2011.11.04(金)
おタケさんの中辺路歩き第一部を終えて
小広で待ち合わせたのは
ふとしたこと(確か、みけさんのブログを通じてかな?)でブログ友になって頂いた
熊野の道案内人マリンさん
8:30までに継桜からここ小広まで歩き終えて旧道のトイレの前で待つようにとのこと
トイレを済ませこの先へと続く熊瀬川王子への道を確認していると
本宮方向から一台の車が登ってきました
一目でマリンさんと判りました
ブログの写真そのものですもの~~
「「初めまして、おタケと申します、今日は遠路ありがとうございます」」
と自己紹介をして
さっさと助手席に滑り込みます
恐らくワタシの辞書には遠慮という言葉は載っていないのだと思います
串本から、わざわざ今日のワタシの熊野三山巡りの案内に来てくださいました
早速、車は国道311号線を熊野本宮大社へと向かいます
国道はこの先は大した被害も無くスムーズに走れます
湯の峰温泉街を通って先ずは大斎原に到着
あの明治の大水害でここにあった本宮大社も流されてしまった地
本来の聖地へと足を踏み入れます
今回の豪雨でも水没してしまいました
でもしっかりと木々は踏ん張ってくれていました
幾多の犠牲者の御霊の鎮魂と復興を祈ります
その足で本宮大社へと赴きます
鳥居横のお店は土砂に流されてもう跡形なく取り壊されていました
トイレも使用不可です
重くなる足でマリンさんと階段を上がり
大社に御参りします
高台に遷宮しただけにこちらは何の被害もなかったようです
次に向かうのは速玉大社です、車ですから移動は早いのです
それに、マリンさん直前までタクシードライバーでしたから運転はプロ
乗っていてもとても安心です
向かう168号線沿いの熊野川
目を覆いたくなるような洪水の爪痕、とてもカメラを出す気になれません
いったいどれだけの土砂と流木を巻き込みながら暴れたのでしょう
ところどころに泥に埋もれたままの車や押し流され倒壊した家の残骸
志古の観光船乗り場や道の駅は陰もなく言葉もありません
熊野川の水は緑濁して広い河原の中央に以前とは違う流れを作っています
沈痛な面持ちでトンネルを抜けて新宮市へとやってきました
速玉大社へ御参りです
やっと青空が広がり少し暑くなってきました
新宮の町は辛うじて水害を免れ、速玉大社も駐車場が水浸しになった程度で済んだそうです
この先に、神倉神社がありますが「案内して」と言えないワタシの気持ちを察してか
マリンさんが「神倉さんはパスしますか?」と問いかけてくださり
「行ったことないの~~、行きたいです~~」と即答
えへへrrrrrrrrrr
ということで神倉神社に到着
下馬ならぬ下車して朱塗りの橋を渡り参内です
聞きしに勝る急な階段が鳥居の向こうに続いています
さすが、案内人、八咫烏マリンさん
とんとんとんと先に行ってしまいます
どこでも登りの苦手なワタシは「「結構きついなぁ~~」」と弱音を吐きながら着いて行きます
ひとしきり登ったところで目にした光景
突然、踊りだしたくなり悲鳴に近い嬌声を上げるワタシに
マリンさんは怪訝そうな顔で戸惑っています
ここでアサマリンドウとアサギマダラにコウヤボウキのコラボレーションに出会うとは
もう狂乱のワタシ
唖然としているマリンさん
地元の方々とワタシが「凄い、凄いですね!!」と話しているのを聞いて
やっと花と蝶をカメラに納めています
ま、人間十人十色、興味の度合いはそれぞれですから~~、、
なかなか歩が進みませんがやっと我に帰って
神倉神社に到着
もともとここが熊野速玉大社の元宮とされ、熊野三所大神が降臨した場所とも伝えられています
ご神体は「「ごとびき岩」」とも言われている大岩です
西に少し傾きかけた日と秋の筋雲に映えます
新宮の街並みもくっきりと見えて穏やかに何事もなかったのように
熊野川は対岸の三重県との間を滔々と熊野灘へ注いでいます
この市街地を、もしもあの東北のような震災が襲ったら、、、、
どうぞそのような天変地異の起きる事がなきように、、、、
皆が挙って安心で平和に暮らせますように、、、、、、、、、、、、
その為にワタシ達は如何程の努力をしても厭わないはず、、、、、
なんだかんだと考える時間はほんの一時
感動を胸に登ってきた階段を激下ります
ここも火祭りがあり男衆が駆け下るそうですが、恐~~い!!
