2013.04.30(月)
前々日の28日の勤務終了時にチェックした携帯の着信に返信すると
何と~~30日から一泊で大杉谷に行かないかとのお誘い
あ~~~何と残念なの~30日は休みだが5/1は仕事だ(--;
あ、待てよ!!
隣にいる同僚に相談すると気持ちよく代わりに出てあげるよ~~ですって!!
お~神様、お大師様~~m(^^)m
という、ありがたい同僚の応援でやってきました
大和上市駅から9:00発の定期バスに乗って大台ケ原に着いたのは11:00です
当初の天気予報に違わずキッチリ雨で名物の大台ガスに覆われています
出足から合羽を着こんできっちりとスパッツ、ザックカバーを施してスタートです
11:55 日出ケ岳の小屋で早目の昼食を済ませます
じっとしていると寒くなってきます
20分も休憩したらさっさと身支度してシャクナゲの坂を下ります
偽の木段が整備されたように思います
肝心の石楠花の花芽はがっかりするほど見当たりません
12:55 シャクナゲ平に着きましたが花芽はあまりありません
ボーイスカウトの付き添いで大杉谷への案内でガスに呑まれた隊員を救助に向かい
自らもガスの為に谷に落ちて一命を落とされた方の遭難の碑を見て下って行きます
足場は決して平易ではありません
13:40 シャクナゲ坂に来てやっと沢山の花芽の群生です
14:15 堂倉小屋まで一気に下ってきました
お花摘みして一休み
雨もどうやら止んだようですので脱ぎましょう
ここからは林道歩きの緩やかな下りです
14:30 右に進むと少しして堂倉滝への降り口ですが今日は立ち寄ってる時間がありません
以前(もう10年も昔でしょうか?)はこの滝から先へと大杉谷のハイライトの滝が続き
それはそれは素晴らしくスリルに富んだ道が七つ釜から桃の木山の小屋へと続いていたそうです
今以て通行は不能ですので大きく林道を迂回です
さて林道歩きは7㎞にも及ぶようです
まだまだガスがかかったままです
のんびりと言う訳にもいかないのですが歩く先にミツバツツジの鮮やかな紫色が広がり
果てはヒカゲツツジまでがコラボして楽しませてくれると一同撮影会になります
下るにつれて左側や前方に素晴らしい眺めが広がります
下方にはエメラルドグリーンの谷が姿を現します
岩の天然の洞窟を利用した作業休憩小屋後?を覗くとヘルメットが転がっていました
岩の間から湧き出る清水
15:15 何とか堂倉谷橋までやってきました
まだ桃の木縦道まで4.7㎞もあるんですって~
テクテクと歩いていると廃屋の宿舎のような建物がありました
16:05 沖見橋で小休止
こんな谷あいで沖見橋とはこれいかに?
答えは先に少し進んで解明
この右手に沖見高という山がありその峠への登り口がありました
きっと山頂から熊野灘が見えるのでしょうね
おや~?カーブミラーの先に何かが待ち伏せしてますよ!
16:30 林道の大きく開けたところで大杉森林の案内板を見ていると
数人の若者がこれから堂倉小屋まで行くと元気に
ワタシ達がやって来た林道を重いリュックを背負って行きました
凄くカッコイイ山が見えてますね~~
16:35 やっと桃の木縦道分岐に到着
モノレール小屋の横の細い道を山に分け入ります
山に入って暫くは植林の平坦な道が続きますがやがて激下りの道になります
時間もとっぷり17:00を過ぎて気が気ではありませんが何しろ急な下り
一時とて息つく間もありません
それでもどこ吹く風の方々はアブラちゃんを目ざとく見つけて
ほんの少し?山の幸として恵んでもらっておられます
17:30 足が疲れてきて何だか目先も霞んだ頃
目に飛び込んできた鮮やかな紫の木立
たった一株ですが大木です
見事です
またまた道を外れて撮影タイム
それでも人を寄せ付けない距離
確認はできませんがアケボノツツジだということにしておきます^^;
下りに下り危なげな橋を渡ります
すると先行した彼女が「すべるよ~~、気を付けて渡って~!!」と忠告
恐る恐る渡ります
いつまでこの下りが続くのやら
道は時々案内の先行者にはぐれると完全に迷うようなガレガレの急な下り
頭がボーっとして早く着かないかな~と半泣き状態で着いて下ります
この道を逆には絶対に~~登りたくないよ思いながら・・・・
するとそこに!石楠花が咲いていました!
ちょっと元気回復
そしたら明日歩く大杉谷への分岐までやってきてました
もう、既に限界を超えた視力はカメラのピントも合わすことができません
文字板も到着した吊り橋もブレブレです
18:05 やっと今夜の宿の小屋に到着です
小屋のご主人と従業員の女性が出迎えてくださり
先ずはお風呂へ
今夜はワタシ達5名のみの貸切です
男湯だけ沸かしてあるので女性から先にと促されて二人先にお湯を頂きます
疲れて冷えた体に熱いお湯は最高!!
シャンプー、石鹸類はご法度です
男性陣にお先に~と声掛けして暫く部屋(大部屋)で寛いでいると
男性陣もお風呂を終えて夕食です
19:00 山の小屋の食事はボリュームたっぷりで熱々
なのに何故か?
おタケさん全く食欲なく
エビフライ一つと豚カツ一切れにご飯一口が関の山
本当に申し訳ないことです
こんなことは今以て初めてです
どんな夏の暑い時期の歩き遍路でももりもり食べました
どうしたのでしょう?
お茶だけが美味しくて何杯もお代わりして早々に休んだのでした
小屋の夜は更け
夜中の1:00にトイレにライト付けて行き二度寝です
・・・・・・・・・・二日目に続く・・・・・・・・・・
だいじょうぶでっかぁ~~~
あれは、局ヶ岳でしょうか?
まぁ~普段の蓄えがあるので一日や二日は大丈夫~~だよ(笑)
だいじょうび~~(^^;
あのケーブル小屋にはガスボンベの大きなのがあったよ~
あの山、お局さんやったんですか
シャクナゲも 綺麗に咲いていましたね
お天気の悪いなか歩いて 風邪でも引いたのですか
お大事に!
私は反対側から登りたいです♪
いつか・・・
冷え込んでいて良かったですね。でないとヒルまみれになります
でも半泣き状態のぉタケさんだったなんて、かなりハードな
道中だったようですね^^;
お宿のボリュームある晩御飯もほとんど食べれないとは・・・
かなりのお疲れだったのでは^^;
ナイス!
7時間た~っぷりのロングコースでした
前夜にほとんど眠れなかったので途中から生あくびの連発でした
前日の鳥羽の藤見て歩き記事を仕上げてから、もう翌日の大杉谷へのことで頭がいっぱいになって大興奮~♪で寝不足状態で行きましたので(これ大きなナイショ・笑)最後は激下りの途中で寝てしまいそうでしたーー;
今から思い出してみると逆コースを二日かけてゆっくり歩く方が余裕があるような~
栗の木小屋に泊まって堂倉の滝を見に行くのもいいかも~
ヒルはまだ今の時期なら全く心配ないと小屋のご主人は言っておられたけどあれからもう10日も経ったから何とも??
とりあえずは無事1日目終えることが出来ました
誘ってくださった皆さんの足手まといにならなかったかと心配しております
食事より眠気が勝っていたようです