横濱kabitanの、あれこれ話

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手塚関連

2008年10月06日 03時20分39秒 | 手塚大先生
●【杉並アニメミュージアム、「横山隆一 手塚治虫 二人展」(アニメアニメ-8/11)】
『第15回目の企画展として、8月26日~11月24日まで。
 今回の展示は「私(鈴木伸一・館長)が案内する」という館長プロデュースで、≪横山隆一記念まんが館≫からは「インスタント・ヒストリー(ヒストリー・カレンダー)」を始めおとぎプロ・アニメ資料を、≪虫プロダクション≫からは「鉄腕アトム」のトキワ荘仲間が結成したスタジオゼロが手掛けた迷作・第34話「ミドロが沼」も含む資料が展示され、ミニシアターでは手塚アニメの名作から殆ど見られないおとぎプロ作品まで上映。また、9月27日には藤子不二雄A氏を招き館長との「横山・手塚両氏は、自分たちにとってどういう存在だったのか」という、かなりプライベートなトークショー。10月25日(13時~)には手塚プロダクション所属アニメーターによる、お絵描きワークショップの2企画も。
 横山氏はマンガ「フクちゃん」で≪近代日本マンガの創始者≫として知られる一方、個人的にアニメ製作所(おとぎプロ)も創立。1961年には、日本初のTVアニメシリーズ「インスタント・ヒストリー」という1分ほどのモノを制作。手塚氏とは、尊敬しあい交流を重ねる間柄でもある。鈴木館長も、お二人との仕事での交流があるという、稀有(けう)な方である』
●【手塚治虫の未完成遺作「森の伝説」、長男・眞(まこと)氏が完成へ(アニメアニメ-8/13)】
『「森の伝説」は1987年に製作開始、全4楽章中第1・4楽章を完成するが2年後に他界。その為、≪未完の大作≫として今世に残る事に。
 内容はチャイコフスキー//交響曲第4番「ある森の伝説」にのって展開する、手塚流「ファンタジア」といった作品。手塚氏は、晩年、熱意を持って造られた≪実験アニメ≫としては大作。作調も、尊敬し続けたウォルトディズニーに似せつつも現代風(制作当時の)に変化していく、アニメ発達史として描かれつつ手塚アニメの集大成も呼ばれ2003年に映画用巨大画面版が制作。
 眞氏も映像作家で、アニメ制作には2004年から2年間日テレでTVシリーズとして「B.J」が放送されている。しかし、自作作品に関しては殆ど批評聞かれず知名度も?それに、作家よりも≪著作物後継人≫というイメージが先立つ人物像が際立つ。
 当の本人のブログでは、
≪うまく行けば、2代で作ったアニメになるので、あるイミで珍しい作品になるだろう≫
と、息巻くが製作所とスタッフは「今後決定」という何とも頼りないというが大丈夫なのかと思ってしまう、船出である』
       ~私見~
 しかし、誰かがやらなければ完成しませんが未完成部分は逆に≪新作≫にして若手作家のオマージュ(敬意)群としてもいいのでは?
 1990年代からのオマージュ的リメイク作品はハズレも多々ある中、秀作も多く生まれてきていますのでこうした未完の遺作を使い、若手作家達に大いなる挑戦を・・・。


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