マリンさん、またしてもスタスタスタと下って行きます
まぁ~、四つんばいになって降りずに済みましたが、、
先程の朱塗りの橋を戻って少し左に入ったところに
神仏習合の時代には上の神倉神社の境内にあったとされる妙心寺さんがありました
熊野比丘尼たちの総本山であったようで後に公家の子女が入寺され門跡尼寺となったようです
今は訪れる人もなく廃れてひっそりと佇んでいます
マリンさんありがとううございます
以前から何度もこの地に足を運んでいるのに訪ねることが出来なかった
神倉神社に素晴らしい花園と供に迎えてくださって
これも熊野の神の思し召しと感謝いたします
ccccccc 熊野三山巡り残すは那智大社ですね ccccccc
おタケさんの中辺路歩き第一部を終えて
小広で待ち合わせたのは
ふとしたこと(確か、みけさんのブログを通じてかな?)でブログ友になって頂いた
熊野の道案内人マリンさん
8:30までに継桜からここ小広まで歩き終えて旧道のトイレの前で待つようにとのこと
トイレを済ませこの先へと続く熊瀬川王子への道を確認していると
本宮方向から一台の車が登ってきました
一目でマリンさんと判りました
ブログの写真そのものですもの~~
「「初めまして、おタケと申します、今日は遠路ありがとうございます」」
と自己紹介をして
さっさと助手席に滑り込みます
恐らくワタシの辞書には遠慮という言葉は載っていないのだと思います
串本から、わざわざ今日のワタシの熊野三山巡りの案内に来てくださいました
早速、車は国道311号線を熊野本宮大社へと向かいます
国道はこの先は大した被害も無くスムーズに走れます
湯の峰温泉街を通って先ずは大斎原に到着
あの明治の大水害でここにあった本宮大社も流されてしまった地
本来の聖地へと足を踏み入れます
今回の豪雨でも水没してしまいました
でもしっかりと木々は踏ん張ってくれていました
幾多の犠牲者の御霊の鎮魂と復興を祈ります
その足で本宮大社へと赴きます
鳥居横のお店は土砂に流されてもう跡形なく取り壊されていました
トイレも使用不可です
重くなる足でマリンさんと階段を上がり
大社に御参りします
高台に遷宮しただけにこちらは何の被害もなかったようです
次に向かうのは速玉大社です、車ですから移動は早いのです
それに、マリンさん直前までタクシードライバーでしたから運転はプロ
乗っていてもとても安心です
向かう168号線沿いの熊野川
目を覆いたくなるような洪水の爪痕、とてもカメラを出す気になれません
いったいどれだけの土砂と流木を巻き込みながら暴れたのでしょう
ところどころに泥に埋もれたままの車や押し流され倒壊した家の残骸
志古の観光船乗り場や道の駅は陰もなく言葉もありません
熊野川の水は緑濁して広い河原の中央に以前とは違う流れを作っています
沈痛な面持ちでトンネルを抜けて新宮市へとやってきました
速玉大社へ御参りです
やっと青空が広がり少し暑くなってきました
新宮の町は辛うじて水害を免れ、速玉大社も駐車場が水浸しになった程度で済んだそうです
この先に、神倉神社がありますが「案内して」と言えないワタシの気持ちを察してか
マリンさんが「神倉さんはパスしますか?」と問いかけてくださり
「行ったことないの~~、行きたいです~~」と即答
えへへrrrrrrrrrr
ということで神倉神社に到着
下馬ならぬ下車して朱塗りの橋を渡り参内です
聞きしに勝る急な階段が鳥居の向こうに続いています
