優としてのすべてを投じて、全世界がその時に何を感じたかを間断なく観客に示すことに成功している。リンドバーグの飛行が、単なる飛行機狂の若者の無鉄砲な冒険などでなく、一人の勇者が、それまでのすべての進歩と同じく、全人類に対して新たな可能性を証明した魂の旅であったことを。」

騙されたと思って是非観てください!(笑)
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