さすが、案内人、八咫烏マリンさん
とんとんとんと先に行ってしまいます
どこでも登りの苦手なワタシは「「結構きついなぁ~~」」と弱音を吐きながら着いて行きます
ひとしきり登ったところで目にした光景
突然、踊りだしたくなり悲鳴に近い嬌声を上げるワタシに
マリンさんは怪訝そうな顔で戸惑っています
ここでアサマリンドウとアサギマダラにコウヤボウキのコラボレーションに出会うとは
もう狂乱のワタシ
唖然としているマリンさん
地元の方々とワタシが「凄い、凄いですね!!」と話しているのを聞いて
やっと花と蝶をカメラに納めています
ま、人間十人十色、興味の度合いはそれぞれですから~~、、
なかなか歩が進みませんがやっと我に帰って
神倉神社に到着
もともとここが熊野速玉大社の元宮とされ、熊野三所大神が降臨した場所とも伝えられています
ご神体は「「ごとびき岩」」とも言われている大岩です
西に少し傾きかけた日と秋の筋雲に映えます
新宮の街並みもくっきりと見えて穏やかに何事もなかったのように
熊野川は対岸の三重県との間を滔々と熊野灘へ注いでいます
この市街地を、もしもあの東北のような震災が襲ったら、、、、
どうぞそのような天変地異の起きる事がなきように、、、、
皆が挙って安心で平和に暮らせますように、、、、、、、、、、、、
その為にワタシ達は如何程の努力をしても厭わないはず、、、、、
なんだかんだと考える時間はほんの一時
感動を胸に登ってきた階段を激下ります
ここも火祭りがあり男衆が駆け下るそうですが、恐~~い!!
マリンさん、またしてもスタスタスタと下って行きます
まぁ~、四つんばいになって降りずに済みましたが、、
先程の朱塗りの橋を戻って少し左に入ったところに
神仏習合の時代には上の神倉神社の境内にあったとされる妙心寺さんがありました
熊野比丘尼たちの総本山であったようで後に公家の子女が入寺され門跡尼寺となったようです
今は訪れる人もなく廃れてひっそりと佇んでいます
マリンさんありがとううございます
以前から何度もこの地に足を運んでいるのに訪ねることが出来なかった
神倉神社に素晴らしい花園と供に迎えてくださって
これも熊野の神の思し召しと感謝いたします
ccccccc 熊野三山巡り残すは那智大社ですね ccccccc
照れ隠しも下手くそですが、、、真面目だけは取り柄です(笑)
だって~百聞は意見にしかず~~だったら行くしかないだろ~~となるわけです(笑)
コウヤボウキはなんでしたっけ?たまはばき?舌かみそうな古来の名前(^^;
奈良の三和明神様も背後の山全体がご神体ですがこちらはこの岩がご神体なんですね
おタケさんパワーの源はそこでしたか(笑)
アサマリンドウとコウヤボウキの写真に目が釘付けですo(^▽^o)〃
それに、「ごとびき岩」の景観にも目を奪われました。
すごい!としか言いようがありません。
ポチ
関東からではなかなか訪れるのは大変ですものね
こちらからも関東へは足が向きませんから、ごめんなさいね~
神社よりむしろ寺社が山岳修験の名残か辺鄙で急峻な地に建造されていてなお一層の伝説と謎が深まりますね
アサギマダラとアサマリンドウ、、全く想像だにしていないところで突然目の前に広がる風景にこれぞ極楽か~(おおげさやね、)と鼓舞しましたよ
マリンさんはほんとうに心から熊野を愛して止まない方でした
思い切って出掛けたことが幸運でした
渡りをすると聞いてますので南下してきたのでしょうか?
一日も早く東北も熊野も傷を癒し元気になって欲しいですね
息を切らせて登った先でこの光景に会った途端に全てが吹き飛んで
いや~!!凄すぎる~~!!でした(笑)
どうぞ、お時間作ってお出かけになってね、、
カメラも晴れるとご機嫌のようです(^^)
また新しいカメラとPCが逃げました、、、この旅と次の旅で、、(笑)
あの時はまさ吉さんに時間までに歩けて会うことが出来た感激で胸がいっぱいだったんですよ~(^^)
熊野に足が延ばせるのは何時になるやら。
何時も思うのですが昔土木工事の重機が無い時代に良くもこのような地の利が悪い場所に大きな造営を行なった事の凄さを感じます。
アサマリンドウの群生地は凄い~アサギマダラは生石高原で憶えたよ~
素敵な出会いでしたネ♪
案内してもらって、いい時間過ごせましたね~!!
ぽち
暖かいんですね・・
そらぁ~~感動しますよね^^♪
爪後、早く復興してほしいですね。
でも 行きたいところちゃんと言えてよかったですね。
めったとない機会なら いわなきゃ損です。
次は那智大社ですか、楽しみです。ぽち
未だ行けない写真を有難う。傑作
差し入れを沢山用意してたのに殆ど手を付けずでしたよ(^。^;)
ん? 既にお腹いっぱいやっただけ?
新宮の歴史は古く知らないことばかり(勉強不足)
近世においても日本の夜明けを培った土地でもあるようですね
詩人、佐藤春夫記念館も那智大社の直ぐ横にあります
早く傷癒えて多くの方に歴史に触れて日本を見直して欲しいです
新車で墓参りしたらその足、いや、タイヤで熊野三山参詣に行ってきてね~
神倉神社は、和歌山勤務の時に訪問させていただいたことがあります。火祭りで有名ですね。
太平洋に付き出した雰囲気の自然あふれる町で素晴らしい、
痛ましい被害、早い回復を祈りたいものです。
熊野の爪痕も深いようですね。
ワタシは登りでひ~ひ~と喘ぎました(^^;
下りは割りと平気になりました、山に行く前はとんでもなく高所恐怖症で大阪城の欄干にもたれられないほど、初めての大台ケ原の大蛇では足が竦みましたがね~、今では大分慣れました(^^;
去年の夏に行ったときは、何度もここを上り下りしてトレーニングしてる人がいました。
残暑の中、ごとびき岩からの景色に一瞬暑さを忘れたのが思い出されます。
良かった~~、まだ咲いててくれたんですね~
ニキさんの反応は如何でしたか(^^)
引き続きの同行案内、お疲れ様でした
三日後のニキさん同行の時には、おタケさんに教えてもらったアサマリンドウとチョウチョ・・・??
を、ニキさんに珍しいらしいから写真を撮っておきなさい^^
僕は そう言われたと・・・
一緒に撮りまくりました(*^_^*)
今回は綺麗に撮れましたよお^^
まあ、おタケさんもニキさんもガイドは必要ないし、自分も楽しみ逆に色々と教えられることも多い^^
今日でニキさん二日目同行・・?お伴・・終了です^^
神倉神社、いつも時間無くて参詣できなかったので感動でしたよ~
甚大な被害と犠牲者、一日も早く蘇り蟻の熊野詣が再開されるように、、、、
ここでこの花と蝶に迎えられるとは、、暫し乱舞~(^^)でした
本当に熊野に導かれた3日間でした
アサギマダラは結構あちこちに出没するのですね。伊吹山でその名を覚えました。
大斎原、水没したと聞きどうなっているのか心配でしたが復活してるんですね。良かった・・
至る所に災害の跡・・早く悲しみからも立ち直って全国から詣でる人が戻ってきますように・・
素敵な出会いがあって良かったですね。
お疲れ様でした、ぽち!